それはとどのつまりただ単なる思いつきの産物などでは無く、やはりすべてが必然であったと云わざるを得ないと思います。
いずれにしろこれでこの食器棚に新にちょっと粋なアクセントと機能が加わったことは確実です。
それからここまでの一連の画像をご覧になった中で、食器棚のガラス扉の左縁の上下に見えています、透明のピットクッションの存在にお気づきの方もいるかもしれません。
これは以前、NEOPLOTのアクセルペダルNEOのカスタマイズの時に購入使用しました、エクシールコーポレーション(株)「ピットクッション」という商品が余っておりましたので、それをここに使用することは計画当初から決めておりました。
いくつかのサイズがありましたが、そのとき購入しておりました一番大きいサイズのφ14㎜のものが丁度ここにピッタリのサイズでした。
それでは何故このピットクッションなのかと申しますと、談話コーナーの自作ガラス天板テーブルを製作したときと同じ理由でガラス扉ということ、そして貼っても透明素材ですのでアカシヤ集成材の風合いを損なわず、同時に本来のクッションの役割も果たすからです。
そしてそれらはこのアールエーアール鈴鹿の類い希な閃きとセンスの良さがあってこそのなせる技であることもこれまた事実です。(カーッ! またまたお得意の自画自賛ですかー?💢)
いやいや私が日頃からよく言っています「想像は創造」、ただそれだけのことです。
㊹食器棚追加工と流し台コーナーの壁紙貼り
これでちょっとした思いつきがまたひとつ形になりました。
そもそもの切っ掛けは冒頭でも触れておりますように、この段を電気ポットまで収納するスペースとして使うことには、実は最初から少し疑問を感じていたのです。
言い換えればこの片棚の製作は食器棚の側に、その後造付け棚を設けたことと決して無縁では無いということですが…。
そこでもっと有効にスペースを活用出来ないものかと熟考しましたところ、思いつきましたのがまさにこのアイデアだったのです。
またその棚板の長さに関しましても、偶然ですが本当にジャストサイズでした。
その棚板に3/4ほどの奥行きのアカシヤ集成板材を、棚板を支える桁足材として組み合わせます。
何故桁足の部分は棚板の奥行きよりも小さい3/4なのかと申しますと、その方が食器棚にセットしたとき見た目の圧迫感が無くなるからです。
その棚板材に2箇所の隠しネジ穴を開けまして、桁足材と組み合わせネジ留めを行いました。
ご覧の画像は丁度下穴を開けているところです。
恥隠しの意味合いが強いですが、やはりこの日に設置しましたオーダー棚や食器棚との一体感や統一性を考慮したということになりましょうか。
いずれにしましてもこの洗面台を置いたガレージの一角はすべて、デザイン的にひとつにまとまった空間であることをアピールしたいという思いの表れだと云うことです。
ほんの些細なことですが、こういう小技が得意なアールエーアール鈴鹿でした。
このアングルからですと、より一層このコーナーの全体像を掴んでいただけるものと思います。
さて残るはこの後予定しております、もうひとつの魅力的なアイテム登場を待つだけとなりました。
お楽しみに…♪
因みにこのページを作成しました理由は、もうお察しかと思いますが、先の流し台コーナーに専用造付けオーダー棚を設置 しました4月5日の棚板の設置作業が全て終了しましてから、その日のうちにこの食器棚の作業を続けて行いましたので、当然のことながらビデオ撮影が出来なかったためです。
覚えておられると思いますが、左のこの画像は
食器棚を製作しました翌日の3月12日に、追加棚のダボ溝を加工している映像をキャプチャーしたものですが、このとき補助材として利用しました棚板材に目を付けました。
実はこのストッパー、このように片棚ではない追加棚を設置したときでも、邪魔にならないどころか棚板中央奥の支えにもなっています。(別に必要ありませんが)
何故ならこのストッパーの形状は、実際このことも想定して製作していたからに他なりません。
