アンティークなヴィンテージ品ではありませんが、たぶん日本で入手するのは困難な商品だと思います。
じっくりご覧頂くと判ると思いますが、アルミのプレートにとても美しいシルクスクリーン印刷が施され、画像の輪郭線に沿って凹エンボス加工がされています。
しかもこのビブが乗っているスクーター、明らかにヴェスパ(Vespa)じゃないですか。
フランスのBibendumがイタリア製のヴェスパに跨がっているというのもおもしろい取り合わせだと思いました。
とは云っても両者はお隣同士ですし、ともに長い歴史もあります。
特にMICHERINタイヤは自転車からトラックまでありとあらゆる車輪のゴムタイヤを供給している企業ですから、こういう取り合わせも当然と云えば当然でしょうね。
因みに1950年代にはフランスのAteliers de construction de motocycles et d'automobiles (ACMA)が、イタリア・ピアジオ社の125ccヴェスパをライセンス生産していましたので、これもそのフランス製である可能性は否定できません。
いずれにしましても、デザイン性もさることながらこのようなマッチングにも大いに惹かれたというわけです。
しかも裏側に座金の無い、一般的に電気ハトメ(かけるのハトメ)と呼ばれている片面ハトメです。
つまり壁等にネジなどで直接ネジ留めするときに、穴の縁のホーローに可能な限りダメージを与えないよう配慮しているのだと思います。
さらに付け加えるなら座金が無いのはむしろ当然で、ネジ留めする際には結局プレートも共締めすることになるのですから。
要するにハトメは、穴から抜け落ちぬ程度にカシメてあればOKと云うことです。
それについては、実際にプレートを軽く揺すると、ハトメがカラカラと音を立てることで明らかでした。
むしろ本当に良い買い物が出来たと、オクの出品者の方に感謝したいくらいです。
それはこうして遠目にも充分に感じ取れると思います。
以前のプレートと比較するのは甚だナンセンスですが、敢えて比較すれば、その存在感も見かけの格好良さも段違いだと思いませんか?
お値段がまるで違うのだから当たり前だ、と云ってしまえば仰る通りなのですが、それ以上にこのガレージ全体のバランスを見れば、このシンプルかつ豪華(ホーロー製ということ)なだけでなく、周囲に融け込むように馴染んでいる(特に背景のコンパネとの相性の良さ)カラーコントラストはまさにパーフェクトだと思います。
取り付け完了!
さらによく見比べると永井のネジの仕上がりは、左のネジよりも明らかに出来が良いことに気がつきます。
例えばネジの螺旋部分の肉厚や、皿頭のボリュームや縁の面取りの仕上げ具合です。
細部に至るまで並みでは無い拘りが感じられます。
これは後に知ったことですが、この有限会社「ネジの永井」は、ネジ製作にはかなり拘りのある企業のようです。
2020年8月12日
SHELL GASOLINE琺瑯製メタルサインプレートが届いてから、近所のカーマホームセンターやビバホーム、コメリで壁に取り付ける木ネジを物色し購入してきましたが、残念ながら目当ての真鍮製のマイナス皿頭木ネジはありませんでした。
その後8月10日にネットで目当てのアンティークな真鍮製のマイナス皿頭木ネジで、3.1㎜×13㎜Lサイズのものが、Yahoo!ショップ「ネジの永井」で見つかりましたので早速注文しました。
そして本日到着しました。
注文した内容物にはとても祖喰わない大きすぎる郵便物です。笑
ネジの種類やサイズの設定については、既存の皿木ネジを実際にメタルサインプレートのハトメ部に当てて最適なサイズを割り出していました。
それにしてもこのSHELLの貝形に打ち抜かれたダイカットの形状や、貝とロゴを描いているやや臙脂色掛かった渋いカラーと背景のややオレンジ色っぽい深みのある黄色のコントラストとその色調は、落ち着いた中にも見る者に鮮烈な印象を与えてくれます。
しかもホーロー独特の色艶も手伝って、どっしりとした高級感のある仕上がりですから、まさにマイガレージの壁の一番目に付く真ん中を飾るに相応しいアイテムになることは間違いありません。
ティンプレート(鉄板製)のホーロー看板は、昭和の中ごろくらいまでは、様々な店舗の店先や道ばたなどでも普通に見掛けましたが、それらもこの令和の時代ではほとんど見ることは無くなりました。
2020年8月6日
この日とうとうヤフオクにて左の品物を落札し、購入手続きを行いました。
