2022年10月21日

 この日先方のオファーを承諾しまして発注しました。

 そのオファーとは、US $69.99US $65にというものでした。

 発送元はスペインです。

 そしてブランドはALTAYAですが製造はバングラデシュです。

 それでも決して安価なものではありませんが、アールエーアール鈴鹿にとっては是非とも手に入れたいモデルですので思い切って購入を決めました。

 またこのところかなり力を入れて揃えてきましたMiniature Car の最後を飾るに相応しいモデルですので、この際談話コーナーのショーケースの中を整理することも兼ねまして、そのディスプレイの方法も見栄えのする最高のプランを考えたいと思います。

 これで懸念は解消しました。


 尚、この後他にも何か付け足しがありました場合には、続きは別ページにて行います。

 何故かと申しますと、このページのファイルサイズがあまりにも大きくなりまして、編集作業の能率が著しく低下したためです。

 どうかご理解願います。
 正面の上方からショーウインドーを眺めますとこんな感じです。
 ショーウインドウに設置しましたLEDテープライトバーを内側から見るとこうなります。
 それでは点灯試験を行います。
2022年11月14日

 本日やっと届きました。
 MERCEDES-BENZ 609 D Rally Assistance Vehiclesを載せてみます。

 棚面とミニカー台座のサイズ的バランスはバッチリです。
 早速中身のフォトフレームを取り出しました。

 パッケージデザインだけでなく、包装の方法やその使用資材にもセンスの良さが覗えます。
 実は私の大学時代には親友とも云える友人がいました。

 大分県別府市出身のその友人は同い年でしたが、同じ大学ではなく私が大学時代に5年間住んでおりました、東京都小平市鷹の台にキャンパスを構える武蔵野美術大学、通称武蔵美の商業デザイン科の短大に通う学生でした。

 将来は広告会社か有名企業ブランドの商品パッケージデザインのデザイナーを目指しておりました。

 卒業後は1年間商業デザインの専攻科でデザインの研鑽に励んだ後、専攻科の卒業生の先輩の誘いで老舗洋菓子大手の「ヨックモック」に入社しました。

 研修の後都内各店舗の店長を歴任し、2年後に念願の企画室に入りました。

 そのときは私も既に大学を卒業してまして、千葉県松戸市にある県立の松戸つくし養護学校に赴任しておりましたので、週末や就業後の夜などによく都内を訪れてはその友人と会って話をしたものでした。

 その際聞いた話では、都内新店舗の開設にあたって店舗の内装設計から店内ディスプレイや商品レイアウトまで多いときには4店舗も掛け持ちするなど多忙な日々が続いておりました。

 その間仕事と並行して英検一級を高校から持つその友人は、留学用にとTOEFLの資格を神田外語学院で取得し、その後ヨックモックを退社すると、渡米し希望する米国のカリフォルニア州ロサンゼルス郡パサデナのデザイン専門学校に入学し、デザインの勉強に励んでおりました。

 私は既に松戸つくし養護学校を退職して郷里の三重県に戻っていましたが、25歳のときに母の実弟である東京池袋の叔父の誘いで、ロスを訪れる機会に恵まれました。

 丁度そのころ、日本では千葉の浦安にディズニーランドがオープンした年でもありました。

 そこでその友人と連絡を取り合って、ロスで久しぶりに再会することになりました。

 友人は私の滞在していたダウンタウンの入り口にあるヒルトンホテルに、夕方自家用車で尋ねて来てくれました。

 日本に居たときは忙しくて運転免許さえ取れなかった友人でしたが、渡米してスグに米国の国際運転免許を取得したそうです。

 そしてその自家用車は、何とも友人らしい真っ赤なボディカラーのオープンカー、フィアット・スパイダーでした。

 その友人とホテルの部屋でしばし談笑した後、夕食は叔父も伴ってチャイナタウンで中華の夕食を共にし大いに語り合いました。

 いつかその友人が帰国して、また学生時代のときのように再び気軽に相まみえることを約束し別れました。

 そしてそれがその友人を見た最後でした。

 私はその後三重県の教員採用試験に合格し、地元鈴鹿市の中学校教師として務めて2年後の暮れのある日、突然大学時代の別の友人から知らせがありました。

 ロスのハイウェイで深夜水銀灯に激突して亡くなったと…

 あまりに突然の訃報に言葉もありませんでした。

 それから30数年が経ちましたが、29歳という若さで他界したその友人との数々の記憶は、未だに色褪せること無く深く私の心に刻まれています。

 つまりそれほどその友人と過ごした日々は、印象深くそして鮮烈であったのと同時に、その友人が目指していたデザイナーという職業に対する私のある種憧れのようなものがあったのは疑いようも無い事実なのです。

 その友人とは本当に気心が知れるというか、趣味や嗜好、価値観さえも共有することが出来て、後にも先にもこの友人を超える存在は残念ながら今日まで知りません。

 私が物に徹底的に拘る姿勢というのは、実はこの友人の影響も大きかったことに改めて気付かされ、今更ながら感謝したい気持ちで一杯になりました。

 我が友よ安らかに眠れ…合掌
 一見何の変哲も無いパネルバンですが、そのデザインは本当によく考えてあるなーと感心します。

 そしてなるほど当時のSWRTのメインファクトリーでした英国Prodrive社の合理的な思考がうかがえる選択だと思いました。
2018年11月23日

 この日5日前から入札しておりました、ヤフオクの商品を落札しました。

 実はこのNISSAN SUNNY 1200 GX Coupe (B110)のミニカー(白に限ります)は、ずーっと以前から所望していましたが、これまではなかなか手頃なお値段の出物が見つかりませんでした。

 この度やっとお手頃な価格設定のものが出ていましたので、即入札しました。

 幸いにも競合相手もなく、最初の入札価格のまま落札出来てホッとしました。
 '98ワールドラリーカー。

 マクレー車です。

 一目惚れで購入しました。(結構高かった)

 フランススターター社 1/43 スバルインプレッサ WRC No.3 C.マクレー/N.グリスト 1998 ラリーモンテカルロ 3位 のメーカー完成品です。

 4ライトポッドのナイトバージョンです。
 そしてフロントグリルのスリーポインテッドスターの上に、エンジンフードとフロントシールドのハチマキにあるSUBARULogoがちょっと誇らしげでもあります。

 また車両のルーフに複雑な形状の凸凹プレスが見られますが、これは広い面積の鋼板パネルの剛性を高めるために用いられる製法の一つです。
 ショーウインドーの正面やや上から見ましても、先ほど述べましたように光の漏れはご覧のようにほとんど気になりません。
 ショーウンイドーの中から見ると…
 近づいてLEDテープライトバーをスチールシェルフ越しに脇から覗き込むとこうなります。
 早速塩ビ板を追加しましたLEDテープライトバーをショーウインドーに設置しました。

 光の漏れは無くなりました。

 それとこの度新たな試みを導入しました。

 それが画面のLEDテープライトバーの上に見えます黒い立方体の存在です。
 これがその塩ビ板の切り取りました余りです。
 さていかがでしたか?