兎に角背板に固定するということで、最大限その位置の利便性を追求しました結果、このような形状がベストだと判断しました。
ダボ穴は入り口が斜めになっていますので、自作ダボを入り口に沿って斜めに丁寧に切断しています。
切断した後は、ヤスリとサンドペーパーでしっかり切り口を磨きました。
アールエーアール鈴鹿のガレージの内装は、打ちっぱなしのコンクリートのように材木やコンパネ等建材の素材そのものの良さを前面に打ち出したものが基本ですが、この流し台コーナーだけは⑯業務用シンク設置と給排水設備 を導入しました当初から、実用性を重視しましてアイカセラールというメラミン不燃化粧板を一部の壁に施工してました。
そこでこのコーナー全体をそのイメージにしたらどうかと考えまして、このシールタイプのお手軽壁紙を貼ってみることにしました。
ありがたいことにこの壁紙は気に入らなければ簡単に剥がすことも出来ますし、貼り替えも容易に出来ます。
また安価で手軽にガラッと内装の雰囲気を変えられるのが壁紙の最大の利点です。
幸い取り寄せたこの大理石風の壁紙はとても気に入りました。♪
これで部屋の隅にありがちな薄暗いイメージが随分緩和出来たように思います。
アイカセラールとまったく同じ質感や柄のものがあればもっとよかったのかもしれませんが、残念ながらそれはムリでしたので、出来るだけ質感の近かったこの大理石柄にしました。
そして壁の上部の範囲ですが、それは丁度外壁の石膏ボードの継ぎ目がハッキリと確認出来ましたので、そこのラインまで貼り込むことにしました。
サイズ的にも全体のバランスを考えてもその高さが最もこの場に適していると思います。
早速試しにセットしてみました。
この状態でもほとんど問題はありませんが、もしも万が一この追加しました片棚が振動などで左に10㎜ほどズレるようなことがあった場合には、向かって右側のダボから棚が外れてしまう恐れが無いとは云えません。
そこで一計を案じました。
2022年4月5日
流し台コーナーに専用造付けオーダー棚を設置しましたその日に、ひとつのアイデアを思いつき早速行動に移しました。
左の画像はそのとき思いついたアイデアを形にすべく、ある棚板材パーツを切断しまして仮組みしてみました。
そしてこのことによりまして、この棚に並べて収納しておりましたコーヒーミルと電気ポットのうち、電気ポットを新設しました側の造付けオーダー棚に移動しております。
ついでにこの日は、これまでにはまったくありませんでした俯瞰的アングルから流し台コーナーの全景を撮影しましたので、その2点の画像を掲載します。
さらにそれは食器棚の上部壁面にも丁度良いサイズで回り込んでいますので、壁面全体の一体感が上手く演出出来ました。
それとあまりにも小技過ぎてうっかり紹介するのを忘れていましたが、左の画像をご覧願います。
この画像は時系列で申しますと、このページのトップにある画像と、上から7枚目にある画像の間にあった画像ですが、画面の左下をご覧下さい。
柱の下、アイカセラール化粧板の上に、まだダボ木が突き出たままの木片が見えます。
これがその小技過ぎる小技です。
そしてこのように収納品を並べてみますと、かのストッパーは完全に黒子に徹していることがお判りになると思います。
つまりあそこにあの拘りのストッパーが存在していることなど、この食器棚を実際にご覧になったほとんどの方は、たぶんまったく気づくことも無いでしょう。
大袈裟かも知れませんが、まさに瓢箪から駒が出るの例えのごとく、この片棚は食器棚の大きな魅力のひとつにもなっていると云えます。
これも
3月11日/12日の動画からのキャプチャー画像ですが、私が持っております2枚の棚板材のうち、上側になっている長さの短い方の棚板のことです。
この棚板材はこのとき製作しましたダボ溝付きの追加棚板同様、サイズが短いだけで両端にはしっかりしたダボ溝が刻まれていました。
この短い長さのダボ溝付き棚板の一方のダボ溝部分を切り落として活用することにしたわけです。
後日(4月19日)きちんと撮影しました。