なかなか良いお値段でしたので少し迷いましたが、琺瑯製のメタルサインプレートでこの手の出品は、今後もそうは無いだろうと判断しまして、手に入れることにしました。
何故手に入れることにしたのかというと、このページにも掲載していますSHELLの安価なブリキ看板に代わるもっと気の利いた格調の高いメタルサインプレートを、ずーっと以前から探していたのですが、これ以上の出物はこれまで見たことがありませんでしたし、とてもシンプルな「SHELL GASOLINE」のロゴデザインが気に入ったのと、稀少なホーロー製であるというのが主な入手の理由です。
また、紹介文にもあるように英国製であることと、未使用の美品であることも欲しいと思った理由です。
さらにこの私のガレージは、これまで全体的にややお堅い雰囲気でしたが、ユーモラスなBibendumの影響で少しはポップで和やかな印象になったかと思います。笑
最近は特にヤフオクにハマっていますと以前にも申しましたが、確かに意中の品物を探す楽しみは、既存のネットショップで物色するよりも遙かに奥が深くて楽しいですよね。♪
思わず自分の財布の事情など忘れてしまいそうになるほどです。笑
まぁそこまで自制心が無いわけじゃ無いですが…
ただギャンブルじゃないですが、何が出てくるか判らないというスリルがありますよね。
どういう手順でネジ留めするかは、作業に入る前から既に決めていました。
それは、まず最初にプレート下の1箇所のネジ留めから取り掛かることでした。
何故かというと、サインプレートの位置を以前とほぼ同じ位置にするためには、以前のプレートの下側(以前は上下2箇所だけでした)のネジ穴跡をそのまま利用するのが最適であると判断したからです。
当然ながら取り付け位置を変えるつもりはありません。
色もサイズもピッタリです。♪
長さが違うのは当然のこととして比べてみて下さい。
右の永井のネジは、同じ真鍮製でも明らかに色がアンティーク調です。
もちろん真鍮ですから左のネジも、時が経てば右のようになるかもしれませんが…笑
そして決定的な違いは、永井のネジはマイナスであることです。
とても美しい白いホーロー仕上げの裏側は、壁に取り付けてしまえば残念ながらまったく見ることが出来ません。
つまりこれがほぼ見納めですので、出来るだけ多くの画像をアップしておきました。笑
ということで、試しにこうしてかなり斜め下からも覗いてみました。
こうすることで、メタルサインプレート本体のデザインを、やや大きめのハトメがスポイルしていないか確かめられると考えたからです。
するとご覧の通りハトメが黄銅色ということもあり、このプレートの色調に巧く溶け込んでいて、まったくデザインの邪魔になっていないことがお判りいただけると思います。
何れにしましても、このような物に対する徹底した拘りはこの私、アールエーアール鈴鹿のもっとも得意とするところですので、こういう拘りはまさにウエルカムです。笑
陶器にも似たその色艶は、こういう趣味性の高い装飾品について申すならば、耐久性や耐候性など実用一辺倒な特性だけでなく、見る者に普遍的な安心感というか人の持つ温かみすら感じさせてくれます。
それもこれもすべては一般的な塗装と違って、金属材料表面にシリカ(二酸化ケイ素)を主成分とするガラス質の釉薬を高温で焼き付けるというけっこう手間の掛かる琺瑯の製作工程にあると云わざるを得ません。
その重さからもなかなか存在感があります。
出品者の方の紹介文にもありましたとおり、手に持つとずっしりとした重さを感じました。
出品者の方の紹介文によると、約2㎜厚のティンプレート(鉄板)だそうです。
はやる気持ちを抑えて写真撮影しました。笑
これは私の愛車にメインで入れているガソリンでもあります。
こういうちょっとした小物でガレージを演出するのも楽しいですね。
2013年11月1日
大切に保管していたこの記念プレートも、昨年ようやくここぞという場所に飾ることができました。
アルミ製でとても軽いので両面接着テープで貼りました。
ギネス・ブックに登録されています。
拡大写真で私の愛車を見つけて下さい!!(笑)
この時の詳しいレポートはコチラをご覧下さい。
2009年3月7日に茨城県竜ヶ崎市の竜ヶ崎飛行場で開催された、スバル・カーモザイク世界記録達成会に参加した時いただいたプラーク型アルミ製記念プレートです。
これも長い間私の部屋で大切に保管していました。
それほどこの度の出来事はこの私、アールエーアール鈴鹿が感激したということです。
左のネジが、これ以前にホームセンターで購入していた真鍮製の皿頭木ネジです。
