2024年7月26日
なんとも申し訳ございません
今年の4月18日に入手しました
CITROEN C35 1/43 IXO MICHELIN ALTAYA EN BOITE を最後にアールエーアール鈴鹿の
Miniature Car 収集は打ち止めの筈だったのですが、「これでもうオシマイ」詐欺が復活してしまいました。
笑
もうこの期に及んであれこれ言い訳は申しません!
後は開き直るしか無いですねー。
笑
要するにこの
Citroen HY Kasten Bj. 1948-1981, Michelin-Lieferwagen, Schuco-Modell IN
M.1/43 というモデルが、これまで
eBay USA やヤフオクなどで購入してきた
Citroen type H MICHELIN モデルらと比べても、大変貴重かつ頗る出来の良い
Citroen type H MICHELIN モデルだったからに他なりません。
さらに
Schuco(独) というミニカーブランドを手にするのも今回が初めてだと云うこともありました。
加えて出品者の方の商品説明
(Google翻訳)を紹介しますと、
「
1948年から
1981年まで製造されたシトロエン
HYパネルバンの、今では非常に希少で美しく精巧なコレクターズモデルです。
こちらはタイヤ会社ミシュランの配達用バンバージョンです。
スケールは
1/43です。
全長
10cmのヘビーメタルモデルです。
シュコー社
(最高品質で知られています)が数年前に限定版を製造しました。
オリジナルのミシュランの黄色に青いストライプ、ルーフの前端にミシュランマンが描かれています。
オリジナルに忠実な青いシトロエンのリムとプロファイルゴムタイヤ。
全世界でわずか
1,000個の限定版です。
このモデルは、オリジナルのシュコーの外装が付いた大きな透明なディスプレイケースに入った新品同様の状態です。
シュコー製品番号
03502。」
とありますように世界で
1,000個しか造られなかった、文字通り大変稀少な限定モデルだと云うことです。
つまりアールエーアール鈴鹿としてはこれを指をくわえて見逃すという選択肢はなかったと云うことです。
お断りしておきますが、これはあくまでも偶然このような魅力的な出品物に出くわしただけで、予見していたわけでも計画していたわけでもありません。
一方確かにマイガレージの展示スペースは既に飽和状態ですが、それは購入後に考えれば良いことでしょう。
ここで
Schuco(シュコー)というブランドについても記述しておく必要がありますが、内容が多くかなり複雑な経緯を辿って現在に至っていますので、興味のある方は
Schuco Model Wikipedia ページ、あるいは
Schuco公式サイト「我々について」を是非ご覧下さい。
ここには
Wikipedia ページの扉と
1/43スケールモデルの関連部分だけ抜粋及び編集掲載しておきます。
Schucoは、
1912年にハインリッヒ・ミュラーと実業家のハインリッヒ・シュライヤーによって、ドイツの玩具の都として知られるニュルンベルクで設立されたドイツのブランドであり、かつての製造会社でした。
同社の専門は、ブリキ、プラスチック、ダイキャストで車やトラックのおもちゃの複製を作ることでした。
1970年代の
Schucoのダイキャスト
1/43スケールラインは、実際の車とほぼ完璧なプロポーションで、細部が非常に正確でした。
その正確な再現は、
Solidoや初期の
Politoys Mシリーズと同じくらい優れており、ほとんどの
Gamaや
Conradよりも優れていました。
精度はおそらく、後の
NZGメルセデスやポルシェのプロモーションと同等でした。
またシュコーはソリドと同様に、ヘッドライトとテールライトの魅力的だが現実的ではない宝石を避けました。
悲しいかな、会社がほぼ完璧なモデルを思いつくと、財政難が到来します。
同社は
1976年に破産しましたが、
1993年に再編成され、
1996年までに完全に独立し、
1999年に
Simba Dickie Groupに買収されました。
現在
Schucoがリリースしている製品には、ダイキャストスケールの模型車、航空機、船舶、商用車などがあります。
以上が
Wikipediaページからの抜粋ですが、
Schucoブランドは今も健在です。
