それにしましてもこれまでのコレクションの経緯を振り返りますと、実に様々な経験とまるで偶然の成せる奇跡のような場面に度々遭遇することが出来ました。
今回もそのような偶然の成せる技とも云える出来事でした。
つまりそれは前述の通りコレクションの始まりと終わりが、Herpa MAN F8 Box semitrailer „Michelin“ 1/87にしろ、このTNCオリジナルトミカ ミシュラン モータースポーツトラックの場合にしろ、図らずもほぼ同種のミニカーだったということです。
もちろんこれらのミニカーは全てアールエーアール鈴鹿が常に意図的に購入してきたという事実は否定しません。
しかしそれは初めからそれを求めたわけでは無く、其れ其れのミニカーに遭遇したことが正に偶然の成せる技以外の何ものでも無かったと云うことなのです。
2024年3月15日
久々にこの
MiniCar Collection へのアップとなりましたが、日付は2ヶ月半ほど前に遡ります。
もっとタイムリーにアップしたかったのですが、諸々の事情が重なりまして本日5月29日の掲載と云う運びとなりました。
この日
eBay USAで購入しましたのは、アールエーアール鈴鹿の
Truck Collectionの中でも最も多いラインナップを誇る
Herpa製
(独)のモデルです。
たぶんこれがその最後を飾るモデルとなります。
Herpa MAN F8 Box semitrailer „Michelin“ 1/87
です。
何故このモデルを購入したかと申しますと、同様の
MICHELIN カラーヴァリエーションの
Wiking製 Fahrzeugmode Mercedes 1626 Sattelzug "Michelin"を購入したのが、アールエーアール鈴鹿の
Truck Collection が始まった2022年9月でした。
当時はまさかこれほどの
Collectionの規模になるとはまったく予期していませんでした。
あれから早1年半も経ったのかと云う思い、そして
Herpa製モデルを初めて手にしたのが2023年の4月頃でしたから、それからも既に一年が経っていたことを思うと、なんともここまで実に長い道のりだったと感慨もひとしおでした。
特に
Truck Collection 初期の
Wiking製 Fahrzeugmode Mercedes 1626 Sattelzug "Michelin" はとても印象深い一台でしたし、たぶんそれとほぼ同年代とおぼしきこのHerpa MAN F8 Box semitrailer „Michelin“ 1/87 は、これこそが
Collection の最後に相応しいと考えたからに違いありません。
また有り難いことに出品者から
Discount 10% の
Offer もありましたので一も二も無く購入を決めた次第です。
ここでTCNオリジナルトミカとは何か説明しますと、TCNとは東京ケーブルネットワーク(これもTCN)では無く、「Toy Communti Net」の略称で和訳すると「全国まちのおもちゃ屋さんの会」と呼ぶそうです。
TCNオリジナルは通常販売にはない特注なので、毎回人気となっているトミカです。
因みにこのTNCオリジナルトミカ ミシュラン モータースポーツトラックは第5弾だそうで、現在第15弾が昨年の11月24日に発売されたらしいです。
相変わらず限定品には目が無いアールエーアール鈴鹿です。笑
もっともアールエーアール鈴鹿はそういうジャンルには今もほとんど興味はありません。
何しろミニカーを集め始めた当初から単に一部のMICHELINカラーデザインを纏った商用車両にしか関心が無かった訳ですから。
そしてその思いは募り募って、兎に角MICHELIN Car & Truckの様々なヴァリエーションを片っ端から集めてみたくなっただけでした。
届いたその日のうちにそのトミカシリーズNo.135 MICHELIN MOTOR SPORTS TRANSPORTERの隣に展示しました。
例えば参考までにこのTNCオリジナルトミカ ミシュラン モータースポーツトラックを価格調査した結果、6月1日現在Amazonにて4,480円が一点、驚きの10,680円が一点確認出来ました。