一番短い長さはこのサイズしかありませんでした。
また、紹介文には四隅に取り付け用の穴とありましたが、それは間違いで、上部に2箇所、下に1箇所の計3箇所です。
別にそれについては何の問題もありません。笑
むしろ取り付け穴など少ない方が良いに決まっています。
これからもこうして気に入ったブリキ看板などがあれば、入手して飾ろうと考えています。
因みに認定証をお持ちになっているこの方は、当時の龍ケ崎市長です。
これがギネス世界記録の認定証です。
そしてご存じの通りこのガレージのディスプレイやレイアウトデザインのコンセプトは、やはりSUBARUと愛車RA-Rがその中心であることは間違いありませんが、愛車に纏わる様々なブランドアイテムも当然コンセプトの範疇内です。
中でもタイヤのMICHELIN、ガソリンのShellとショックアブソーバーのBILSTEIN、そしてスポーツシートのRECAROは、昔から拘りがありますので、この度のBibendumのウォールデコは、まさにピッタリのアイテムだと思います。
そしてこのガレージには、まだまだ他にも数多くのBibendum Collection があります。
それらはすべて、
コチラにまとめて紹介しています♪
ご覧下されば一目瞭然だと思いますが、皿ネジの頭とハトメが完全に一体となって、まるでひとつのパーツのように見えますね。
また上記にもコメントしましたが例のハトメの遊びも、ネジを締め込むことで完全に無くなりました。
実はそれらは、すべて最初から狙っていた効果です。
つまりそのための真鍮製マイナス皿頭だったのです。
プラスよりマイナスを選択したのは、このハトメとの一体感を際立たせるためと、そして何よりレトロな演出も欠かせないと考えたからに他なりません。
ちょっとイメージしていただきたいのですが…(興ざめですから画像はありません)笑、この場面でプラスネジ?
私は絶対にありえない選択だと思っています。
ビニール袋とエアーキャップの包装から取り出しました。
想像した通りとても上質な仕上がりの一品です。
これまで私は様々なShellの貝型の看板(OilではなくあくまでもGasolineであることが重要)を物色してきましたが、その中では最もシンプルで魅力的なデザインです。
また貝のデザインにもいろいろな形体がありますが、看板のデザインとしてはこの形が最も気に入っています。
加えて琺瑯製のティンプレートを購入したのは今回が初めてです。
ところがネジ留めの際に壁に強く締め付ければ、そのハトメの遊びは完全に無くなることが、その後の作業でハッキリしました。
また無垢の真鍮製ですから、一見して装飾面の美観もまったく損なわれていないことが良く判ります。
そう考えてくると、ハトメ一つとっても合理的且つ相当に熟慮されていると感じました。
ちょっとお高い買い物でしたが、それに見合った最高の活かし方が出来ましたので、全然後悔はありません。
つまりプレート単品の優劣などではなく、この壁にレイアウトしている様々なアイテム全体の雰囲気の中から、このSHELL GASOLINEティン琺瑯サインプレートの魅力が自然に伝わってくると云うことではないでしょうか。
この度は取り付け用のネジの選定には随分拘りました。
このSHELL GASOLINEティン琺瑯サインプレートが、そこまで拘るに相応しいアイテムだったと云うこともありますが、やはりSHELL GASOLINEティン琺瑯サインプレート全体の見栄えを最優先にすれば、それは当然の選択であったろうと思います。
昭和生まれの所為でしょうか、ホーローと云えば洗面器と云うほど琺瑯製の容器には馴染みが深いですし、その耐久性の高さから昔は様々な日用品に施されていました。
しかし現代では安価で丈夫な樹脂製容器などの進歩もあり、コストパフォーマンスや利便性などの点で、生活日用品の中でも一部の趣味性の高い高級品以外はほとんど見掛けなくなってしまいました。
昔は道路標識にもよく用いられていましたが、最近では鉄板よりももっぱら軽量なアルミ合金製のものが多く用いられているようです。
これも出品者の方の説明にありましたとおり、なんと裏側もしっかりとした琺瑯仕立てです。
壁に貼り付けてしまうと見えなくなってしまうのは何とも勿体ないことです。
そうこう徒然なるままに書いてましたら、あっという間に最後になってしまいました。
このところマイガレージを飾るアイテムがますます盛んになっていますが、予定ではまだもう少し続くと思います。笑
乞うご期待!
