ウェブ アニメーター
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2024年5月4、5日

 ゴールデンウイークも終盤になりこの両日で懸案だったある作業を実施しました。

 それは談話コーナーのミニカーを陳列しているショーウインドーガラスケースには、2022年11月14日にLEDテープライト照明を初めて設置したのですが、それは上段を明るく照らし出すには充分な光量がありとても満足していたものの、下段のミニカー展示では特に奥まった場所に陳列したものは、上段の陰になってしまいお世辞にも光が当たっているとは云えずいずれ何らかの形で照明をと考えていました。

 そこでそれらを実際に形にするべく、下段用のLEDテープライトホルダーブラケットを製作することにしました。

 そしてまず必要になったパーツは左のスクショにあるアルミLアングルバーです。

 これが2022年に製作(このときは10㎜×10㎜のアングル)したときと同様にLEDテープライトのホルダーになります。

 ただしこれだけではショーウインドーガラスケースには固定出来ません。

 そこで一計を案じました。
 こうして作り付け書棚にAC/DC 24V 電源アダプター兼調光器を設置すると、このよにショーウインドガラスケースの背面からの操作が簡単に出来ます。
 これで談話コーナーのショーウインドーの展示はほぼ完成しました。
 特に下段右奥に展示しているMajorette Eligor Ho 1/87 Camion Remorque Centrale Renault Magnum 440 Cv Michelin や左奥のAltaya 1/43 MERCEDES-BENZ 609 D Rally Assistance Vehicles などが実に明るく照らし出されていて、まさに狙い通りの結果が得られたと思います。
 この度設置しました下段のLED照明も点灯すると、このとおりその違いは歴然としています。
 しかし日が暮れて外が真っ暗になるとこの通りです。

 上段のLED照明だけ点灯しています。

 下段の展示ミニカーはかろうじて最前列だけが、少し暗いですが照らされています。
2024年5月5日

 斯くして本日予定していた全ての作業が終了し、談話コーナーのショーウインドーを撮影しました。

 その際ちょっと趣向を凝らし、ショーウインドーガラスケースの上上段のみ点灯したこの画像と、その下にある上下段点灯した画像を撮りました。
 これが今回使用した二股電源ケーブルです。

 画像は既にLEDテープライトに電源ケーブルを結線した状態です。

 因みに電源ケーブルをLEDテープライト基板の両電極に半田付けする際には、最初に基板の電極に予め少量のハンダを盛り付けて於くのがコツです。
 これがその図解ですが例え上手くポッティングを剥ぎ取ったとしても、その後電源コードのリード線を電極端子に半田付けする際は極力短時間で済ませることが最も大切です。

 電極部に長く熱を与えすぎるとLEDテープライトの基板が溶けて破損する恐れがありますのでそこを一番注意する必要があります。

 基板に熱が伝わるのはある程度仕方が無いと思いますが、そのダメージがどの程度なのか目視出来るかと思いますのでしっかり注視することが重要です。
 前回このLEDテープライトを流し台右側のステンレス平棚の裏側に貼り付けて使用しましたので、切断後の電源コードの半田付け配線も経験済みですので、そのときと同じ作業を実施ました。

 特にテープライト基板に盛ってある防水用の樹脂ポッティングを剥がして、切断面の+-両電極端子を剥き出しにするときのポイントは図解で説明しています。
 これらの画像では既にLEDテープライトもホルダーに貼り付けてあります。
 こうしてブラケットの裏面に左右それぞれ2枚づつ貼り付けました。
 しかも当初計画していたメカニカルな構造よりも遥かに工作も簡単ですからね。

 この左の画像は、マジロックセットのフック側シールを、既に製作済みのLEDテープライトホルダーブラケットに併せて、15㎜ × 20㎜ 角のサイズに切り出した画像で、同じものが4枚必要になります。
 これは上記のマジロックセットループ側シールをショーウインドーガラスケースの前面支柱(正面に向かって左側)に貼り付けたときの画像です。

 何故このマジロックセットを採用したかと申しますと、MonotaROのマジロックセット販売ページに
 プラスチック製のフック(マジロック)とパイル生地の係合により、従来のマジックテープに比べ約3倍の強力を発揮します。
湿気や水濡れによる影響を受けにくく、安定した性能を保持します。
 と謳っていたからです。

 これなら充分用途に耐えられるだろうと判断しました。
 これはマジロックセットのループ側シールをショーウインドーガラスケースの前面左右支柱の幅に合わせて、15㎜ ×75㎜(商品サイズ150㎜の半分)の大きさにカットした画像です。
 このマジックテープシールのセット/マジロックセットのお陰で、それまで計画していたLEDテープライトホルダーブラケットよりも遥かにシンプルかつ合理的で実用的なLEDテープライトホルダーブラケットの製作を実現出来ました。
2024年4月27日

 これを思いついたのは極々最近です。

 それまではかなり以前から随分メカニカルな方法で、もっと複雑な構造のLEDテープライトホルダー&ブラケットを計画していました。

 しかも残念なことにその工作のための必要パーツ類は、すでにすべて購入し準備していました。

 しかしそれらの計画を一旦白紙に戻し、再考するに至ったのはこのマジックテープシール/マジロックセット の存在を知ったからです。
 そしてこれが出来上がったLEDテープライトホルダーブラケットです。

 この時点でまだLEDテープライトは付いていません。
 どんな工作でも工夫さえすれば何とかなるものです。
 切り詰めたアルミLアングルバーの長さ(約870㎜)を確認しています。