メルカリではTOPページに2,200円一点、4,599円一点、3,100円一点、3,500円一点、そして1,999円一点が売り切れ。
ヤフオクでは2,000円一点(現在入札中)、2,980円一点(即決価格)、2,800円一点(現在入札中)、4,600円一点(即決価格) と云う状態でした。
この車両のベースは、いすゞ エルフ(6代目) 2014年販売型 ワイドキャブ車です。
兎に角このシリーズをTCNイベント情報局と云うブログサイトにて少し調べてみました。
直近の第15弾が「TCNオリジナル TEAM MUGEN トランスポーター」、14弾が「TCNオリジナル NISSAN NISMO テクニカルサポートトラック」、13弾は「TCNオリジナル トムストラック」、などと第3弾以降はモータースポーツに特化した結構マニアックなトラックシリーズであることが判明しました。
2024年4月7日
注文した翌日に届きました。
2024年4月6日
上の項で「もうおしまい」詐欺はそろそろおしまいと云った舌の根も乾かぬうちにこれは一体何だ!とお叱りを受けそうですが、あれは完全に「おしまい」ではなく、そろそろおしまいとお断りしてますので、別にウソをついた訳ではありません。
しかもこのミニカーは
TCNオリジナルトミカであり、またアールエーアール鈴鹿の
MiniCar Collection を始めたきっかけともなった
トミカシリーズNo.135 MICHELIN MOTOR SPORTS TRANSPORTERとスケールこそ違うもののまったく同じ
MICHELIN の意匠を纏っていることもあり、これだけは絶対に見逃せませんでした。
そしてこれが本項の冒頭にて紹介しました編集動画です。
再生時間
20分ほどの短い動画ですので、どうぞ最後までお楽しみ下さいませ
尚、本画面上のブラウザでは拡大できませんので、全画面に拡大したい場合は、画面上を右クリックしてメニューの「
新しいタブでビデオを開く」をクリックして下さい。
確かにその大きさからも路上における存在感は半端ではありません。
さらにアルミトランクのトレーラーなどはそれこそ側面がそのまま巨大なキャンパスになりますので、昔流行ったトラック野郎のデコトラなんかもそれに該当するのでしょうが、本格的なアートトラックになるとそれはそのまま芸術作品と云っても通用するほどの説得力を持ったトラックも存在します。
そもそもこのTruckのCollection を始めるまでは、正直言って商用トラックにここまで関心を持ったことなどありませんでした。
以前どこかのページで最近は道路ですれ違うトラックのメーカーや車両形態などついつい見るようになったと書きましたが、それは現在もまったく変わっていません。
一見して無骨なトラックに見えますが、どうしてシンプルな中にもどっしりとした雰囲気を持ったとても魅力的な車両だと思います。
右の2台はどちらもメルセデスですが、この車両は独国内シェア第2位のMANの車両です。
Herpa製semitrailerの最後を飾るCollectionとして相応しい堂々としたモデルです。
装着位置などは特に指定はありませんので、全体的にバランスが良い位置に固定しました。
このミラーの名称は正式にはサイドアンダーミラーと云います。
大型トラックの助手席の横の部分は大きな死角になりますのでそれを補うためのミラーですが、コレなどはドアミラーよりさらに小さく当然ルーペで拡大しながら接着作業を行いましたがそれでもなかなか大変でした。
左ドアミラーです。
こちらは説明するまでも無いと思います。
右ドアミラー(正式にはサイドミラー)です。
但しこの右側のドアミラーは私の不始末で上側のステーがミラー本体に近い部分から折れてしまい、それを何とか継ぎ合わせましたので、少しいびつな形になってしまいました。
ただモデルもパーツもとても小さいので、取り付け方の何らかの形で説明くらいは付けて欲しいものです。
確かによく注意してパーツを観察すれば、ある程度の知識と経験さえあれば容易に判るとは思いますが、それにしてもやはりおもてなしの大好きな日本人的感覚からすれば、不親切だと感じざるを得ませんでした。
もっともHerpaサイドからすれば、モデルにそれだけの絶対的な自信を持っているとも取れなくも無いですが…
本当によく出来たモデルです。