 楽しんで頂けましたか?

 最後は愛車では見向きもしない光り物まで登場してしまいました。

 ここまで一連のMiniature Carシリーズでは、このアールエーアール鈴鹿にとりましても新しい発見が数多く体験できまして本当に楽しい取り組みになりました。

 次回もどうぞご期待下さい!♪
 ガレージのメイン照明を試しに消灯してみました。

 既に日没を過ぎていましたので、全消灯すれば真っ暗ですが、ご覧の通り暗闇にショーウインドウだけが浮かび上がってます。
 最大光量です。
 ショーウインドウを正面から見てみます。

 無灯状態です。
 試しに点灯してみました。

 まぶしいほどです。
 ON/OFFスイッチ兼調光器は、目立たないようにスチールシェルフの壁側の棚の縁に、インシュロックで画像のようにしっかり固定しました。

 幸いにもコンセントはこのスグ側にあります。
 では早速設置しましょう。
 これが調光ダイアルのほぼ全開状態です。

 これだけ光量があればかなり期待出来そうですね。
 調光ダイアルをONから少し回したところです。
 ON/OFFスイッチ兼調光器とAC/DCアダプター電源プラグを接続しました。
 実際に使用するときにはこのようにガラスパネル上面に置いて使用します。
 出来上がり!
 あと少しです。
 LEDテープライトのシールの裏紙を少しづつ剥がしながら、慎重かつ丁寧にLEDテープライトをLアングルバーに貼っていきます。
 LEDテープライトをテープの表示に従いまして適切にカットします。
 金鋸で切断しました切断面をヤスリで整えまして、サンドペーパーで面取りを兼ね磨きをかけて仕上げています。
 かろうじて指が入る程度のスペースですので、上面全面の汚れを拭き取る作業は結構手間取りました。
 パッケージの中身を全部取り出しました。

 上段左から「LEDテープライト」の取扱説明書、リールに巻き取られたLEDテープライト(5m)本体
 下段左からAC110-240V 50/60HzDC12V電源アダプタープラグ、専用調光器、取り付けバックル+ネジ
 以上一式です。
 それにしましても棚が高すぎるようにも見えると思いますが、それにはちゃんと理由があります。
 なにしろ私はこの研磨作業が一番得意ですし、何よりも大好物です。
 4㎜厚以上のアクリル板を折り曲げるときには、折り曲げ位置に両面からヒーターを当てる必要があります。
 ダストカバーの製作に比べれば遥かに簡単な工作ですが油断は禁物です。

 現物のミニカー台座の奥行きから割り出しましたサイズにカットしています。

 さてこれで終わりではありません。

 最後にもうひとつ大切な作業に取り掛かりたいと思います。

 画像に写っていますのは、このために事前の11月2日にMonotaROにて購入しておりました4㎜厚の無色透明アクリル板です。

 サイズは200㎜×400㎜です。
 作業完了です。
 用意しました枚の写真をガラスパネルに挟み込んで、フレームに差し込んでいます。

 再利用しました両面テープのおかげで、不用意に写真の位置がズレる心配はありません。
 フレームからガラスパネルを取り出しました。
 前回も紹介しましたが、これが付属しています取説です。

 今回はスキャナーでスキャンしましたデータをアップしました。

 前回も述べていますが、この取説の紙面は勘弁しろよというくらいミニマムなものですので、この際画像スキャンデータをファイルしいつでも拡大表示出来るようにしました。

 但しいくら拡大出来ると云いましても、ベースとなる画像サイズが小さいので効果はあまり期待出来ません…

 それでもオリジナルの取説を見るよりは遥かに良く判ると思います。

 因みについでながらこのumbraというブランドについて少し調べました。

 本拠地はカナダのトロントで、「Umbra」とはラテン語で影という意味だそうです。

 プロダクトデザインの世界的リーダーとして国際的なデザイナーのチームが日用雑貨に創造性をもたらし、革新性(イノベーション)を原動力として国際的デザイナーチームが世界中から得たインスピレーションを元に、常にオリジナルデザインの限界に挑戦し続けています。

 このページで紹介しました私の友人も、生きていればこんな仕事をしていたかもしれません。
 それでは早速写真を収める作業に取り掛かります。
 さていよいよ本日のメインイベントに取り掛かります。

 先ほど述べておりました「後は収納する写真の問題だけですが、それはこのとき既にほぼ決定しておりました。」というのはこれのことです。

 この枚の2L判の写真は、例のPinterestの画像検索で見つけておいた幾枚かのWRC SWRT関係の画像の中から、私が最も相応しいと考えました画像を枚だけ選び出して、昨晩のうちにプリントアウトしておいたものです。
2022年11月10日

 一昨日MonotaROに注文しまして昨日届きました。
 表面です。

 この度フレームカラーをクロムにしましたのは、展示場所の関係から決定しました。

 後は収納する写真の問題だけですが、それはこのとき既にほぼ決定しておりました。
 それにしても梱包のダンボールも結構大きなサイズでしたが、中身の商品パッケージも相当の大きさです。

 ユニークなフォトフレームが特徴のumbraの商品で、前回コチラで紹介しました、PRISMAというシリーズの製品です。

 この度手に入れましたPRISMA PHOTO DISPLAYは約W483㎜×D76㎜×H229㎜とかなり大きなサイズです。

 2L判の写真を横に枚並べて展示するためにこのサイズ選びました。
 お話がかなり脇にそれてしまいましたので、そろそろ本題に戻します。

 もちろんこのMERCEDES-BENZ 609 D Rally Assistance Vehiclesのお話です。

 確かに此の所の一連のMiniature Car のコレクション熱が無ければ、ひょっとするとこのMERCEDES-BENZ 609 D Rally Assistance Vehiclesのことも無かったのかも知れません。

 そう考えるとこの度のMiniature Carコレクションの最後を飾るのがこのモデルというのも、何かの縁を感じざるを得ないと思いました。
 またその疑問の中でも、この手の所謂パネルバンも含めて商用車というのは、日本でもそうだと思いますがモデルチェンジのスパンが乗用車と違い10年くらいはざらにあります。

 このMERCEDES-BENZ T2も販売期間は約10年です。

 その間デザイナーは一体どんなことを考えているのか、次期モデルのアイデアなどはどのようなタイミングで一体いつごろから出すのだろうかなどと疑問が尽きません。

 いつかじっくり調べてみようかと思っています。
 後はイメージ通り実現させるための様々なスキルを磨き上げることに尽きるのだと思います。
 この一連のいきさつをご存じ無く初めてこれをご覧になる方は、まさかダストカバーが自作だとは思わないでしょう。
 このように徹底的に拘りを持って取り組むのは、元よりアールエーアール鈴鹿の真骨頂です。

