上の10枚の画像は既にコチラのページでも紹介済みですが、2019315日に新城ラリーの会場設営の際に展示していました1998年サンレモラリー出場のマクレー車を私自身が撮影した画像です。
 通常は恵比寿の本社が所有していますが、
SUBARUのモータースポーツイベントなどで新井敏弘選手がよくデモランで使用している車両です。
 日本ではたった
台しか動態保存されていない大変貴重なSUBARU WRCモデルです。
 因みにメンテナンスはアライ・モータースポーツが担当しています。
 尚、左に紹介していますモンテカルロモデルの進化版ですが参考までにここに掲載しました。
 
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ウェブ アニメーター
 ご覧の通り下のディスプレイケースと自作ディスプレイスタンドのクリアランスが絶妙です。

 これによってショーウインドーの狭いスペースでも最大限狙い通りのパフォーマンスが期待出来そうです。

 またそれとは別の話になりますが、下のスバルインプレッサ WRC No.3 C.マクレー/N.グリスト 1998 ラリーモンテカルロ 3位 のメーカー完成品が収まったディスプレイケースの透明樹脂製ダストカバーの透明度が、上と比べてかなりくすんでいるのがハッキリと確認出来ると同時に、マクレーモデルの方が()))マークの紫外線によるダメージがさらに進行していることも良く判ります。
 しかしこのモデルにはライトポッドはありませんし、6本スポークのProdriveSpeedline製ホイールのディテールはやや甘いと感じざるを得ません。

 またホイールのゴールドカラーもやけにキラキラし過ぎていますし色調が全然違います。

 そしてイメージカラーであるWRブルーマイカの色も少し濃過ぎるかなと思います。

 一方で特徴的な()))ロゴマークの転写シールは、明らかにコチラの方が発色が良好でとても鮮やかです。

 さらにこのTrofeuモデルには精緻なモールドの無線用アンテナが付いていますが、Starterモデルには付いておりません。

 逆にStarterモデルにはしっかり再現されているボンネットピンがこのTrofeuモデルでは省かれています。

 斯様にそれぞれ一長一短はありますが、TrofeuStarter双方ともに素晴らしいMiniature Carだと思っています。
 以前から所有している1/43 SUBARU WRC MONTE CARLO 1998 No.3 C.マクレー/N.グリストを下に、この度追加購入しました1/43 メーカー完成品 SUBARU WRC MONTE CARLO NO1 1977を上に設置しました。

 少なくともここではColin Steele McRaeよりPiero Liattiが上ということです。
 これで完成です。

 曲げ加工しましたアクリル板は要所要所をサンドペーパーと研磨剤を使用しまして、ディスプレイ用に相応しい仕上げを施しているのは云うまでもありません。

 下側のディスプレイケースに対してかなりタイトなサイズのスタンドですから、出来る限りスタンド部の垂直と台座面の水平の精度をしっかりチェックしてかなり入念に製作しています。
 ディスプレイスタンドのサイズは特に奥行きは可能な限りミニカー台座に沿ったフィットサイズとしました。

 何故このようなスタンドが必要かと申しますと、2台のStarterミニカーのディスプレイケースを重ねるだけなのですが、このディスプレイケース台座の裏側も重ねることを想定した形状になっていないため、無理矢理重ねても重ねた上のディスプレイケースが不安定になってしまうためです。

 またディスプレイスタンドの奥行きをギリギリのサイズにしましたのは、ショーウインドーのディスプレイスペースに前後の余裕がまったく無いからです。
 そしてこのモデルの特徴としては、同Starterマクレー・モデルも同様ですが、何よりその存在感溢れるナイトラリー用の4連大口径ライトポッドがあります。