これよりだいぶ後になってから、こんな関連アイテムも追加しました。♪
上側のもう一方のネジも締め込みました。
因みに一度軽く締め込んだ下側のネジも一旦緩めまして、まず上側2箇所の仮留めを行い、3箇所のネジの中心がそれぞれハトメの中心からズレていないか確認しながら、慎重に少しづつねじ込んで行き、最後はあまり強く締め込みすぎない程度に本締めしました。
手で動かさなければ動かない程度まで下側のネジを締めこんで、プレート位置がまっすぐになるよう調整し、位置が決まりましたら錐でハトメ穴の中心に正確に下穴を揉んでおきます。
これは正確にやらないと、ネジの中心がハトメの中心からずれてしまいますので慎重に丁寧に作業しました。
後は開いた壁の下穴に合わせて木ネジをねじ込むだけです。
流石に6年以上ここに掛かっていましたので、ご覧の通りしっかり日焼けの跡が付いています。笑
出来れば上手く隠れると良いのですが、これから取りつけるSHELL GASOLINEティン琺瑯サインプレートのサイズから見るとちょっと難しいですね。
このところの猛暑で、出来る限りここへは来たくないのですが、そうも云ってられません。
軽微な作業ですので、ちゃちゃっとやってしまいましょう。
まずこれまで壁を飾ってくれていました、ティン缶蓋風SHELLサインプレートを取り外しました。
壁に取り付ける前にハトメに組み合わせてみました。
形状といいサイズといい、本当に言うこと無しです。
早速中身を確認すると、まさに狙った通りの仕上がりでした。
これが裏面の最後の画像です。
何分にも結構高価なものですので、この程度の拘りはあって当然と云えば当然なのでしょうが…
そしてその取り付け穴には、このように真鍮製のハトメ加工が施してあります。
ところがその一手間余分な製作工程が、実際にはホーロー独特の耐久性や色・艶を作り出しています。
それがホーローの魅力でもあり、今日その稀少な価値が改めて見直される動きもあるようです。
2020年8月8日
そして8月7日に発送連絡がありまして、本日荷物が届きました。
ホワイトのBibendumと、Bianchi(ビアンキ)・チェレステ(Celeste)カラーのスクーターというカラーリングですから、遠目にもずいぶん目立っています。♪
実はこのカラーリングに惚れたんです。笑
因みにBianchiというのは、イタリアの老舗ロードバイク(自転車)のメーカーで、チェレステというのはイタリア語で「青空」を意味するんだそうですが、後にビアンキカラーと言われるほど有名になり、ビアンキの歴代ロードレーサーを彩ってきた独特の青緑色のシンボルカラーです。
同じくイタリア製(仏製?)のヴェスパにこのカラーリングというセンスの良さには完全に脱帽しました。♪
そしてまたこの私、アールエーアール鈴鹿はかつてロードレーサー乗りで、ひとりの愛好家であったことを証明する一品だということも、この際ひとこと付け加えておきます。
2020年7月25日
ヤフオクで落札しました。
このところちょっとヤフオクにハマっています。笑
このプレートには、Bibendumの顔の左口元と、スクーターの前後タイヤの部分に合計3箇所のビス留め用穴が開いていましたので、その3箇所をステンレス製の木ネジで壁に直接固定しました。
当初ネジの頭を黒のつや消しラッカーで塗りつぶす予定でおりましたが、全然目立ちませんのでどうやらそこまでする必要はなかったようです。
ちょっとスピーカーコードが邪魔だと思いましたが、2枚の大判ポスターの丁度真ん中に位置するのが適当だと考えましたので、スピーカーコードが交錯しても良いということにしました。
2020年8月1日
本日ガレージの壁に貼り付けました。
場所についてはいろいろ検討した結果、全体のバランスを考えてここに決めました。
ヤフオクではかなり以前からBibendum のアンティークブリキ看板やサインプレートなどもよく物色していましたが、今回のこのBibendum Collection Tôle sérigraphiée(スクリーン印刷シート/仏) は、フランスで販売されていた正規品です。
特にヴィンテージ物という訳ではありませんが、最近Bibendum Goods をヤフオクで物色することが多くなりまして、これも偶々見つけてデザインとか質感がとても気に入りましたのでつい落札してしまいました。笑
2020年7月29日
到着しました。
MICHELINのアンティークなブリキ看板やホーロー看板はなかなかのお値段で簡単に手が出せませんが、いつかは手に入れたいと思っています。
このガレージのベストと言える場所に貼りました。
ここです。
なかなか存在感があってよい雰囲気です。
ここです。
2014年1月8日
本日、予め決めておいたガレージの壁に取り付けました。
壁への取付は、当初両面接着テープでと考えていましたが、鉄製のプレートで少し重さがあるし、本体にクギ穴も開けられていたことから、木ねじで固定することにしました。
復刻版か何かは知りませんが、ガレージの壁にディスプレイするのに丁度いいと思い、ガレージ用としては初めて購入しました。
2014年1月7日
数日前にネットで探し、大阪のキャンディタワーというShopで見つけて注文していた品物が届きました。