こちらは左フェンダーパーツの装着画像となります。
動画内でも述べていますが、実際に装着してみてこのパーツの実に繊細かつ精巧な造りには驚かされました。
ただ事前にPinterestの実車画像をつぶさにチェックしていたことと、現物のフェンダーパーツを入念に観察した結果、このように正しく装着することが出来ました。
では早速紹介するこの画像は、付属パーツのトラクターフロント右フェンダーパーツ(タイヤハウスの縁に黒いホイールアーチが確認出来ます)が装着された画像です。
当初このパーツはどこに装着するのかの見当は付いていましたが、装着の仕方が今ひとつ判りませんでした。
そしてこの度紹介したものも含めて、これらもいつの日かマイガレージの展示品として堂々お目見えする日が必ず訪れますので、それまでどうか今しばらくお待ち頂きたいと思います。
これまでに本当に多種再々のモデルカーディスプレイケースを見てきましたが、このHerpa製ディスプレイケースの造りと仕上がりの良さはまさに折り紙付きだと思います。
そしてコチラはもう説明も不要なほど、何度も紹介してきましたHerpa Display case XL without brackets (e.g. for truck 1:87) No. 460125 /HN453 です。
ブラケット無しのタイプです。
このHerpaと云うブランドのミニカーには、多かれ少なかれユーザーによるカスタマイズも想定されているのだと、これまで私がネット上にて実車も含めて様々な画像を閲覧してきた過程からそのような見解に達しました。
ただし転売等を視野に入れたユーザーについては、必ずしもその限りで無いことは自明の理だと思います。
何れにしろそれらはまったく私にとって問題ではありません。
つまりHerpa MAN F8 Box semitrailer „Michelin“ 1/87であることには間違いないわけですから。
"ALBEDO"も調べた結果ハッキリ云いますが、メーカーなのかブランドなのか良く判りませんでした。
ただeBay USA 内で検索しますと、ALBEDO/Herpa というHerpa製であろう1/87 Truck Model が散見されましたので、何らかのコラボ商品ではないかと推察しています。
Herpa製であることには間違いありません。
ただこれが発売当時のままのオリジナルパッケージということなら、それはそれで別に何の問題もありません。
このスチロールケースがHerpaオリジナルなのかは、正直私には判断しかねます。
1976URのシールも一体何のことだかよく判りません。
1976年とでも訳せば、1976年モデルと云うことでしょうか。
2024年3月29日
この日到着しました。
既に見慣れたDHL便の特徴的なTOPサイン入りの小包です。
2024年3月15日
そして同時にこのHerpa製ディスプレイケースも注文しました。
またこれは上記の通り過去に何度も取引している出品者、marcos-trucksde のMarco Reck でしたので、同日に注文すれば発送時に同梱されると判っていたからです。
ですから今から約2年前にこれを始めた当初は、まさかこれほど立派なコレクションになるとは予想だにしていませんでした。
因みにここまで続けてこられたのは、アールエーアール鈴鹿の真骨頂である物に対する拘りと、やや執念にも似た執着心も大いに関係ありますが、何よりも理解ある妻の存在が支えになっているのは間違いありません。
ここに改めて妻には感謝したいと思います。
そして「もうおしまい」詐欺にもそろそろピリオドを打つときが迫って参りました。
こうして2台を並べてみれば、先に述べたことはご覧の通り明らかだと思います。
色調まで殆ど同じだと思います。
それより若干懸念があったのは、2台が並べられるスペースが確保出来るかという現実的な問題でしたが、こうしてギリギリ並べることが出来ました。
このTNCオリジナルトミカ ミシュラン モータースポーツトラックのBIBENDUMとMICHELINカラー・デザインは、MICHELIN Minicar Collectionとして一番最初に購入しましたトミカシリーズNo.135 MICHELIN MOTOR SPORTS TRANSPORTERと、スケールも車種もまったく異なりますがデザインは完全に統一されたように同じものでした。