 ピッタリでした。
 金鋸で計測した長さに切断しました。
 必要な長さ(ガラス面の幅)を実測値で測ってケガキで目印を付けています。
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2022年11月17日

 このページの上で紹介したLEDテープライト関連の配線パーツなどとほぼ同時期に購入した、AC/DC 24V 電源アダプター兼調光器です。

 導入したときページの都合で紹介しきれませんでしたので、この際紹介することにしました。

 何故この器具を導入したかと申しますと、当初このショーウインドーガラスケースのLED照明のON-OFF兼調光は、アナログ式のロータリースイッチで行っていました。

 ところが手動ロータリースイッチのストロークが大きく使いにくかったのと、AC/DC電源アダプターが別途必要になり大きなアダプターの所為でコンセント付近のスペースが窮屈だったことから電源アダプターとON/OFF調スイッチが一体になったこの器具が最適でした。


 また当時は将来的にLEDテープライトを現在の12V仕様から24V仕様にパワーアップすることも視野に入れていました。
 切断面をヤスリで整えて、さらにサンドペーパーで滑らかにし軽く面取りも行いました。
2024年5月4日

 これがMonotaROに注文し届いたアルミLアングルバーです。

 厚さ1㎜12㎜ × 12㎜ 長さ1m のサイズです。
 しかもスイッチはストロークも小さくコンパクトな形状なので、このようにショーウインドーガラスケースの正面からでも手動操作が可能です。

 またその際はスイッチ操作は手探りになりますが、慣れれば12V付近で止めるのは難しくありません。

 それでも確かに12Vオーバーになるのはあまり好ましくはありませんので、こうしてわざわざコーションラペルシールを製作して貼っています。(まぁおまじないのようなものです)

 短時間であれば多少の入力オーバーは問題ありません。

 それがハッキリとこの場で断言出来るのは、実はこのコントローラーの設置当初うっかりツマミスイッチを24Vまで上げてしまい、結局その後気付かずに最大入力のまま10分間ほど点灯してしまいました。

 ものすごく明るかったことを覚えています。

 そして設置したLEDテープライトホルダー(アルミ製)が触れないほど加熱していることに気付いて慌ててスイッチをOFFにしました。

 それからLEDテープライトホルダーが完全に冷え切るまで時間をおいてから再び点灯しましたが、何の問題もありませんでした。

 完全に私のミスでしたがこの点灯していた10分間、LEDテープライトの発熱以外には回路が焼損したりショート、発火などの問題は一切起きませんでしたので、LSDテープライトに致命的なダメージは皆無だったと断言します。

 以来現在まで完全にトラブルフリーですし、以上の体験からもこのLEDテープライトの入力12Vオーバーに対する安全マージンは相当高いと云えるのではないかと思っています。

 尚本ページの冒頭で紹介している動画は、アールエーアール鈴鹿のガレージライフ Youtube チャンネルでもご覧いただけます。






 
2022年11月17日

 この配線コードセットも上記とほぼ同時期に購入しています。

 但しこの度使用しましたのは、左のAmazon販売ページのスクショ、商品紹介画像の一番下に写っている二股分岐ケーブルだけです。
 上記の作業の末出来上がったパーツがコレです。

 これを余分な部分を斜めに切り落とし、さらにアルミLアングルバーのLEDテープライトホルダーと組み合わせるため取り付けM3ビス用の穴を設けて、LEDテープライトホルダーブラケットとして使用します。
 と同時にガラスケースの支柱前面の幅を測っています。

 15㎜でした。

 これはこの後の工作でとても重要な寸法になります。
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2022年11月23日

 この電源ケーブル(ジャック付き)も上記のLEDテープライトと同じ時期に購入しました。

 また既に画像では電源コードもLEDテープライトに接続していますが、+-両極に半田付け刷る際に電源ケーブルのリード線が太いスケアでしたので、剥き出たリード線の芯線に被せてあるハンダがなかなか溶けなくて半田付けには手こずりました。

 確か前回の作業でも同様の経験をしてました。
2022年11月10日

 また過去に遡りますが、この日左のスクショの商品/LEDテープライトを初めて購入しました。

 そして談話コーナーのショーウインドーに設置しました。

 以来このLEDテープライトを使い続けています。

 と云うのも、これ以降購入使用している別のLEDテープライトもありましたが、テープの幅が10㎜より狭い8㎜のもので、幅が狭いのはサイズのコンパクトなブラケットを製作する上では助かるのですが、使用されているLEDチップがSMD2835と小さな素子で、販売ページには照度6000kを謳っていましたが、実際にはお世辞にも明るいとは云えませんでした。

 そこでやはり光量の充分なSMD5050素子を搭載しているこのLEDテープライトを使用することにしました。

 これまでに2m弱使いましたが幸いまだ3m以上残っています。
 まだ外が明るい内なので、ご覧のように上の画像との違いはそれほどはっきりとは確認出来ません。
 続いて1㎜厚のアルミ板を 30㎜ × 58㎜ 角の長方形の板を2枚切り出して、それぞれまず長辺の真ん中の位置で、以前STi純正スポーツシートをオフィスチェア化する作業の際に活躍したk012メタルブレーキを使って 90°に折り曲げ、そこから両側約9㎜の幅を置いて反対方向へ 45°折り曲げているのが、左の画像の作業です。

 これはk012メタルブレーキでは作業にややムリがあると判断し、少し頭を使ってハンディタイプのベンダーを使用し作業を実行しました。