 そのフォルムと云い実によく出来ています。

 そして ProdriveSpeedline製の6本スポークホイールについても、これもディテール、カラー共にとても正確に再現されていると思います。

 ただ()))マークの転写シートは、紫外線によるイエローの褪色が著しいのでそれだけはとても残念です。
 当時の値札までそのままです。

 もう一台の1/43 SUBARU WRC MONTE CARLO 1998 No.3 C.マクレー/N.グリスト のStarter Minicarの紹介でも高かったと記述してましたが、記憶の限りでは確か13,000円ほどで購入したことを覚えております。

 このことはむしろプロのモデラーが一品一品丁寧に製作していた対価であったと考えて間違いないと思います。





 
 つまりマイガレージの壁面に小さいながらもそのときの優勝ポスターまで誇らしげに飾っている車両ですから、この名車を手に入れないという選択肢は私にはありませんでした。

 嬉しいことに外見から見てもパッケージはほぼ新品です。♪
 ここでもう一台紹介しておきたいミニカーがあります。

 このショーウインドーをガレージに設置する前から所有しております10台あるTrofeu(トロフュー/ポルトガル)SWRT車両5の中の1台です。
 この日早速ある一つの作業に取り掛かりました。

 厚さ2㎜の透明アクリル板を、例によって曲げ加工し専用ディスプレイスタンドを製作します。
 それにしても今回そのような貴重なモデルをなんと定価の3割足らずの価格で購入出来た訳ですから、本当にこんな幸運は滅多に無いと思います。
 しかも対応も速やかで、ご覧のようにとてもしっかりした梱包でした。
TOP
 ところでこのStarter 1/43 SUBARU WRC Monte Carlo 1998 MacRaeモデルが現在どのくらいの価値があるのかeBay USAで調べましたら、唯一この販売ページが見つかりました。
 このページによりますと
EUR 160.00(約25,154円)で販売されています。
 タイトルにはレアであると謳われています。
 因みに発送元はオランダで日本への送料は
EUR 31.80(約4,999)ですから送料込みで3万円以上掛かります。
 しかも以前は
EUR 200.00(約31,433円)で出品されていたようですから、それ相当の価値があることは間違いないと思います。
Amazonの販売ページのスクショ
 さてこれでこのショーウインドーのディスプレイもほぼ完成したと思います。

 ご覧の通りスペース的にも満杯ですので、これ以上増やすことはちょっとムリでしょうね。
 ギリギリのスペースなのがお解りになると思います。

 平面的な位置関係はほとんど変更していません。
 つまり私はかなり稀少性の高いモデルカーだと思っています。

 故に当時私が購入したときのように、1/43スケールのミニカーとしてはかなり高額なプライスタグが付けられたのだと思います。
 このような名車のモデルカーをどうして私以外だれ一人入札しなかったのか理由は定かではありませんが、わたしにとっては本当にラッキーな出来事でした。
 これがほぼ30年ほど前にGPコレクション ホビー館にて購入し既に所有している、もう1台のStarter1/43SUBARU WRC MONTE CARLOです。

 こちらのページでも紹介しているフランススターター社 1/43 スバルインプレッサ WRC No.3 C.マクレー/N.グリスト 1998 ラリーモンテカルロ 3位 のメーカー完成品です。
 さてじっくりとその内容を見定めて行きましょう。

 まずこのモデルの魅力は、キットメーカーらしいディテールへの拘りだと思います。

 そしてボディーカラーも実車をとても忠実に再現した色調になっています。
 さてご対面!

 ご覧の通りディスプレイケースの状態もとても良好で文句なしの美品だと思います。
2023年9月26日

 申し訳ありません!