 そしてさらにはこうして自身のWEB SITEに製作のプロセスをアップすることにより、この世知辛い世の中で細やかな物作りの喜びと大切さが、ご覧になったみなさんに一人でも多く伝わればという気持ちもあります。
 こうして自作してみまして本当に良かったと思っています。

 何が良かったかと云えば、これでこのMiniature Carは完全に私のオリジナル作品になったことです。

 あえて月並みな言い方をするなら、世界でオンリーワンだと云うことです。
 さて問題の接着作業ですが、最初はやや苦戦しましたが何とか上手く接着出来ました。

 正直に申しますと、一枚目のサイドパネルの接着のときにパネルが不用意に動いてしまいまして、上面のパネルの端の部分がはみ出した接着剤で汚れてしまいました。

 後で研磨剤を掛けて磨きましたが、あまり綺麗に拭き取れませんでした。

 まぁほとんど目立ちませんので由としましょう。
 次に両側面のパネルをカットします。
 もう一箇所も上と同様に曲げます。
 これでダストカバーの前面・上面・背面を構成するパネルの切り出しが出来ました。

 正確な寸法は忘れました。

 基本現物合わせです。
 開梱しました。
 全長:7.21m

 全幅:2.192m

 全高:2.8m

 ホイールベース:4.25m
 このMERCEDES-BENZ 609 Dというパネルバンは、正式にはMERCEDES-BENZ T2(NEW) 609 Dと呼びます。

 そして609 Dというモデルは、OM 364.906という排気量3972.02cc、ボアストロークø97.5㎜×133㎜の直列気筒直噴ディーゼルエンジンを搭載しています。

 エンジン性能は2800rpm/66kW (90ps)、1400-2200rpm/266Nmです。
 タバコ宣伝広告の廃止については当WEB SITEコチラのページで詳しく触れています。

 いずれにしましてもこのSWRTのカラーリングは、タバコ銘柄のパッケージデザインがテキストとはいえ、間違いなく当時も現在も鮮烈で目立つこと請け合いの異色のカラーリングだと思います。
 やはりこの車両を裸で展示するのはどうしても私には考えられませんでした。

 しかしこのネーム入り台座を無くしてまったく別のケースを用意するというのも全然本意ではありません。

 さてどうするかしばらくあれこれ考えました。
 この魅力的なモデルにケチを付けるつもりは毛頭ありませんが、やはり如何に専用台座付きとは云え、ダストカバーが付いていないのはどうかと思います。

 実はブリスターパックの外から拝見したときから嫌な予感はしていました。

 そこで発送元にそういう製品なのかと問い合わせたところ、残念ながらそうだという返答でした。

 それなら何か代替え案は無いか?と意見しましたところこの台座に合致するダストカバーを既製品で探すのは困難だろうという無情なお答えでした。
(ガーン💢)
 そこで冊子の内容を念入りに確認しました。

 表紙と裏表紙を除いて全14ページからなる1995年~1998年当時のFIA World Rally ChampionshipにおけるSUBARU WORLD RALLY TEAMの活躍をダイジェストで紹介しています。

 当然ながら本文は全てスペイン語です。

 そして有り難いことにこの商品であるところの、MERCEDES-BENZ 609 D Rally Assistance Vehicles を見開きページで紹介していました。

 これはとても貴重な資料だと思いましたので、全ページをスキャンしまして、PDFファイルにまとめてここに掲載することにしました。

 内容をご覧になりたい方は左の画像をクリックして下さい。
 かなりしっかりした梱包で手頃なサイズの荷物でした。
ナップやカスタマイズもこのB110で大抵のことは行いました。

 そして始業点検や洗車、ワックスがけなどは言うに及ばず、エンジンオイルの交換を始め、SUツインキャブレターのアクセルリンケージ同調調整やキャブレターのオーバーホール、ディストリビューターのディスキャップの清掃やポイントギャップ修正、点火時期調整、点火プラグの点検や交換、ファンベルト交換、ワイパー交換、果てはメカトラブルの修理からキズや凹みの板金修理などなど可能な限り殆ど自ら作業していました。

 このようにクルマのメカニズムやメンテナンスの一通りを覚えたのもこのサニー1200GXクーペでした。

 しかし当時最後まで叶わなかったのは、何分にも貧乏学生でしたのでてっちん(' ' ' ')(スチール製ホイール)からアルミホイールへ換装することでした。

 ターゲットは当時走り屋の定番だったハヤシストリート

 また初めてステッカーを貼ったのもこのクルマで、リアウインドーに小さなTOMEIのステッカーを貼っていました。

 因みに蛇足ですが、長距離ドライブの時などは、生意気にもRay-Banのサングラスやメッシュ指切りタイプのドライビング・グローブを、既にこのころから着用しておりました。笑

 こうして約2年という短い期間ではありましたが、生まれて初めてのカーライフをこれ以上無いほど、存分に楽しませてくれた素晴らしい愛車でした。

 とこれだけ書けばアールエーアール鈴鹿が、何故にこのNISSAN SUNNY 1200 GX Coupe というクルマに深く思い入れがあるのかご理解頂けると思います。

 さぁて、ご対面 本当にやっと手に入った喜びと、懐かしい思いで一杯になりました。

 何故このサニー1200GXクーペに拘るかと申しますと、アールエーアール鈴鹿の愛車プロフィールでも述べていますように、このクルマが一番最初の愛車だったからです。

 ボディカラーもこれと同じホワイトで、フロントフェンダーからリアフェンダーまで伸びた二本の純正ピンストライプ(濃紺色)も当時を思い起こさせます。

 確かアールエーアール鈴鹿が生まれて初めてクルマを購入するために訪れたのは、当時中古車販売店が数多く軒を連ねていた、東大和市辺りの新青梅街道沿いだったと思います。

 1回目の大学3年生(笑)の年を越した3月のある日、運転免許を取得したら即乗り出せるように、府中免許試験場から戻ってスグにクルマの購入手続きを開始しました。

 まず意中のクルマが無いか探しに、大学のある西部新宿拝島線玉川上水駅から一駅手前の東大和市駅で下車し、新青梅街道まで歩いて出まして物色しました。

 そしてあるお店の屋外展示車で最初に私が目を留めたのは、オレンジのボディカラーが目にも鮮やかな、三菱コルト ギャランGS AⅡ2ドアハードトップクーペでした。

 特に開放的なハードトップスタイルが、若者にはとても魅力的に映ったのでしょう。

 すると若いお店の従業員の方(気のいい兄ちゃんと言った方がピッタリかな)が、そんな私に気付いて事務所から出てきて声を掛けてきました。

 どうせ同じ価格で購入するならコチラの方が断然いいと薦めてくださったのが、白のボディカラーに濃紺の純正ピンストライプを身にまとったNISSAN SUNNY 1200 GX Coupe だったのです。

