2012年7月25日
本日、この製品のサンプルが届きました。
Maxjax ポータブルリフトの支柱を固定するためのインサートアンカーです。
スチールやステンレス製のアンカーでは錆の心配がありますので、長く使用するにはこれしかないと試しに取り寄せてみました。
支柱取り付け幅は、このLift設置図面から3メートルが妥当であると割り出しました。
また型枠治具に用いる角材の寸法(長さ)も、そこから逆算して決定しています。
これで基礎工事の業者の方も、余分な作業に手を煩わせること無く、正確にインサートアンカーを埋め込むことが出来ますね。
またこの後、業者の方と大工さんが、施工の方法について相談した結果、型枠治具を設置して一旦部分的にコンクリートでインサートの下半分だけを埋め込み、コンクリートを硬化させてインサートを完全に基礎に固定してから、型枠治具をインサートから取り外した後に、コンクリートを打ち込んでインサート全体を埋め込むことにしました。
何故そうするかというと、型枠治具を設置したままで一度にコンクリートを打設すると、コンパネが邪魔になり、リフト台座付近のコンクリート床を正確に水平面に仕上げる作業が出来ないからだそうです。
後はこうして残りの全てのセラミックインサートアンカーを、板に取り付けて出来上がりです。
こうして、あれよあれよという間に、型枠治具が完成しました。
それから角材の合体です。
角材の合体も、板の固定も全て木ねじを使用しています。
またこのあたりの作業も流石はプロ!
実に手際が良い!
お見事でした!
そして、角材同士を合体させる前に、センター部のインサートアンカーだけ先に取り付けました。
こうしないと角材を合体させた後からでは、この部分のインサートアンカーだけボルトの取り付けが出来ません。
2カ所にアンカーを設置するといっても、2台のリフトを同時に設置するわけではありませんので、利便性などを考慮した上で決めた設置位置は一部重なっているので、長さ3メートルの角材を台座ワンセット分として、角材の両端に板を固定した上で、2セットの型枠治具をひとつに合体させる必要があります。
そのためには、センター部にセットしたインサートアンカーの突出したボルトの頭が邪魔で、そのままでは角材を合体させられないことが判り、角材に予め逃げのほぞを設けました。
マーキングが終わると、早速ドリルで穴開け作業。
板に写し取った円から、おおよその穴の中心を割り出してドリルのマーキンをします。
また、大工さんは昨晩もお見えになって、予め台座の寸法を測っていましたので、持参したコンパネの幅は台座とほぼ同じ33pの物を準備されて来ました。
それを長さ37pに裁断して、一旦台座と合わせてみると、当たり前ですがサイズはもちろんピッタリです。
その板を4枚切り出して、その内の1枚に台座のボルト穴の位置を、私がお手伝いしてエンピツで写し取りました。
何故4枚かというと、リフトの支柱を設置する場所を、ガレージ床に予め2カ所用意しておこうと考えたからです。
その為に、セラミックインサートアンカーも2セット20本準備しました。
流石は木工作業のプロ!
実に手際よく正確にコンパネを切断していきます。
どうしてそんなことをするのかというと、そのコンパネと同じく大工さんが持参した長さ3メートルの角材を組み合わせて、私が用意していた明電セラミックインサートをコンクリート基礎に埋め込む際の、型枠治具を製作するために必要だったからです。
予め相談して決めてあった支柱取り付け幅の3メートルに合わせて、基礎施工業者の方が、インサートをコンクリート打設前に位置決めをして固定する作業が簡便になるよう、また正確に埋設出来るように、このような型枠治具を製作することにしました。
2012年8月27日
本日とうとう待ちに待ったマイガレージの基礎工事が着工しました。
それと平行して、朝から施工責任者の大工さんが見えて、3ヶ月間庭に放置したまま保管してあったMaxjax ポータブルリフトのブルーシートを取り外し、梱包のための鉄のフレームを一部取り外しました。
何故かというと、リフトの支柱の台座から、ボルト穴の位置を、彼が持参したコンパネ(23o厚)に写し取るためです。