続いてドレンプラグも外しました。
コチラは意外にも9.5o sq.のラチェットハンドルではトルク不足だったので、ドレンプラグソケットの9.5o sq.の差し込みをアダプターで12.7o sq.に変換して、よりトルクのかかるレンチで取り外しました。
2013年1月13日
オイルが完全に抜けきるまで待っている間、エンジン下周りの汚れを綺麗にしました。
蓋はこうして簡単に取り外すことが出来ました。
2013年1月13日
オイル交換作業に先だって、粘度の高いギアオイルを予め湯に浸して温めておくことにしました。
これで特にミッションギアオイルを注入するときに、オイルの落下時間の短縮が出来るはずです。
センサーの配線カプラーを取り付けます。
ここで問題が発生しました。
画像のミッションオイルドレンプラグ(小)の六角頭を舐めてしまいました。
既に相当痛んでいたようで、レンチの手応えが最初からかなり頼り無かったのを覚えています。
以前までのエンジンオイル交換2回に対して1回ミッション・デフオイル交換というスパンから、エンジンオイル3回交換に1回ミッション・デフオイルを交換するというスパンに変更してから、初めてのミッションオイル交換ということで、
前回交換から
10,000q近く走っています。
その割には、ご覧のようにオイルの汚れはあまりないように見えます。
さらに500cc程追加しました。
これでエンジン下周りの準備が終わりました。
手回しで装着します。
アンダーパネルの汚れも落としました。
ご覧の通りラップで覆った部分にオイルがベッタリと付着しています。
エンジンオイルがほぼ抜けきったので、新品のドレンプラグを取り付けます。
これまで自分で取り外したことはありませんが、いつも三重スバルでメカさんの仕事ぶりを見てきたので、要領は分かっています。
それから、エンジンフードを閉じて最大リフト量までリフトアップします。
エンジンフードを開けたまま最大リフト量まで上げると、残念ながら開けたエンジンフードの最上部が天井大梁の下面に接触してしまいます。
続いてアームの先端の受け台の位置を、車体のサイドステップの下のジャッキアップポイントに合わせてセットします。
油圧カプラーの接続時に、若干オイルが溢れてしまいます。
こうして各支柱に2本づつ、4本のアームを全て取り付けます。
ピンは確実に一番下まで差し込みます。
支柱の固定が終わったら、次に支柱のスライドブロックにアームを取り付けて、ピンでしっかりと固定します。
デフケースの各プラグに使用する
液状ガスケットです。
大和石油でオイル交換をしていた頃に使っていたものですが、まだまだ充分容量が残っています。
続いて30oのコンビネーションスパナでフィラープラグを外します。
このコンビネーションスパナは特大です。
このくらい長いスパナがあるとトルクが掛けられるので緩めるのが楽です。
直前まで湯に浸けて温めてあったデフ用オイルを準備します。
はみ出た液状ガスケットや漏れたオイルを綺麗に拭き取って、本日のオイル交換作業が終わりました。
このつづきは
コチラ
スパナでしっかり締め込みました。
素早く用意していたフィラープラグねじ込みました。
こうして、残りのオイルを全て給油しました。
この追加でフィラー口からオイルが溢れてきましたので、これでほぼ規定量入りました。
実際にオイル缶にもやや多めに残っていました。
そこで、もう一度実施しました。
温めたのが災いしたのか、一回で満杯になりませんでした。
シリンジ一杯に吸い込んだら、素早くフィラー口にシリンジを差し込んでオイルを一度に押し出します。
そしてスグに手の届くところに置いておきます。
次にフィラープラグにも液状ガスケットを塗布します。
後はラチェットハンドルを取り付けて、しっかりと締め込みました。
デフオイルが完全に抜けきったのを確認してから、ドレンプラグを取り付けます。
ソケットにドレンプラグを差し込んで、そのまま手回しでドレン口にねじ込みます。
しっかりとドレンプラグに液状ガスケットを塗布します。
しかし、ドレンプラグの磁石を拭き取ると、このようにかなりの鉄粉が着いていました。
デフオイルも10,000q近く走行したにもかかわらず、ミッションオイル程ではありませんが、ご覧のようにそれ程酷い汚れはありませんでした。
実際にはラチェットハンドルでもダメで、よりストロークの長いこのL型レンチが必要になりました。
取り外したフィラープラグの汚れを落としました。
フィラープラグを外すのと、センサー本体部分だけを取り外すのとではどちらが良いのかよく分かりません。
実際、Dラーでもメカさんによって違いました。
ただ一つだけ言えることは、センサーだけ外す場合の方が若干油量が多くなるということです。
次にデフオイルの交換作業に取り掛かりました。
まず最初にフィラープラグの油温センサー(たぶん)の配線カプラーを取り外しました。
何とかドレンプラグだけは取り外しました。
その後取り外したドレンプラグで、軽く蓋だけしておきました。
スパナやレンチではどうしようも無いので、バイスグリップでプラグの頭をしっかりと掴んで回したら無事外れました。
当然外したドレンプラグの再使用は出来ません。
そんなわけでここで作業を一旦中止して、急遽近所にある三重スバル鈴鹿店まで走りました。
しかし、結局在庫は無くメーカー注文ということで、入荷は今週木曜日ということになり、ミッションオイルの給油作業はそれ以降までお預けということになってしまいました。
後日、
1月17日に三重スバル鈴鹿店に入荷しました。
流石にこのプラグは径が大きいこともあって、緩めるには相当のトルクが必要ですが、一旦緩めてしまえば後は手回しで軽く回ります。
若干STIロアアームバーがトルクスの軸線上に掛かって邪魔ですが、少し軸線が傾く程度でこれまでロアアームバーは取り外したことは無いので、そのままレンチで緩めます。
レンチは、12.7o sq.ラチェットハンドルでは短くてトルク不足でしたので、リーチの長いL型レンチで緩めました。
アンダーパネル用ブラケットを取り外すとドレンプラグ(大)が見えます。
次にミッションオイルドレンプラグ(大)を取り外すのに邪魔になるため、フロントサポートバーに取り付けてあるアンダーパネル装着用のアルミ製ブラケットを取り外します。
HiとLoレベルの丁度真ん中あたりです。
これでエンジンオイルはOK!