 お兄さんが私に勧めて下さったサニー1200GXクーペは、1973年製(最終型)でしたから、このとき既にほぼ5年落ちのモデルでした。(検年付30万円)

 確か店頭に置いていたギャランより年式は1年新しかったと思います。

 そしてこの従業員のお兄さんが本当にクルマ好きらしく、サニー1200GXクーペの良さを一通り語ってから、私を助手席(この時点でまだ運転免許証を持っていません)に乗せてお店の裏の道路をたっぷりと試走してくれました。

 しかも腕に覚えがあったのでしょうね、これがまた実に胸のすくようなドライビングを披露してくれたのです。

 私の目にはそんな彼がとても格好良く映っていました。笑

 何しろこの当時はまだクルマに関してはまるっきりの素人で初心者でしたから、この瞬間にサニー1200GXクーペの走りにも完全に魅了されていました。

 そして、あまりにも熱心に勧める従業員のお兄さんの意気に感じたのか、ついに購入を決めました。

 今思い返してもこのクルマとの出会いは、私にとって本当に幸運だったと思っています。

 後に当時私のクルマの師匠とも言えるお友達から、A12エンジンの素晴らしさ、名車サニーGXクーペについての様々なウンチクを聞くことになるわけですが、いずれにしてもこうして若葉マークの愛車を手に入れたわけです。

 このサニー1200GXクーペは、その後就職するまでの約2年間、存分に乗り回しました。

 この愛車の運転で最もよく覚えているのは、年に2回ほど帰郷するのですが、東名高速を飛ばしているとき、エンジン回転数が6,800回転を超えてレッドゾーンに突入すると聞こえてくる、まるでツインカムエンジンのような高音の「~ん」という、官能的とも言える何とも耳に心地の良い響きです。

 俗に言う「カムに乗る」とでも申しましょうか、実際この音が聞こえると、これがただのプッシュロッド式ターンフローのOHVエンジンかと思えるほど鋭いスロットルレスポンスを見せてくれるのでした。

 またフロントマクファーソンストラットのインナーカートリッジ式ショックアブソーバーを、当時日本に上陸したてのオランダ製のKONIに交換した時には、ショックアブソーバーの性能如何でこれほどドライバビリティが向上するのかと、目からうろこの体験をしたことも昨日のことのように今でもハッキリと覚えています。

 当時KONIのショックを組んで下さったShopは、私の住んでいた小平市から五日市街道を上った吉祥寺か三鷹あたりの道路沿いにあったのですが、その行きと帰りのクルマの動きがまるで別物だったのです。

 具体的に言いますと、五日市街道というのは、当時かなり路面の傷みが酷くて、特に道路の継ぎ目の凸凹が半端じゃなかったんですね。

 片やノーマルの愛車のショックアブソーバーは、中古ということもあってその性能は推して知るべしで、この日もShopに着くまではいつもどおり路面の継ぎ目の凸凹を拾うわで、ドタンバタンと乗り心地も何もあったものではありません。

 ところがKONIをインストールしての帰路は、まったく別のクルマに乗り換えたかのような乗り心地だったのです。

 何よりも継ぎ目を拾ってドタバタと、突き上げの衝撃だけで無く、本当に耳やかましかったサスペンションが、「トトン…ストトン…」 と耳にも心地よく、まるで羽でも生えたかのような滑らかで軽やかな足に変貌していましたから、そのときの感動といったら…

 これも生涯忘れられません。笑

 さらにその後、現在のスポーツタイヤの先駆けとなったヨコハマアドバンHFに履き替えたりもしました。

 また、電装系は純正イグニッションコイルをボッシュ製やマレリー製に交換したり、純正プラグコードを永井電子機器よりリリースされたばかりのULTRAシリコーンプラグコードにも交換しました。

 その他にもステアリングホイールをアバルトに換装したり、純正オルガンペダル式アクセルペダルを市販パーツで吊り下げ式に改造したり、FRP製フロントエアダムスカートを取り付けたりと、クルマのチューン
 上の2枚の画像は、2018年に名車再生クラブがレストアを発表した、1972年式の「日産サニー1200クーペGX-5 特殊ツーリングカー(TS)仕様」。
 レース用のオプションが満載された、当時の日産のモータースポーツ&販促活動の様子を今日に伝える貴重な1台です。
 詳しく知りたい方は是非コチラへどうぞ。
 ご覧のように、とても丁寧でしっかりとした梱包でしたので安心しました。
 エアーキャップだけでなく、ケースの保護も兼ねた脱落防止でしょうか、ラップまで巻いてくださってます。

 こういう心配りがありがたいです。♪

 このMiniature CarMMPEBBROという日本のブランドからリリースされました。
 消灯すると…
 上からLEDテープライトバー全体を眺めるとこうなります。
 これが正面左端の部分です。

 光が漏れて居るでは無いかとお叱りを受けそうですが、これはショーウインドーの正面から見た場合にはほとんど見えませんので大丈夫。
 これも上と同じストッパーです。

 LEDテープライトバーの中央部分を固定しています。
 既にお判りかと思いますが、LEDテープライトバーのストッパーです。

 ご覧の通りスチールシェルフの棚のバーと、LEDテープライトバーの間に挟み込んでいます。

 目的はLEDテープライトバーの固定と、ショーケースのガラス面に密着させることです。
 中程度の光量です。
 続きましてLEDテープライトの長さを決定するために、最適な切断箇所を確認しました。
 1mのLアングルバーは長過ぎます。
 早速作業に取り掛かりました。

 そのためにはまずこのショーウインドウの上面、ガラスパネルに溜まった埃と汚れを綺麗に拭き取る必要があります。
 パッケージを開きました。
 それがつまりこういうことです。

 私にとっては例え空き箱でも単なるゴミでは無いということがこれでお解りいただけましたか。
2022年11月8日

 上記のPRISMAを注文しました同じ日にこれも注文しました。

 樹脂製収納ボックスです。

 収納場所の高さに合わせてこれに決めました。

 後は比較的安価でしたので…個購入しました。
 そこにはハッキリしたアールエーアール鈴鹿の意思と意味があります。

 一体どのような意思と意味が働いているのかと申しますと、確かにカバーの接合部のようにカバー下辺もしっかり加工し辺の高さを揃えて磨きを掛けた方が、より見栄えも良くなるのは解りきっています。

 しかし敢えて無加工にしましたのは見栄えの良さよりも、もっと根本的な機能性とか必要以上に手を入れすぎていない素性の良さとかを考えて下されば幸いです。

 つまりそれがこの自作ダストカバーに込めたアールエーアール鈴鹿の確固たる意思と意味です。
 ここまでとても多くの画像を少しづつアングルを変えて紹介しておりますが、もっとも注目していただきたいのは自作無色透明アクリル板加工のダストカバーです。

