前回交換時の走行距離55,913㎞から、ほぼ交換スパンである3,000㎞を少し越えたところです。
しかし、あれからなんと2年以上が経過してしまいました。
オイルの経年劣化を考えれば、2年というのは些か長過ぎますね。笑
それにしても2年を過ぎても僅か3,000㎞ですから、本当に走らせる機会が極端に少なくなったと思います。
ただオイルが古くなったとは言え、その初期のパフォーマンスが著しく低下するほどオイルの潤滑性能が落ちたとは思っていません。
なぜなら最近でもエンジン性能が低下したとは全然感じられないからです。
途中写真撮影をしながら、休憩もタップリ取りながらの作業でしたので、このとき既に外はとっぷりと暮れていました。笑
その後ビスを本締めしましたが、余り強く締め付けすぎないよう注意しました。
全てのビスを取り付けるまでは仮締めです。
取り外したドレンプラグは、クリーナーを使って汚れを落とし、銅ワッシャーのガスケットは新品を用意しました。
フィルターを取り外しました。
次にオイルドレンタンクと受け皿を真下にセットして、エンジンオイルドレンプラグを取り外しました。
このとき活躍するのは、このラバーベルトレンチです。
本来のエンジンオイル排出口には、オイルミストセパレーターのオイルリターンアダプターが装着され、そこに純正サイズではないオイルドレンプラグが取り付けられています。
そのためオイルドレンプラグだけをレンチで緩めようとすると、アダプターが共に回ってしまうことがあるので、それを止めるためにアダプターにラバーベルトレンチを掛けて、回り止めをしながらドレンプラグを緩めなければなりません。
このアンダーパネルを1人で取り外すときには、お約束があります。
それは必ず先にパネル前部と後部の取り付けビスを取り外します。
今回このアルミアンダーパネルを固定しているビスが、かなり強く締まっていまして、簡単に緩みそうになかったので、浸透潤滑剤を塗布してしばらく放置してから、緩めて取り外しました。
それでも緩めるのに相当力がいりました。
たぶん昨年の11月に6回目の車検を実施しましたが、たぶんそのとき取り付けた方が強く締め込んだのではないかと思われます。
まぁ何の証拠も無く他人の所為にするのはいけません。
これも毎回同様ですが、オイル交換の作業に入る前に、下回りの簡単な清掃とチェックをしています。
これまで幾度もこの作業を行っていますが、決して油断しないよういつも細心の注意を払って行っています。
コントローラー側に左右それぞれの油圧ホースを接続しました。
次にリフト本体のシリンダーとコントローラーを接続する油圧ホースをセットします。
このホースを収納するために自作したホースハンガーですが、これまで本当に重宝しています。
前部のジャッキアップポイントにもアームをセットしました。
これでリフト本体のセットは完了しました。
リフトアームに受け台を取り付けて、車両後部のジャッキアップポイントにセットしました。
後部のジャッキアップポイントにもセットしました。
これで車両左側はセット完了です。
相当に重量のある支柱ですが、コツさえ掴めば余分な体力を使わなくても、正確に所定の場所に立てることが出来ます。
次にリフトの支柱を、台座のボルト穴と床のアンカーが一致するように立てます。
ただ時期的に考えれば、真夏に作業するよりは、やや低めの気温のため汗をかくことも無く、とてものんびり気持ちよく作業出来ました。
次にリフトアームに車両受け台を取り付け、設置したリフトアームを動かして車両の前部ジャッキアップポイントに正確に合わせて設置します。
2020年3月15日
続いてドレンプラグの取り付け。
前回同様レンチで軽く締め込みました。
フィルターの装着はお約束の手締めで充分です。
フィルターのOリングはドライなので、エンジンオイルを塗布しました。
こちらのオイルドレン口も、ほぼオイルが出きった様子です。
そのまますぐに取り外さず、ある程度緩めると排出されるオイルが溢れ出てきますので、それがある程度収まるまでこのまま待ちます。
その方があまり手を汚さずにフィルターを取り外すことが出来るからです。
オイルドレンタンクの受け皿の直径が大きいので、まだ滴り落ちるエンジンオイルを受けたまま、同時にこちらのオイルフィルターもカバー出来ます。
お約束のラップでEXマニにオイル付着防止のカバーを施し、レンチでフィルターを緩めます。
まだまだ潤滑性能には充分余裕があるように感じました。
しばらく待って、大体排出されたところで次の作業です。