この木片も食器棚の材料と同じアカシヤ集成板材の端切れから切り出したものです。
柱に2箇所隠しネジで固定しています。
何故こんなものを設置したのかと申しますと、理由は簡単です。
コンパネ+アイカセラール化粧板上面でこの部分だけが唯一コンパネとアイカセラール化粧板の接着断面が露出していたからです。
またただのストッパーとしての機能だけでなく、デザイン的にも個性的で魅力のあるポイントになっています。
因みに何故ストッパーを儲けた場所を、下の棚に近い部分では無く可能な限り上の位置に固定したのかという理由は云うまでもありませんが、この片棚や追加棚を使用しない場合も考えますと、この位置がたぶん最も収納の邪魔にならない位置だからです。
では何故ダボ穴を設けるなどして、ストッパー自体の着脱まで考えなかったのかと申しますと、正直そこまでするのは工作も面倒ですし、実際そこまでする必要は無いと判断したからです。
目立たないようにと造ったつもりでしたが、そのユニークな形が結構アピールしています。笑
しかし目的であるストッパーの役割はしっかり果たしていますし、片棚の取り付け取り外しのときにも驚くほどしっくりきます。
これがその隠しネジ穴に打ち込んだ状態の自作ダボ材です。
適当な大きさに切り出しました棚板材を、カッターナイフで鉛筆削りの要領で削り出して、最後に埋め込み部分を円柱形に整えます。
これには思わず中学校時代に経験しました技術科の木工授業を想起してしまいました。
当たり前ですが桁足材の高さは、棚板の端をダボに掛けて棚板が正確な水平になった状態を確保した上で、もう一方の棚の端の下面と下側の棚板上面との間隔を実測して設定しています。
隠しネジの穴に木工ボンドを塗布し、ダボ木を埋め込んでボンドが乾燥したところで突き出たダボ木を切り取りまして完成です。
こちらは食器棚の上部です。
これは今回初めて紹介する、珍しいカメラアングルのとても貴重な画像となります。
先に食器棚のページで説明してました通り、食器棚上部はまんま幅389㎜×奥行き260㎜の立派な棚になっていることが良く判ると思います。
壁紙の高さも絶妙のサイズです。
しかし壁紙を貼るのは、あくまでも石膏ボード面だけですから、ご覧のように柱や間柱、筋違いは避けて貼っています。
こういうところがアールエーアール鈴鹿のガレージの大きな美点のひとつだと自負しています。
これが一番大きな面積の壁紙部分です。
けっこう上手く貼り込めたと思います。
それは何某かのストッパーを設ける案です。
そこでこのようなストッパーを造りまして、取り付けました。
本当に小技ですが棚板材から切り出しまして、背後の背板に溶け込むようにその造形には思いっきり拘ってみました。
設置は小径のビスで固定しまして、ネジはご覧のように隠しネジ穴を設け、さらにそのネジ穴は同じアカシヤ材から削り出したダボ材で完璧な隠しネジ仕様にします。
またホワイトカラーと特徴的なアカシヤ集成材の効果から、このコーナー全体がとても上品で清潔そうな印象になりました。
そしてさらに今回貼りましたこの大理石柄の壁紙は防水性も備えており、見掛けだけで無く水回りにはまさにうってつけの実用アイテムであることは間違いないと思います。
細かいですがやはりここだけ貼らないと云うわけにはいきませんね。
2022年4月9日
とうとうこんな壁紙まで貼ってしまいました。♪
2022年4月7日
そして流し台コーナーにもう少し手を入れてみようと、この日こんなもの購入しました。
つい数ヶ月前までは、ここはただ既製品の棚と流し台があるだけの殺風景なエリアでしたが、今では一転しましてアールエーアール鈴鹿の拘りが満載のコーナーへと見事に変貌しました。♪
まだまだこれで終わりではありません。
完成です。
ちょっとした木工職人の技のようでしょ!♪
そしてご覧のように桁足は棚板の端から約10㎜程度控えた位置で組み合わせています。
これも桁足材を3/4の奥行きにしたこととほぼ同様の理由で、さらに収納しているコーヒーミルとの位置関係も考慮しております。