 特によくご覧頂きたいのが、ダストカバーの一番下の部分なのですが…。

 どういうことかと申しますと、実はこのダストカバーの製作で唯一まったく加工していない箇所が、この下辺部分なのがお判りいただけるでしょうか。
 ご覧の通り()))シンボルマークがでっかくワンポイントでサイドパネルのど真ん中にある方が、やはりアクセントとして効果的でもありますし、バランスも取れてスッキリしたデザインに見えますね。
 例えばドアミラーやルーフ右側両サイドに設置された投光器などの小さなパーツのモールドも、相当リアルに再現されていますし、コックピットの内装やダッシュボードの表現も豊かだと思います。

 特にコックピットは、特大のフロントシールドを透して外部から丸見えですので、かなり拘って造り込まれていると感じました。
 まずダストカバー製作に必要なサイズをカットしました。

 因みにMERCEDES-BENZ 609 D Rally Assistance Vehiclesモデルの台座の寸法から、必要サイズを割り出しています。
2022年11月7日

 昨日届きました。
 人によって好き嫌いや賛否は色々あるかと思いますが、私は今でもこのカラーリングが大好きです。

 そしてWRCにおいて一時期を象徴する真に王者のカラーリングだったのです。
 裏面にはイタリア、ポーランド、イギリス、スペイン、ポルトガル、フランス、ドイツ、チェコスロバキア、ハンガリーと9カ国語で、それぞれの販売元とその住所が記載されています。

 因みにチェコスロバキアは1993年に解体され現在はチェコ共和国とスロバキア共和国になっています。

 またMERCEDES-BENZの認証を示すシールも貼られています。

 当然ながらシールは所謂模造品防止対策のため再利用不可のものが使われていました。
 これだけ立派なモデルであるにもかかわらず、ちょっとチープなブリスターパック入りというのは些か興醒めな感は否めません。
 早速梱包を開けますと最初に目に付いたのは中身に被せるように覆っていた何やら見覚えのある冊子のようなものでした。
2022年11月4日

 すると大方の予想を覆しまして、本日無事に到着しました。

 発注から到着までおよそ2週間ということになります。
 当初到着予定は11月10日から27日とかなり日数が掛かりそうでした。

 トラッキングリポートも結構大雑把でしたので、この際ジタバタしても仕方が無いと気長に到着を待つことにしました。
2018年11月25日

 落札が決まり、早速出品者の方との必要なやりとりを経て、本日無事に商品が到着しました。

 なんとモノタロウの梱包箱でしたので、思わず笑ってしまいました。

 長さを決めるために現物合わせでカット分の長さを測ります。

 約130㎜です。
2014年4月4日

 昨年の7月9日にKID BOXというShopからリリースされるという情報を得て、早々に予約注文をしました。

 しかしその後、Shopからの注文確認メールが届くことも無く、ただ月日が過ぎていく間ついには年も越してしまい、もう半ば諦めて注文したことさえ忘れていました。


 ところがついこの間3月27日に、突然予約商品入荷のメールがShopから届きました。

 Shopからは、"特にご希望がございませんでしたら、当店指定の配送業者により【43日】以降
順次発送させていただきます"という内容でした。


 そして、本日無事にコレが届きました。

 そういえばまだ取ってあったはずだとふと思い出しまして、ちょっと探しましたら案の定ちゃんとありました。♪
 ここでちょこっと紹介するのは勿体ないので、改めてページを起こすことにしました。笑
 コチラにてご覧下さい!
 我が友の名誉のためこの画像をアップしておきます。
 これは何かと申しますと
197510月に実施された私の母校国立音楽大学の芸術祭(一般に文化祭とよばれるもので我が校においてはこう呼ぶ)の1回生実行委員だった私が友にポスター製作を依頼し出来上がったその原版です。
 素人の私が言うのも恐縮ですが、シックな構図やデザインは友の秀逸な才能とセンスを語るには充分だと思います。
 もちろんこの年の芸術祭のポスターとして印刷配布されとても好評で依頼した私も鼻が高かったことを覚えています。
 またこの年の芸術祭を最後に、次年度からは国立キャンパスから玉川上水新キャンパスに移行しての開催となりました。
ウェブ アニメーター
ウェブ アニメーター
ウェブ アニメーター
ウェブ アニメーター
ウェブ アニメーター







 
 正直に申しますと私などは見慣れていますから違和感はありませんが、やはり()))マークより(555の方が絶対にイイと思うのは、決して私だけでは無いと思います。

 因みに(555のトレードマークについての詳しい解説はコチラのページにてご覧下さい。
 一番下の画像は本ページの冒頭でも紹介しています、に参加した際、私自身が撮影した画像です。
ウェブ アニメーター
ウェブ アニメーター
ウェブ アニメーター
 老舗洋菓子大手のヨックモック青山本店。
 当時は何度も訪れました。
 この本店で食べたケーキは本当に美味しかった。
ウェブ アニメーター
2022年11月8日

 上記の自作ダストカバーを製作しました翌日に、こんなものを注文しました。

 どこかでご覧になった方もいらっしゃるかも知れません。

 その通りで、以前にもコチラで購入し使用しています。

 ただし以前購入しましたものとはカラーもサイズも全然違います。

 今回注文しましたものは、サイズもかなり大きなものでカラーも前回のブラスとはまったく雰囲気の異なるクロムを選択しました。

 価格もそれなりに高価なものになりました。
 これで談話コーナー正面ショーウインドーに、魅力あるコンテンツが新たにまたひとつ加わりました。

 そして一連のMiniature Car熱にもようやくピリオドが打てそうです。
 そしてまたここでも嬉しい偶然が重なりました。

 それは画面に向かいまして前列右の SUBARU IMPREZA WRC Group A 1995 MiniCarは、まさに背後の写真に写っている車両そのものだからです。
 そしてもう一つの理由は、このように前に居並ぶミニカーたちを避けた上で、MERCEDES-BENZ 609 D Rally Assistance Vehiclesを目一杯引き立たせるためです。

 この通りその狙いは完璧に果たされました。
 以上で作業は終わりましたので、取りあえず水準器を当てて棚面の水平度をチェックしました。

 前後左右ともに許容範囲で合格です。
 この度の一連のミニカー展示に関わるアクリル板の加工工作の中で最も入念に研磨作業をしました。

 それだけ仕上げに手間を掛けて見た目にも美しくしたいと云うことです。
 要するに初挑戦の素人工作にしては上出来だと云うことです。
㊲METALSISTEM スチール棚設置
 そして既製品を購入してありのままに展示するだけの行為と比べれば、何よりも達成感と満足感が段違いです。

 しかもこれはただの装飾品では無く実用的なカスタマイズです。
 ショーウインドー上面をやや背後から見ると…
 その黒い立方体の正体がコレです。

 何かと申しますと、今を去ること10数年前にこんな作業を実施しました際に必要になりまして、近所のカーマホームセンターで購入しました硬質ネオプレンゴムの板です。

 これをカッターナイフで切り出したのが立方体の正体です。

 こんなものでも絶対に捨てないのがアールエーアール鈴鹿です。
 何かと申しますと、アクリルアイというNetShopに11月15日に注文しておりました塩ビ板です。

 サイズは1㎜厚×3㎜×1000㎜のアイボリーカラーです。

  何故こんなものを購入したかと申しますと、前回自作しましたLEDテープライトバーLアングルアルミバーの幅が足りなくて、貼り付けたLEDテープライトが1㎜程度接着面からはみ出していました。

 その結果LEDテープライトを点灯した際に、光が外側に漏れ出てしまうことが確認出来ました。

 それを防止するためにはみ出したテープライトの1㎜部分に3㎜幅の塩ビ板を貼り付け.ることで、足らなかったLアングルバーの接着面の幅を補うことにしました。
2022年11月17日

 大変申し訳ありません!