また右のeBay USA における同商品の4月6日付けスクショですが、香港の出品者が日本円で約4,529円(即決価格)という価格を提示していました。
しかもこれらは全て別途送料が掛かります。
これでこの商品の市場におけるおおよその相場は掴めると思いますが、私が購入した価格は送料込みでも2,500円ですから、比較的安価に入手出来たのでは無いかと思っています。
このTNCオリジナルトミカ ミシュラン モータースポーツトラックの発売当時(2018年11月24日(土))の価格は648円(税込)でした。
現在のAmazonの出品者やヤフオク、メルカリ、 eBay USAでTNCオリジナルトミカの商品夫々の販売価格をチェックしたところ、お安いところではほぼ定価+αですがそのような出物は極めて少ないです。
価格帯は極端に幅があり、その多くは千数百円から数千円、中には軽く1万円をオーバーするものも少数ですが散見されました。
こうして左右見比べればそれは明白だと思います。
但し自己弁護するつもりはありませんが、この微細なパーツを修理するにはこれが限界でした。
2024年5月30日
上記のHerpa MAN F8 Box semitrailer „Michelin“ 1/87を購入してから2ヶ月以上が過ぎた訳ですが、それには諸々の事情が重なってしまいまして、この日にモデル付属のドアミラーなど各種パーツを装着することにしました。
因みにそれら一連の作業に関しましては、本項の最後に掲載しております編集動画にて詳しく紹介していますので是非そちらでご覧下さい。
本項では動画撮影と平行して撮影しました写真画像を簡単に解説付きで紹介したいと思います。
そこでちょっと気になったのが、このパッケージの底にある"Automodelle im Maßstab 1:87" の表記です。
真ん中にある"ALBEDO" と云うロゴも気になりました。
因みに"Automodelle im Maßstab 1:87" を日本語に訳すと、「1/87 スケールの自動車モデル」となります。
ただしeBay USA の商品タイトルにあるHerpa MAN F8 Box semitrailer „Michelin“ 1/87 の文言は、不思議なことにどこにも見当たりません。
左は同梱されていた注文明細書です。
本日の作業も終始愛犬 太🐾郎 が立ち会ってくれました。
6月8日で生後7ヶ月を迎えます。
感謝の気持ちを込めて改めてここに紹介します。
右の画像の2台同様アールエーアール鈴鹿のMICHELIN Minicar Collection の中では、最も古い年代のBIBENDUMのモチーフと、ミシュランボディカラーデザインを纏った車両です。
BIBENDUMが同じモチーフのMICHELIN Body Collor Design Model Collection
これでHerpa MAN F8 Box semitrailer „Michelin“ 1/87は完全体になりました。
例えばこのモデルにも付属しているドアミラーやトラクターフロント左右フェンダーカバーをご覧になるとお判りかと思いますが、全て黒一色じゃないですか。
確かに黒という選択肢はあってもおかしくはありませんが、フェンダーカバーなどはシャーシと同色かあるいはボディの黄色でも良いですよね。
つまり気に入らなければ手を加えて着色しても構わないということだと思います。
それはこの車両各部モールドの精緻さや、全体的な造りをつぶさに観察すれば自ずと判るはずです。
Herpa製以外の何物でもありません。
ここに断言します。
これまでの私が見慣れたHerpa製オリジナルパッケージとは、かなり趣が異なっているということです。
この手前のスチロールケースの商品がHerpa MAN F8 Box semitrailer „Michelin“ 1/87 と思われます。
箱から取り出すと、エアーキャップシートに包まれた商品が出てきました。
上の画像では緩衝材に埋もれた状態で、画像手前に見える商品の姿は見えてませんでした。
梱包の段ボール箱を開けると、これも見慣れたパッケージが目に入りました。
相変わらず実に繊細なモールドのパーツ類です。