あっ、それと申し遅れましたが、既にお判りかとは存じますが、以前からおことわりしておりますこの流し台コーナーのもうひとつの魅力的なアイテムというのは、コレのことではありません。(導入決定日からも明らかですね)
そのことにつきましては、実際にのっぴきならない事情によりまして遅れに遅れてしまってます。
申し訳ありませんがいましばらくのご猶予をいただきたいと思います♪
このダイカットのアウトラインと、全体的にかまぼこ状にプレスされたフォルムが気に入っています。
寒暖計という機能とデザインがとてもよくマッチして、Bibendumのキャラクターも生き生きしています。
ただちょっと残念なことがありました。
それは多角的にこのサーモメーターをチェックしていましたときに、私のスグ側にいつもデジタルの多機能時計があるのでちょっと室温を比べてみました。
するとデジタル表示は摂氏25°を示しているにもかかわらず、なんとこの寒暖計の液体(着色アルコール)は30°を指していたのです。笑
いずれにしましても液体に5°も誤差が出る筈はありませんので、単純にガラス温度計と台座のメモリ位置がズレていると考えられます。
でなければガラス製温度計自体の精度にばらつきがあるのか、それとも製品の個体差なのかは今のところ判りかねます。
当分の間は指し示しているメモリから5°差し引けばそれで良しとするしかありませんね。笑
この寒暖計の作りは、一番簡便な板付き温度計と呼ばれているものです。
スチールの台座は、かまぼこ状の真ん中部分にガラス温度計を埋め込めるよう溝を設け、ガラス温度計の底部だけはこのように溝とは逆にフード状に持ち上げて、温度計底部のカバーになっています。
とてもシンプルかつ合理的な造りになっていると思います。
これで作業は終わりましたが、このようにアールエーアール鈴鹿は、こんな簡単な取り付けに作業に際しましても、ネジ一本から、またその取り扱い方にしても徹底的に拘っています。
面倒臭いヤツだとお思いでしょうが、それがアールエーアール鈴鹿のマイガレージに対する最上の愛情表現であり、拘り方だと云うことです。
しかしその甲斐あって、柱に直接取り付けられたサーモメーターの固定ネジの皿頭は、全体のデザインをスポイルすること無くご覧の通りその存在を最小限に抑えられていると思います。
ただいまの室温はデジタル計で25°でーす。笑
後日ネットの情報で判明したことですが、ガラス製の棒温度計底の球状部分は長期間経ると僅かに収縮するらしいのです。
だとするなら当初液体が指し示していた位置が正常な位置より上昇するのは当然ですね。
どの程度誤差が生じるかは球状ガラスの容積や収縮の度合いによっても違ってくるとは思いますが、この程度の誤差なら充分許容範囲だと納得出来ます。
2022年7月20日
昨日届きましたBibendum thermometer を取り付けます。
その場所は購入する前からこのサーモメーターとセットでここと決めておりました。
画像は既に現物を当てて取り付けるネジ位置に錐揉みを実施し下穴が開けてあります。
裏返すと裏面全面に黒の琺瑯引きが施されています。
表側のガラス温度計の固定方法は、とても細いアルミ製のベルトで台座の裏側に小さな穴を通して縛り留めた上シリコーン接着剤で固定しています。
またガラス温度計の頂上部分はどうやら裏が小さな突起状になってまして、その突起が台座の穴に嵌め込まれることで上下の位置が決まっている様です。
さて気を取り直してこの寒暖計のチェックを続けましょう。
私の大好物なポーズのBibendum です。
MICHELIN のロゴもバランスがよく良いアクセントになっています。
このダイカットされた台座の造形も気に入っています。
同様に下側のネジはやや斜め上にねじ込むカタチになります。
そして上下ともに再度しっかり増し締めをして終了です。
サーモメーターの上側をまず木ネジで仮固定します。
サーモメーターが結構重いので、落下させないように注意しながら作業しています。
離れた位置からも一目で寒暖計だと判りますね。
上側をやや強めにねじ込みます。