 まだ終わってませんでした。

 コレが本日届きました。
 どうにか綺麗になりました。
 購入してしまってからでは後の祭りですね。
 この程度のものなら近所のカーマホームセンターで購入した方が遥かに安く付いたと思います。

 商品自体はとても安価なのですが、送料と梱包手数料がが高くて後悔しました。

2022年11月11日

  10日に注文しましたときは、LEDテープライトを直接ショーウインドー内に貼り付けるつもりでしたが、それでは配線の取り出しに問題がありましたので、一計を案じましてこのアルミ アングル バー(1m)を購入しました。
 取扱説明書はスキャンデータを編集し、PDFファイルとして保管しました。

 ご覧になりたい場合は左画像をクリックして下さい。
 なかなかオサレな感じのパッケージです。
 早速開梱しました。
2022年11月11日

 何と翌日には届きました。
2022年11月10日

 これが先ほど予告していましたサプライズです。

 左のスクショをご覧になれば一目瞭然でしょう。

 上で紹介しました談話コーナーショーケースのシンディスプレイが完成しました翌日に注文しました。
 しかしこれで終わったわけではありません。

 ここにもまだ後ひとつサプライズを準備中ですのでどうかお楽しみに♪
 理由のひとつはこのようにPRISMA PHOTO DISPLAYとのコンビネーションを考えた結果です。
 見た目の安定感も申し分ありません。
 完成しました。

 とても美しいディスプレイスタンドになりました。

 もうお判りだと思いますが、アールエーアール鈴鹿は根っからの職人気質です。

 中学一年生の最初の懇談会の後、母親から私のクラス担任の先生に「息子さんは昔気質のようなところがある」と云われたと聞かされたことがありました。

 そのとき私はなんだか褒められているようで、悪い気はしなかったことを今でもハッキリ覚えています。
 この厚さ4㎜のアクリル製ディスプレイスタンドは、断面がよく目立ちますので、専用研磨材を使用しまして丹念に磨きを掛けました。
 お約束のサンドペーパー掛けです。

 特にアクリルカッターによる切断面は念入りに研磨しまして全体を平滑にします。
 高さを決定する折り曲げ位置を決定しました。

 高さは90㎜です。
  何を製作するかと申しますと、MERCEDES-BENZ 609 D Rally Assistance Vehiclesを展示するためのディスプレイスタンドです。

 展示物がやや大きめで重さもあるため、4㎜厚のアクリル板でガッチリと安定感のあるスタンドにしたいと考えています。
 こんな感じです。

 前回のPRISMA PHOTO DISPLAY と比べますと、写真とフレームの間隔が広いので、ガラスパネルを透して見えておりますワイヤーの造形がさらにしっかりと確認出来ますので、このフォトフレームの特徴がより前面に出ていると思います。
 取り外していましたゴム製ガラスストッパーを元に戻しまして、ガラスパネルをしっかり固定します。
 サンプルのフォトカードが3枚両面接着テープで留めてありましたので、左右両側の両面テープはガラス面に残して再利用することにしました。

 そして真ん中の両面テープだけしっかり剥がしました。
 勝手知ったる我が家ではありませんが、作業手順はわざわざ取説を確認するまでも無く、既に経験済みですので何の問題もありません。

 早速ゴム製のガラスパネルストッパーを全て取り外します。

 ゴム製ストッパーは全部で個あります。

 フレーム上下辺にそれぞれ個づつと、ガラスパネル取り出し辺の反対側に個付いていました。
 ガラス保護用のダンボールシートを取り外しました。

 もう既にお馴染みのプリズムをイメージさせる幾何学的ワイヤー構造のユニークなフレームです。
 まずはPRISMA PHOTO DISPLAYの展示面に枚の写真を仮に並べてみて、レイアウトのバランスと位置を確認しました。
 SWRT関係のSUBARUの競技車両の画像は掃いて捨てるほど出てきますが、ことサポートビークルが写っている画像は圧倒的に少ないのが良く判りました。
 枚とも2L判のサイズにカット出来ました。

 ところでこの2枚の画像と、他にもSWRT関係の画像をPinterestを探し回りまして、やっと何とか見つけました貴重な画像をここに紹介したいと思います。

 どのような観点で探したかと申しますと、チームサポートビークルがなるべく大きく鮮明に写っている画像というのがポイントです。


  但し画像が鮮明で比較的サイズの大きいものは、残念ながら僅かしかありませんでした。

 残念ながら2L判の写真用紙は用意がありませんでした。

 しかしA4判の写真用紙が余っていましたので少し勿体ないのですがそれにプリントアウトしました。

 従いましてこれから2L判にカットします。
 これでまたひとつ片付きました。
 そしてもうひとつ、「これを機会に」というのが、この談話コーナーのショーケース内に無造作に置いてありました、ミニカーの空箱や、SUBARU関連グッズなどを片付けて、ここにある一定のスペースを確保する必要に迫られたからです。

 但し私は昔から簡単に物を捨てることが出来ないタチでして、今回の場合もここに置いておけないものも、ちゃんと整理する形で保管したいと考えました。
 それはこういうことです。

 以前からメタルシステムの棚の最下段には、これまでの様々な作業で使用しました数々の品物を、適当な梱包用段ボール箱に詰めてはこの場所に押し込んでいました。

 しかしそれですといざ以前使用したものを取り出すにも、意中のものを取り出すのに捜索が必要になったりと、しっかり管理する必要がありましたので、これを機会に整理することにしました。
 昨日届きましたこの収納ボックスを使用しまして、本日のメインイベントに取り掛かる前にどうしても済ませておきたい案件があります。
 PRISMAが姿を現しました。