 まだミニカーの収集熱は完全に収まっていませんでした。

 この日左のスクショの通りヤフオクにてコレを落札しました。
 それこそ私以外が入札しなかった理由は様々考えられますが、まずは偶々出品に気付かなかったかあるいはこのモデルを欲する人は既に所有されていると推察しました。

 他に考えられることはコリン・マクレー(有名)車じゃないから(ピエロ・リアッティ選手など知らない)、同様にどういう車なのか来歴をご存じ無い、Starterなどというキットモデルブランドを知らないか評価していないなどなど挙げれば切りがありませんが、そんなところではないでしょうか。

 一方SUBARU WRC黄金期をご存じの方でしたら、こんな貴重なモデルは無いと思うのは私だけではないでしょう。
 既に所有しているStarter 1998年モンテカルロラリーNo.3のマクレー車両モデルより明らかに状態は良好です。

 またマクレーモデルと全体的なカラーデザインなどは酷似していますが、そこはしっかりと差別化が計られています。

 特に明解なのはマクレーモデルには実車通りルーフ前方の左右に2個のルーフベンチレーターが装着されていますが、この1997年の車両にはルーフベンチレーターがありません。(それも実車通り)

 そしてそのスペースにはご覧のように()))マークが貼られています。
 さらにこちらの2枚の画像をご覧頂くとProdrive Speedline 6スポークワンピースホイールのディテールがハッキリと確認出来ます。
 またその色調は間違ってもピカピカのゴールドカラーなどでは無くブロンズカラーに近いことが良く判ると思います。
 また後にライトポッドもこの画像のような形状に進化しています。
 尚
、Prodrive Speedline 6スポークワンピースホイールには特に変更はありません。
 この画像はモンテカルロラリーの車両ではありませんが、4連ライトポッドの形状がとても良く判ります。
 Colin McRae で検索すれば人物もレースカーも画像に困ることなどありませんが、Piero LiattiPinterestで探しても悲しいほど少ないです。
 一番上と下から5枚の画像は
Pinterestで見つけましたが、真ん中の5枚はeWRCサイトで辛うじて見つかりました。
 因みに上から4枚の画像は
MONTE CARLO 1998の画像でその下の5枚がMONTE CARLO 1997の画像ですが、いずれの画像もMONTE CARLO RallyにおけるPiero Liattiの勇姿です。
 そのサンレモラリー1998におけるColin MacRae車の勇姿です。
 そしてこのSUBARU WRCをドライブし1997WRC開幕戦モンテカルロラリーで、見事デビューウィンを飾ったのは、こちらのページでも紹介しています、ターマックスペシャリストのドライバー、ピエロ・リアッティ(Piero Liatti/伊・ビエッラ)選手と、かつてグループBアウディが無敵を誇っていたころミシェル・ムートン選手のコ・ドライバーも務めていた、コ・ドライバーのファブリツィア・ポンス(Fabrizia Pons/伊・トリノ)選手です。

 因みにSUBARU Impreza GC8 WEC 1997 (S5) 車両全般についての詳細な性能諸元や戦績などはコチラのページをご覧下さい。
 実は30年前に私がGPコレクションで購入しましたときには、このようなパッケージに入っていた記憶がほぼありません。

 ひょっとするとただ失念しているだけなのかもしれません。

 また当時はStarterというブランドも全然知らず、ただとてもハンドメイドっぽいミニカーだなとは感じておりました。
 そこでさらに深掘りしようと同ミニカーを調査しましたら、このように発送元が英国の出品もありました。
 価格は日本発のものよりは少し安いかなという程度ですが、これで大体市場における相場が明らかになりました。
 それがこのスクショですが、提示された商品価格に送料を足せば上記のAmazonのものとほぼ同価格です。
 これがなんと発送元は
KUM'S JAPANという日本のShopでした。
 
Shopの紹介を見るとおもちゃやモデルカーなどの販売を専門とする小売りおよび電子商取引プロバイダーとなっています。
 
Amazonの"おもちゃのだいなまいと"と云う埼玉県の業者と被る部分が多いと思いますが、同一業者であるとは一概に言えないと思います。
 それにしても日本の国内で送料が
4,026円と云うのは些か高過ぎますね。
 試しにeBay USAで同じTrofeuの出品物がないか探してみました。
 するととても興味深いことが判りました。
 このミニカーも今回購入しましたStarter1/43 メーカー完成品 SUBARU WRC MONTE CARLO NO1 1977と完全に同じ1997年モンテカルロラリー優勝車です。