このDannmarアイテムも実に使いやすく、ガレージ作業の当初からとても重宝しています。
それにしても久々の登場です。笑
昇圧トランスを介してコントローラーの油圧ポンプ電源を接続しました。
左側も同様に接続しました。
まず車両右側の支柱シリンダーに油圧ホースのカプラーを接続しました。
次にリフトアームを接続します。
続いて、リフトアームを支柱のスライドブロックに設置します。
そのボルトで支柱台座をしっかりと床に固定します。
次にリフト支柱をボルトで固定します。
ボルトは、手前の台車に載ったリフトアームの上に見える半透明の樹脂製ツールボックスの中に入っています。
2回
ウエスで拭って、余分なオイル汚れを綺麗に取り除きました。
2020年3月15日
本日やっと重い腰を上げて、エンジンオイルの交換に取り掛かりました。
と言うより、オイル購入履歴のページでも述べましたが、今年に入ってから特に、国会の与野党の攻防の様子や社会情勢の不穏から目が離せない状況が続いていまして、なかなかPCを離れてオイル交換作業に没頭出来なかったというのが本当のところです。
本日は日曜日でもありお天気が良ければ、家内がR2の洗車をしたいということで、それと平行してオイル交換作業をしようと2日前から決めていました。
ということで、愛車RA-Rをリフトアップの定位置に駐めました。
2020年3月18日
この日サーキット方面への買い物のついでに、いつものGSに立ち寄って廃油を捨てさせて頂きました。
毎度の事ながら本当にありがたいです。
それから余談になりますが、気になったのはそろそろタイヤが寿命だということでした。
これと同時に行われた家内のR2の洗車はというと、とっくの昔に終了し、新品のホイールを取り付けてから初めての洗車だったこともあり、ホイールもピカピカになって家内も満足していました。♪
以上、お疲れ様でした!
次回も、時節を選ぶならこのくらいが丁度良いかなと思います。
残るは後片付けだけです。
以上でオイル交換作業は終了しました。
アルミアンダーパネルを装着します。
取り外した時と逆の順番に、ビスを締め込んでいきます。
再度リフトアップしました。
オイル漏れ等が無いかチェックしました。
入れすぎには注意し、給油途中で止めてエンジンを回して暖気した後、オイル量を計測しながら不足分を足していきます。
それを2回繰り返し、左の画像は3回目の計測です。
これでエンジンオイルの交換が完了しました。
給油途中、不意にファンネルが倒れたりしないようにタオルを詰めて支えを作りました。
ドレンプラグ締め込み完了!
フィルター装着完了!
前回のオイル交換時にそのことも加味して、ドレンプラグをあまり強く締め込んでいなかった所為で、今回はアダプターの回り止めをする必要が無いほど、軽く緩めることが出来ました。
エンジンオイルの汚れ具合は、以前の汚れ具合と比べてそれほど大きな違いが無いことも、排出されたオイルの色や質から確認出来ました。
こうすることで、アンダーパネルの落下させること無く、確実にアンダーパネルを取り外すことが出来るのです。
この後、取り外したアンダーパネルの表裏に着いた汚れを丁寧に取り除きました。
そして中部2本のビスの内どちらか一方を取り外した後、画像のように一方の手でアンダーパネルを支えながらもう一方の手で最後のビスを取り外します。
最大リフト量まで持ち上げました。
不測の落下防止、安全のため、必ずストッパーを差し込むことは忘れずに実施しています。
オイルフィラーキャップを外して、オイル排出のために大気圧を掛けます。
当たり前のことですが、こうすることでオイルの排出がスムーズになります。
車両のリフトアップの準備が全て整いました。
車両の左右2箇所づつのジャッキアップポイントに、それぞれのリフトアーム車両受け台が確実にコンタクトしているか確認しながら慎重にリフトアップしています。
リフトのコントローラーをここまで引き出しました。
毎回大体同じ位置です。
リフトアームを接続するピンは差し込むだけですが、本当は付属のEリングをピンの溝に嵌め込むことで、ピンの脱落防止を行う構造になっています。
しかしEリングの着脱が結構面倒なことと、そこまでしなくても地震でも無い限りリフト作動中にピンが抜けるなどまずあり得ませんのでこれまでも実施しておりません。
続いて車両右側のリフト支柱を、ボルトで床に固定しました。
こちら側も同様に設置しました。
こうして2本の小さいサイズのマイナスドライバーを使って、樹脂製の蓋を取り外します。