 基本的に幾何学的ワイヤー構造は前回購入したものと殆ど同じです。
 この商品パッケージは前回同様、とても洒落たパッケージデザインで全体的に私の好みです。

 物に拘るアールエーアール鈴鹿は、中身のフォトフレームだけでなくパッケージにも拘ります。
2022年11月9日

 本日到着しました。

 当然フォトフレームということで、用途は写真を収めるために使用することは明らかですが、その目的はと申しますと勘の鋭い方でしたら既に本ページにて紹介しておりますMERCEDES-BENZ 609 D Rally Assistance VehiclesMiniature Car とワンセットで展示するためだとお察しの方は正解です。
 それはそうと自作ダストカバーの両サイドパネルとコの字に曲げ加工を施しました前面・上面。背面との接着部分の、特に上面4箇所にあります角の接着が上手く密着しているかどうかある方法で試しました。

 ダストカバーの接着部分を専用研磨剤で磨いた後、水流を使って残った研磨剤を洗い流しておりました際にふと気付きまして逆さにしましたダストカバーに水を貯めてみました。

 そしてそのまましばらく観察しましたが、まったく水漏れはありませんでした。

 実際にそこまでの気密性は特に必要でもありませんが、両サイドパネル上辺の各コーナーにおける工作精度の高さが実証されたと考えて下さい。
 それはつまりこういうことです。

 自作しました自慢のダストカバーをじっくり観察して頂きたいのはもちろんなのですが、それ以上にわざわざ丁寧に磨き上げて作り込んだダストカバー本体のパネル接着部の加工とは対照的に、まったくの無加工と言って良いくらい手を入れていない部分があると云うことの意味を是非考えて欲しいのです。
 そして台座にシルバーでプリントされています "MERCEDES-BENZ 609 D""Subaru Team(1993-1997)"のネームも控えめながら輝いて見えます。
 2mを優に越える堂々としたその車幅と3m近い車高そして7m越えの全長の車両は、ラリーサポートカーとして充分納得出来るサイズでありその機能と積載能力を遺憾なく発揮しました。
 こちらの助手席側のサイドボディパネルは、スライドドアの関係で()))マークをドアパネルと貨物室に分けてそれぞれひとつづつ貼っているのが特徴です。

 一方運転席側のサイドボディパネルにはさらにサイズの大きな()))マークをひとつだけ真ん中に貼っています。
 こうしてほぼ真横のアングルから見ると、自作ダストカバーと車両はサイズ的にも良好にバランスが取れていると思います。

 因みにダストカバーの高さは約90㎜です。
 それにしましてもこのMERCEDES-BENZ 609 D Rally Assistance Vehiclesのディテールを細部まで観察すればするほど、その仕上がりの良さに驚かされます。
 そういえばこのページで紹介しておりますNISSAN SUNNY 1200 GX Coupe の一番最初の同乗者は上に紹介しました友人です。

 本当に偶然ですが、そのことにはまったく気付かずに友人のことを紹介していました。

 当時は良くその友人を乗せてドライブしました。

 因みにその友人とは男性ですのでどうか誤解の無きようお願いします。
 私の蔵書にSUBARUのあの名車アルシオーネのデザインを担当された碇 穹一氏の「スバルデザイナー放浪記」というのがありますが、クルマのデザインというのは総じて華々しいものではなく結局最後は著しい妥協の産物と化していく様が生々しく描かれている一方で、デザイナーとしての誇りや拘りの物造りと夢を追い求めた著者の生き様が赤裸々に語られていました。

 そんなもの作りのプロたちの思いが、このような商用車においてはどのようなプロセスで形になるのかとても興味があります。
 またこうして具に車両を観察していますと、不思議といろいろな面で次々と疑問が湧いてきます。

 そしてそれらの疑問が解消される度に、次の瞬間車両への愛着に変わっているのが面白い程感じられます。
 ところでこうしてMERCEDES-BENZ 609 D Rally Assistance Vehiclesのモデルを上からじっくり眺めてみますと、全体的に直線基調のフォルムとは言え前方から後ろに向かってボディラインがややシェイプされているのが良く判ります。

 これはたぶん走行性能を左右します、エアロダイナミクスを取り入れているからだと考えられます。
 これを計画しました当初、アクリル板ももしも失敗したときを考えまして余裕のあるサイズで購入しましたが、それは結果危惧に終わりました。

 しかしそれはただ運が良かったと云うことではなく、事前にイメージをしっかり作り上げて、そのイメージに従ってを忠実に実行したからに他ならないと思います。
 これで大切なコレクションを埃まみれにしなくて済むことになりました。
 ダストカバーの製作作業中も頻繁にチェックしておりましたので、台座にピッタリフィットすることは既に判っていました。

 キツすぎず緩すぎず本当に丁度良いサイズになっています。
 それではMERCEDES-BENZ 609 D Rally Assistance Vehiclesのモデル台座に装着してみましょう。
 微妙に寸法のズレなどはありますが、遠目にはほとんど判別不可能だと思います。

 いずれにしましても自作にしては文句なしの出来映えだと満足しています。

 これでこの次に挑戦するときはさらにもっと完成度の高いものが作れる自信も付きました。
 接着作業の終わった自作ダストカバーは、角の部分をサンドペーパーで面取りをしまして、その後全ての角を研磨剤で磨きました。

 これで完成です。♪
 このパネルは微妙な台形ですから、現物に合わせて調整しながらながらサンドペーパーで形を整えます。
 これで出来上がりです。
 それでは切り出しましたパネルを予め引いておきました線を目安にして折り曲げます。

 折曲げの角度は直角より若干大きめにします。
 これも上の続きの作業です。
 1㎜厚のアクリル板は、余裕を見て200㎜×500㎜を購入しました。
2022年11月4日

 MERCEDES-BENZ 609 D Rally Assistance Vehiclesの到着しましたその日のうちにダストカバーの自作を決断しまして、必要な材料をMonotaROに注文しました。

 結局既製品ではムリだと判断しました。
 それでは何故競技車両に合わせて"555"が")))"なのかと申しますと、当時既にドイツを始めヨーロッパの多くの国では、タバコの宣伝広告を国内で禁止していましたので、禁止されていない国では競技車両は"555"を表示しましたが、サポートカーについては事情に応じていちいち貼り替える手間を省いたのだと思います。
 そんなサポートビークルの中でも特にSWRT(SUBARU WORLD RALLY TEAM)のこのMERCEDES-BENZ 609 Dは、当時のSWRTの競技車両とまったく同じ"555"カラーを身にまとい、1995年、1996年、1997年と3年連続マニュファクチュアータイトルを奪取するために、文字通りその偉業を支えました。
 もちろんラリーというモータースポーツも、主役は出場選手とその競技車両だと思いますが、実際に戦っているのは選手やその車両だけでなく、チームをサポートしていますメカニックやマネージャー、サポート車両、関連パーツメーカーのスタッフなどあらゆる関係者、関係車両がそれこそ人車一体になって戦っているのです。

 中でも競技車両のメンテナンスなどあらゆるマネージメントをサポートするこのようなサポートビークルは、特にラリーという競技には絶対に無くてはならない存在です。
 ところで正直に申しますとアールエーアール鈴鹿は40年近くラリーファンであり、WRCへの関心も高いと思っていましたが、このようなラリーチームサポートカーの存在にまで思い致したことはありませんでした。