ご覧頂いているようにやや斜め上からねじ込んでいるのがお判りかと思います。
何故かと申しますと、固定するサーモメーターの台座の固定穴面が若干上を向いて傾斜しているからです。
ですから最初に錐揉みで下穴を開けるときから、やや斜め下に傾けて開けてあります。
こうしておけばネジをしっかりとねじ込んだ際、ネジの皿頭が台座の固定穴面にピッタリと密着するからです。
まぁもともと寒暖計としての機能が欲しくて購入したわけでは無く、ただ単にアクセサリーとして購入したわけですので、あまり気にしてはいません。
ただ決して安いお買い物ではなかったので、この結果はちょっと残念だったと思っています。
商品本体もさらにエアーキャップの袋に詰めてありました。
2022年6月22日
この日以前から所望しておりましたこの商品を
eBay usaにて注文しました。
Bibendum を
TOPにあしらったちょっとレトロな雰囲気の寒暖計です。
相手は米国のシカゴだそうです。
早速中身を取り出してチェックしました。
中古なのでしょうが表面に目立った傷などはほとんどなく概ね良好な状態だと思います。
またスチール製の台座は厚みもあり(たぶん1㎜ほど)、ズッシリ重みを感じます。
つまりこの場所だからこそしっくりくるんです。
どこでもいい、何でもいいということでは決して無いんで…。
なかなか良い感じです。
この流し台回りのアクセサリーとしてはもってこいのアイテムだと思います。
あくまでも仮固定ですので落下しない程度にしかねじ込んでいません。
そして最後になりましたが、もうひとつ大事な決め手になっているのは、もちろん盤面が全て琺瑯引きであるということです。
ご存じの通り今日では趣味性の高い日用品ぐらいしか見掛けなくなりましたが、ティンプレート(鉄板)の耐久性と保護力を高める上で琺瑯引きはとても良い方法です。
また着色した場合陶器のような独特の色合いや光沢、品の良さを見せてくれることが琺瑯のもうひとつの特徴であり大きな魅力だと思います。
ちょっと機能的には難ありですが、それを差し引いたとしてもとても魅力的なアイテムだと思います。
隣が食器棚というのがこれまたいいんです。
下側もネジで仮固定します。
これは昨日注文しておいた取り付け用の木ネジです。
やはりレトロ感を大切にしたかったので、マイナス皿頭で真鍮製の木ネジしかありませんので、昨日
Bibendum thermometer が届いた際、スグに取り付け穴の直径を測りまして、以前
購入したことのある「ネジの永井」に
Yahooo!Shopを通して注文しておりましたが、実にタイムリーに本日のこの作業直前に届きました。
ネジのサイズは取り付け穴が
φ3.0㎜でしたので、
φ2.4㎜ × L16㎜ をチョイスしました。
そして私が何よりも気に入ったのは、そのダイカットと板金の巧みさよりも、この全体的な雰囲気とややくすんだブルーと外縁のイエローとのカラーコンビネーションです。
それに加えてBibendumと盤面のメモリ、そしてガラス温度計底部のカバー部分に施されたホワイトとのカラーバランスとコントラストがとても魅力的に仕上がっているところが購入を決めた一番の理由です。
そしてご覧のように、ガラス温度計の底部だけはこのように台座の裏側になるという訳です。
とても巧みで合理的な板金方法(金型によるプレス?)だと思います。
これが取り出した商品本体です。
洒落たメッセージカードも付いていました。
やや予想よりも到着が遅れていましたので、荷物に何かあったのでは無いかと心配しましたが、原因は判りませんが単に遅れただけのようでした。
小荷物パックは中に何重にもエアーキャップで包まれていましたので、ちょっとやそっとの衝撃では全然平気だったろうと思いました。
もうよく見慣れた国際便の小荷物パックです。
2022年7月19日
ところが14日を過ぎても出荷から一向に進展していませんでした。
16日にようやく日本に到着し、その後通関も通過し本日やっと手元に届きました。
注文後は例によって毎日一度はトラッキングサービスを確認しつつ荷物の到着を待っていました。
予定では7月14までに到着するはずでした。