これでこのシトロエン・コーナーの 1/43 Miniature Citroen H MICHELIN Modelがとうとう7台になりました。
なかなかどうして壮観な眺めではないですか。
事実この秀逸とも云える完成度の高さは、それこそ私が所有している他6台のCitroen type H MICHELIN 1/43スケールモデルらの比ではありません。
つまり世界1,000台限定は伊達では無いと云うことだと思います。
たぶんこれ以上ここにシトロエン H MICHELIN が増えることは無いでしょう。
つまりご覧のように水回りの実用上のユーティリティスペースをこれ以上ミニカーの展示で占有にすることは難しいだろうと云うことです。
Citroen HY Kasten Bj. 1948-1981, Michelin-Lieferwagen, Schuco-Modell IN M.1/43のディスプレイケースがかなり大きいので、ここに飾るときには少しレイアウトに気を遣いましたが、何とかバランス良く収まりました。
NOREVと
Solidoの間に設置しました。
また
Solidoのオリジナルパッケージは剥き出しよりこの方が良いだろうと云うことで、過日
Minoru Cube の
Lロングを購入しパッケージごと中に収めています。
そしてこの魅惑の一台を飾る場所はここしかありません。
これでこのCitroen HY Kasten Bj. 1948-1981, Michelin-Lieferwagen, Schuco-Modell IN M.1/43がどれほど魅力的で貴重なMiniature Citroen H MICHELIN Model であるかがご理解いただけたかと思います。
それでもこのMiniature Car の魅力をスポイルするほどの損傷ではありませんので運が無かったと諦めます。
そしてその透明ダストカバーの上面中央には、Schucoオリジナルを証明するシールが貼られています。
ただちょっと残念だったのは、画像向かって左下、樹脂製透明ダストカバーに何故か亀裂が見られたことです。
目立たない部分ですので目をつぶりましたが、限定品でなければ返品するところです。
そしてこのユーモラスなBIBENDUMマスコットですが、顔の目が眼鏡を掛けたように見えることから、1966年頃のアンティークなBIBENDUM だと推察出来ます。
これまで私がコレクションしてきたCitroen type H MICHELIN に搭載されているBIBENDUMマスコットとは明らかに異なるモールドです。
どういう来歴のあるCitroen type H MICHELIN の車両かは不明ですが、たぶんレプリカ車両ではないかと思われます。
MICHELIN Logo が若干異なりますが、Pinterestにてほとんど同じカラーデザインの実車画像を見つけましたので、下に掲載しておきます。
パッケージを開けてディスプレイケースを取り出したとき、この名刺のようなカードが出てきました。
光沢のある厚紙にこのように綺麗なプリントが施されています。
両面ともこの印刷が成されてました。
そしてこのパッケージですが、ディスプレイケースの透明ダストカバーの台形断面にピッタリ沿うように同様の台形断面になっていて、シンプルな中にもなかなか凝った作りです。
ただ老婆心ながらこの詰め物は場合によっては動いてBIBENDUMマスコットに当たってしまうリスクもあるのではないかと心配してしまいます。
このエアーキャップシートで商品を包むのは、ほとんど定番だと云っても過言では無いと思います。
それもこれまで多くのミニカーを海外から購入してきた中で、このような内容の固定方法もずいぶん見てきました。
エアーキャップシートから透けて見えています透明ダストカバーと車両の間に白いスポンジ上の詰め物が覗えます。
段ボール箱を開けると、緩衝材の古新聞がパッケージと箱の隙間に詰められていて、極々標準的な梱包ですが最も確実な方法だと思います。
ご覧のようにとても頑丈でしっかりした梱包用段ボール箱です。
このオリジナルのディスプレイケースは、1/43スケールのこのモデルを飾るにしてはこれまでに無いかなりビッグなサイズです。
台座の手前右端に "Limited Edition 1000" の文字が、さりげなく随分控えめに刻まれています。