 しかしこの度の一連のミニカー熱とともに、その認識を改めることにしました。
 まぁケースの件についてはしばし横におきまして、ここからはこのよく出来たMERCEDES-BENZ 609 D Rally Assistance Vehiclesについて触れていきたいと思います。
 それでも諦めきれない私は、eBayのみならずあらゆるネット情報を検索し、何とか希望するダストカバーを探しました。

 しかし結局それは適いませんでした。(ガーン💢ガーン💢)
 見事な仕上がりのモデルです。


 しかしここでとても残念なことがありました。

 それはとても素晴らしい出来のモデルですが、透明樹脂製の専用ダストカバーが付属していません。
 ブリスターパックの裏面の台紙を切り取りまして中身を取り出しました。

 ネーム付き樹脂製台座に取り付けられたMERCEDES-BENZ 609 D Rally Assistance Vehiclesです。
 では早速商品を見てみましょう。
 左の画像はこの荷物に添付していました内容証明です。
 裏表紙にAltayaのブランドネームがあることから、この商品モデルに関連する資料であろうと推察出来ました。
 無理矢理狭い梱包に詰め込まれていましたので、冊子はこのように変なクセが着いてしまってました。
 何やら見覚えのある冊子は、確かeBayの商品紹介ページの画像にあったものだと判りました。
 そして中身を取り出しますと、その冊子の上にはブリスターパックの商品が一緒にビニール袋に入れてありました。
 やはりアールエーアール鈴鹿にとっては現在のカーライフの原点ともなりました、忘れることの出来ない大切な車両ということで、この談話コーナーのショーケースの中でも最も目に付くこの場所に、購入直後からずーっと展示して参りました。

 そして決して変わることの無いアーカイブとしてこれからもここに鎮座し続けることだけは間違いありません。
2022年10月22日

 このNISSAN SUNNY 1200 GX Coupeモデルを購入してここに展示しましたのは2018年11月ですから、それから既に丸4年が経過していますが、改めてここに紹介します。

 と申しますのもここ最近Miniature Carの新規購入と展示に力を入れておりましたので、ここにNISSAN SUNNY 1200 GX Coupeを展示しておりましたことは、忘れていたというわけでは決してありませんが、特に触れることもありませんでしたので、これを機会に紹介することとしました。
 上の4枚の画像は、当時TSクラスを席巻した、レーシングドライバーでありエンジンチューナーでもあった故鈴木誠一氏と城北ライダースのメンバーが創設した、東名自動車(現東名パワード)製、通称TOMEI TUNE"マルゼン テクニカ サニー84" TSサニーです。
 もっとよく知りたい方は是非コチラへどうぞ。

 半世紀も前に造られたクルマであるにも関わらず、いまだに絶大なファンが存在するほど人気の高いのがこの日産サニー1200GXクーペというクルマです。
 つまり文字通り日本のクルマ史に残る名車であると言う意見に対して、敢えて異を唱える方はまず居ないと私アールエーアール鈴鹿は思います。
 記録達成当時のSUBARUのステッカーです。
 2枚取ってありましたが、1枚はお友達に進呈しました。
 SUBARUのメモリアルカーナンバーワンですね。
 これが初めて中古車販売店を訪れたとき、最初に私の目に留まった三菱コルト ギャラン AⅡGS 2ドアハードトップクーペです。
 コレはもっと古いです。

 かつてロードレース世界選手権に参戦していた平忠彦選手が格好良くて、また当時のYAMAHA YZRがとても魅力的なマシンでしたので、憧れもあったのでしょうね。

 何故か唯一のモーターサイクルのプラモデル(タミヤ 1/12)まで買って作ってしまいました。


 この他、クルマのプラモデルで唯一作ったものにHONDA S800がありましたが、残念ながら残っていません。

 昔はプラモデル大好き少年でしたので、結構沢山作りましたが、もっぱら第一次大戦中の複葉機、第二次大戦中の日本陸・海軍機やドイツ空軍機など軍用機ばかりでした。
 コチラは一時期、鈴鹿サーキットランドのそばにあるGrandprix Collectionというミニカーショップに入り浸っていたころ購入したものです。

 全てIMPREZAですが、1台だけ別のクルマを購入しました。

 それが、左下のオペル・カデットのラリーカーです。

 何故かというと、私はかつてISUZU ジェミニZZ-R クーペに乗っていたこともあり、兄弟車であるこのクルマを懐かしく思ってつい買ってしまいました。(笑)
 
 購入するときにツーセット揃えるか迷いましたが、お財布と相談した結果このセットだけにしました。
 コチラはあえて説明の必要はありませんね。
 真ん中のコレも忘れられないモデルです。


 SUBARUWRCで初タイトルを決めた記念すべきクルマです。

 
 次に紹介するのは、この3台です。


 両側にある2台は、三重スバル四日市店でいただいたものです。

 右側のLEGACYのメタル製置物は、先代の愛車LEGACY RS type RAを購入したときに頂きました。

 左側のグループA IMPREZAは確か1995年の初ワールドタイトルを獲得した記念だったと思います


 どちらも本体だけでしたので、私が後から木製の台を用意しました。
 コチラはS耐に出場していたPROVA FUJITSUBO IMPREZA 2006です。
 

 因みに、私の愛車に装着しているリアウイングは、コレに付いているのと同じものです。
    
 

    
 
 まず最初に紹介するのは、この2台です。
 ここからはコレクションと呼べるほどのモノではありませんが、遅ればせながら私の所蔵するミニカーを紹介します。


 現在は、このようにガレージの談話コーナーのガラスケースに収納陳列しています。
 
 下の棚には、当時のレコードを録画記録したVHSテープも列んでいます。
 早速My Garageの談話コーナーの棚にディスプレイしました。


 ちょっとこんな演出をしてみました。

 ヘヘ…♪
 この記録を引っ提げてデビューした初代LEGACYは、私にとって特別な思い入れがあるクルマです。


 また、このLEGACYはこの角度から見たボディラインが今見ても本当に魅力的です。
 ここまで忠実に再現されていると、見ていて思わず頬が緩んでしまいます。
 細部までとても精巧に造り込まれたレジンモデルです。
 本当は、リリースされた記録達成車(1号車/2号車/3号車/5号予備車)は全て欲しかったのですが、何分けっこうなお値段ですので、平均速度時速223.345㎞の一番速い記録でゴールしたこの2号車を購入しました。
 LEGACYファンならたぶん誰もがご存じの、100,000㎞世界速度記録達成車です。
 私にとって思い出深い記念すべきクルマでしたので、リリースを知ったときはなんとしても是非手に入れたいと希望していました。


 随分待たされましたが、こうして手に入れることが出来たのでとても嬉しいです。