それから取り出して、思わず笑ってしまったのがコレです。
なんと支柱本体やシリンダー、コントローラーのキャリアフレーム等のブラック塗装のタッチアップペイントでした。
何のために…? ご想像にお任せします。
しかしこれも考え方によっては、とても良心的な配慮だと言えなくもないと思います。
コレは支柱のスリットがリフトアームの昇降動作よって、不用意に開いたりするのを抑えるためのサスペンダーだと思います!?
コントローラーの油圧ライン分配器(ギヤーブロック)と、左右の支柱に組み込まれる昇降用油圧シリンダーを接続する延長耐油圧ホースと、油圧ポンプと分配器(キヤーブロック)を繋ぐ耐油圧ホースです。
この内、左右のシリンダーとコントロールユニットを繋ぐホースの継ぎ手には、シールテープが巻かれていませんでした。
尚、これらオイルラインのコネクティングについては、幾度か改善策を重ねることになるのですが、最後に決定的な誤りを犯していることに気付きます。
オイルラインをコントロールユニットから左右の支柱のシリンダーに油圧を均等に振り分ける分配器(ギヤーブロック)です。
実に頑丈な造りで、かなりの重量物です。
リフト支柱台座を固定するための後施工用のグリップアンカーとボルトですが、今回コレは使用しません。
ボルトをよく観察すると、日本製のボルトに比べて、お世辞にも品質が良いとは言えない造りです。
その他、この箱の中には、油圧コントロールユニットや分配器(ギヤーブロック)を取り付けてコントローラーとしての役目担うカート用のキャスターが2個と、リフトアップしたリフトアーム支持部(スライドベース)を固定し、安全を確保するためのストッパーパーが2本。
受け台のゲタが1セット。
リフトアームをシリンダー本体のリフトアーム支持部に固定・支持するピンが1セット。
ラバーゴム製のベースマットが1枚。
以上が梱包されていました。
一見して、心配していたようなプラグとソケットの接続面がフラットになる複雑な形状のタイプ(Maxjaxを以前購入された方の画像情報でチェックしていた)ではなく、日本製でも見慣れた一般的なタイプの耐油圧カプラーだったので、かなり安心しました。
このタイプなら品質が確かでさえあれば、特に国産品を別途準備する必要は無さそうです。
ただしそれは実際に使用してみなければ判りませんが…
とりあえず頻繁に着脱を繰り返しても、パーツ内部のOリングを囓ったりせずに、オイルリークしなければOK!です。
そのパーツ類の中で、特に気になっていたのは、この耐油圧ホースをワンタッチで脱着するための耐油圧カプラーのソケットとプラグです。
丁寧なことに、1本づつ専用のポリ容器に入れてありました。
ただカプラーのセットはこの2個だけしか無く、コントローラー側のカプラーセットは省略されたのか入っていませんでした。
たぶん必要が無いと判断したのでしょう。(私も必要無いと思いました)
もしかすると、その分価格的に品質の良いカプラーを用意したのかもしれません。
これはあくまでも想像で、真偽の程はわかりませんが…
その中から、とりわけ細かいパーツがまとめて入ったビニール袋を取り出して、中身を全て確認しました。
内容は、ボルト・ナット4種類、スナップリングが2種類、ワッシャー2種類、スペーサー、キーリング、耐油圧ホースの継ぎ手が4種類、耐油圧カプラー2セット、シールテープです。
リフトアーム一式です。
これも相当重いです。
もうひとつの段ボール箱の中身がコレ。
リフトの心臓部とも言えるオイルタンクと電動式のオイルポンプが一体となった油圧コントロールユニットです。
オイルポンプの電源コードのコンセント形式は、アース端子が別に付いた3相タイプです。
その他、wej-it と赤い文字で書かれた箱の中身は…
2012年8月27日
マイガレージの基礎工事が始まって、3ヶ月ぶりに庭に野ざらし状態で保管していたDannmar Maxjax Portable Lift の、ブルーシートを剥ぐって中身と対面しました。
というのも、リフトの支柱の台座のボルト穴の位置を確認する必要があったからですが、この機会に梱包を全て解いて、付属のパーツ類を確認・点検することにしました。
残念ながらこのパットのように平らなタイプは、私のクルマを含めた日本車のサイドステップ下のジャッキアップポイントには合わないので、いずれ何らかの対策を講じる予定です。
最後にご紹介するのは、心臓部である油圧のコントロールユニット・ギヤーブロックを搭載するためのカートのフレーム一式です。
さて、こうして点検したこれらのパーツも、全て実際に組み立ててみないと不具合等は判りません。
しかし、今はそのときが来るまで大切に保管しておきます。
リフトの支柱を手動でスムーズに移動させるための、支柱フレームに取り付けるキャスターです。
これがなんと樹脂製です。
あの支柱の重量に耐えられるのか、若干不安があります。
後日、その心配は危惧だと判りました。
コチラをご覧下さい。
リフトのアームに取り付けるアタッチメント、受け台とラバーパット一式です。
しかもさらに驚いたのは、全ての継ぎ手には既にシールテープが巻いてあり、しかもそれをちゃんと保護するために、樹脂製のキャップまで被せてありました。
このような念の入った配慮にも、ちょっと感心してしまいました。
このような油圧ラインの継ぎ手部分のオイル漏れを防止するためのシールテープも付いていました。
ハッキリ言って、コレが付属しているとは全く期待していなかったので嬉しい驚きでした。
さしあたってパーツに不備、不足は無いようなので、種類別に小分けにして、それぞれ新たに用意したビニール袋に入れて保管することにしました。
パーツの入った段ボール箱が2個ありました。
その内、小さい方の段ボール箱の中身です。
これが一番の重量物の支柱フレームと、その中に組み込まれた状態の昇降用油圧シリンダーとリフトアームの支持部(スライドベース)です。
スチール製の頑丈な梱包専用フレームに、しっかりとボルト・ナットで固定されていました。
本日はそのボルトの一部を取り外しました。