ところでこの1,000個限定という数ですが、昨今の物価高騰も手伝って1台1万円以上する高額なミニカーが少量生産(数百個)販売されている現状からすれば、必ずしも少ない数とは云えませんが、やはり限定品と云うだけで付加価値があるのでしょう。
これらのコレクションを始めた当初は、ここまで充実した内容になるとは正直思ってもいませんでした。
ただまったく想像していなかった訳でもありません。
つまりアールエーアール鈴鹿の拘りというのはこれだけの発展性を秘めていたということに尽きるのだと思います。
これほど完成度の高いCitroen type H MICHELIN モデル であるにもかかわらず、何故かこの2年間eBay USA にて私の検索に引っかからなかったのか不思議ですが、こう考えればある程度納得出来ます。
それは2年間相当頻繁に検索閲覧を繰り返していた者からすれば、この度の発見に至るまで単に見過ごしていたか最近になって出品されたかのどちらかしかあり得ないと思います。
そしてもしも後者であるとしたらそれは得難いチャンスに恵まれたと神に感謝するしかありません。
しかしどのような来歴だろうとこの際それはどうでも良いことです。
事実ここにこうしてアールエーアール鈴鹿のコレクションとして存在しているのですから。
そして名実ともにコレクションとして堂々と語れるだけの内容になったと自負しております。
これをもちましてアールエーアール鈴鹿の
Miniature Car Collection の収集は本当に終了宣言したいと思います。
後はこのミシュラン・ゾーンのもう一つの展示スペースである
MICHELIN vinyl banner下部の
長押を活用するミニカー展示棚増設と、そのエリアの展示作業を残すのみとなっています。
近々それも実現すべく取り組む予定ですので、そのレポートもどうぞお楽しみに
因みに今回この出物を見つけたとき、他にも同じモデルの出品を2点ほど確認しています。
しかしその2点ともこれより倍以上の価格設定でした。
ひょっとすると透明ダストカバーの亀裂が安価な価格設定の理由だったのかも知れません。
しかし出品者の商品説明にはそのことは一切触れていませんでしたのでたぶんそれは無いと思います。
ましてやこれほどの貴重なMiniature Car です。
それはほとんどビョーキだと云っても過言では無いでしょう。
これまでの2年間はまさにその繰り返しだったと云うわけです。
それでもアールエーアール鈴鹿にとっては何物にも代えがたいコレクションなのです。
もちろん金とヒマが有り余っている方ならこの程度のものなら訳はないと思いますが、私のようにヒマはあっても先立つものが限られている人間にとっては、むやみに金は掛けられません。
さりとてこんなチャンスを指を咥えて見過ごせるほど人間は出来ていませんので、「またこんなオモチャ買って!」と妻の鬼のような形相を頭に思い浮かべながらポチッとするわけです。笑
それもこれも並々ならぬアールエーアール鈴鹿の拘りが、この幸運を引き寄せたのではないかと思います。
流石は限定ヴァージョンならではの充分納得出来る内容と仕上がりだと思います。
そして一番気に入っているポイントがコレ!
左右Aピラーに取り付けられている乗降用の取っ手です。
これをちゃんと再現している1/43 Citroen type H MICHELIN を私は初めて見ました。
またフロントワイパーの繊細なモールドにも感心しました。
これもPinterest で見つけたCitroen type H MICHELINの同カラーデザインサンプルの三面図画像です。
いずれにせよ輸送中の外的な衝撃などは予測が出来ませんので、Shopそれぞれの経験則による予防措置が講じられているんだろうと思います。
案の定白いウレタンスポンジ製詰め物は車両の固定用でした。
エアーキャップシートを取り除くと、さらに商品がピッタリ入るポリエチレンの小袋で包まれていました。
オリジナルパッケージの内側に収まっている、ディスプレイケースの透明ダストカバーの傷防止だと考えられます。
2024年8月8日
7月31日にDHLにて発送され、追跡番号も付与されていましたので輸送経路を追いながら安心して到着を待つことが出来ました。
もし出品者がそのことをユーザーに敢えて隠していたとしても、安価な価格設定によって充分チャラになっていると私は解釈しています。