 ご覧の通りこのTrofeuモデルもStarterモデルに負けず劣らず仕上がりの良いMiniature Carだと思います。

 尚、後日右側のスクショにあるようにAmazonでこれとまったく同じTrofeuMinicarが、こんな高額で売り出されているのを見つけて本当に驚きました。

 もちろん私が当時GPコレクション ホビー館で購入したときはせいぜい3,000円前後でした。
 では何故このStarter1/43 メーカー完成品 SUBARU WRC MONTE CARLO NO1 1977を手に入れたかったかと申しますと、何と言っても当時SWRT(スバルワールドラリーチーム)WRCマニュファクチュアラータイトル3連覇を目指した初戦のMonte Carlo Rallyにおいて、グループA車両からスイッチしたブランニューマシンのWRC(ワールドラリーカー)が見事デビューウインを飾ったときの記念すべきマシンだからです。
 そして両者とも何よりも当時のSUBARU WRC車両の雰囲気を確実に今日まで伝えてくれている貴重なMiniature Carであることは間違いありません。

 これからも大切に保存管理していきたいと思っています。
 またこのディスプレイスタンドによって背後にありますMERCEDES-BENZ 609 D Rally Assistance Vehiclesのディスプレイを若干スポイルしていますが、最低限の障がいで済んだと思っています。

 いずれにしましてもこれでこのショーウインドー内のディスプレイがますます充実した内容になったと満足しています。♪
 速やかに所定のショーウインドーのスペースに設置しました。

 狙い通りピタリと収まりました。
 画像のように実際に2個のディスプレイケースをセットし、特に不具合が無いか確認しました。

 2㎜というこれまでより比較的薄い厚さのアクリル板を使用しました理由は、それでも強度的に充分だと判断しましたのと、可能な限り下側のディスプレイの邪魔にならないようにと云う配慮からです。
 と言うのもWRCSUBARUと云えばWRブルーですが、WRC(ワールドラリーカー)より前のグループAカーのWRブルーは、ソリッドなどちらかというと紫紺に近い濃いめのブルーでしたが、1997年にグループAからWRC(ワールドラリーカー)にスイッチしたときにはWRブルー・マイカになり少しライトなブルーに変更されました。

 そのブルー・マイカがこのモデルではとてもしっかり表現されていると思っています。
 かなり前から出品に気付いていました。

 ウォッチボタンを押してしばらく見守っていましたが何故か入札者が無く2回ほどやり過ごしました。

 結局2回とも落札されることはありませんでした。

 そこで再々度出品されましたので、終了5分前に入札しまして無事落札出来ました。

 何故このStarter スターター 1/43 メーカー完成品 SUBARU WRC MONTE CARLO NO1 1977を入手したかったかと申しますと、これとは別のStarter 1/43 SUBARU WRC MONTE CARLOを既に所有しているからです。

 結果としてこの商品については大変お得な買い物が出来ました。
 
 ここでStarter というキットモデルメーカーを私なりに調べましたので紹介しておきます。

 1980年代〜90年代前半までにフランスのマルセイユに存在した1/43スケールの主にGPおよびNASCARの精密なレジンキットなどが有名なメーカーです。

 キットの製造だけでなくこのような完成品も販売されていますが、手作りによる少量生産のため市場に出回っているものは決して多くはないのではと推察しています。
 迅速丁寧な発送でとても好感が持てました。
 冒頭で申したように結局2回も落札されずに3度入札に掛けられるほど人気がなかったのですが、私にとっては渡りに船でした。

 出品者は「コレクションの整理で出品しています。(未開封の美品ですが、新品ではありません。)
 普通に箱から出さずに棚に積んでいたものです。」
 と商品説明されていましたので、掘り出し物だと思っています。
2023年9月28日

 落札しましたその日のうちに発送連絡を受けまして、本日荷物が到着しました。