本日までの走行距離です。
前回のエンジンオイル交換が約35,000qでしたので、およそ3,300qのスパンですが、期間としてはほぼ1年経っていますので、かなり劣化していると思います。
3.5リットルほど給油した後、エンジンを掛けてオイルを温めてからレベルゲージで量を計ります。
この時はかろうじてゲージの先端にオイルが付く程度でした。
これが長年使用してきたエンジンオイルフィラー用の漏斗です。
リフト下降中。
車両の下回りに障害物が無いか確認しながら行っています。
次にエンジンオイルを給油するためリフトを降ろします。
ストップバーを外します。
滑らないよう布切れで包んで、しっかりと手締めをしました。
ここはレンチは使いません。
次に新品の
オイルフィルターの装着です。
フィルターは今回あまり長く使わないので、
SUBARU純正フィルターを使用することにしました。
Oリングがドライなので、オイルを塗布します。
しばらくすると、オイルの垂れが無くなりました。
取り付け口のオイル等の汚れを綺麗に拭き取りました。
後は手回しで取り外しました。
またレンチを装着してからフィルターを緩めるスペースの余裕もあり、結果レンチが役に立って良かったと思いました。
当初、レンチをフィルターに装着出来るか心配しましたが、なんとかギリギリで到着出来ました。
これでオイルパン側は準備完了!
締めすぎに注意して締め込みました。
次はオイルフィルターの交換を行います。
まずエレメント周囲のEXマニを、ラップで覆ってオイルが掛からないように保護します。
これをやらないとEXマニに巻いてある耐熱バンテージに少しでもオイルが掛かると染みこんで大変です。
色を見る限りかなり汚れています。
レンチで緩めた後は、手回しで取り外します。
ドレンプラグが取り付けられているオイルミストセパレーターのオイルリターンホースのチェックバルブ兼アダプターが、ドレンプラグを緩めるときに一緒に回ってしまわないか心配しましたが、問題なくドレンプラグだけ取り外せました。
多分アダプターの方がネジ径も大きいので、取り外すにはドレンプラグを外すときよりも高いトルクが必要なのでしょう。
エンジンオイルドレンプラグを取り外すために、9.5o sq.ラチェットハンドルに14oのソケットプラグをセットしています。
アンダーパネルの中心に近い2箇所のボルトを一番最後に取り外すことで、1人でも容易に支えながら取り外すことが出来ます。
8箇所のボルトを4oの六角レンチで取り外します。
まず、アルミアンダーパネルを取り外します。
これがストップバーです。
ストッパーとして使用しないときは、支柱の最上部に差し込んで、支柱を移動するときのハンドルとして使用します。
最上部までリフトアップしたら、ストップバーを差し込んで落下防止をします。
車体を僅かに持ち上げた状態で一旦止めて、オイルをドレン口からスムーズに抜き取るために、エンジンオイルフィラーキャップを取り外し、フィラーを開けて大気圧を掛けます。
少しづつリフトアップして、ジャッキアップポイントに受け台がしっかりとフィットするよう位置を微調整をします。
エアー抜きと、アームが正常に昇降するかの確認が終わったら、アームを下まで降ろします。
リフトのアームを最上部で一旦止めて、シリンダーの頂部にあるエアーブリーダーを開いてエアー抜きをました。
この時エアーはほとんど出ませんでした。
アームを最大リフト量いっぱいまで上げました。
油圧ホースの接続が完了したら、いきなり車両を持ち上げないで、テストを兼ねて一度空荷のままリフトを上げました。
少しでも溢れたオイルは、しっかり拭き取っておきました。
油圧カプラーの接続には、ちょっとしたコツがあるようで、こちら側は殆どオイルを溢さずに繋げました。
次にコントローラーからの油圧ホースを各支柱に接続します。
このゴムハンマーは本当に重宝します。
ピンがうまく嵌まらないときは、このゴムハンマーで叩きながら嵌め込んでいきます。
どのくらいのトルクで締め込んで良いのか判りませんが、兎に角回らなくなるまでしっかりと締め込みました。
続いてレンチを使ってしっかりと締め込んでいきます。
ボルトを指で、回らなくなるまでしっかりとねじ込みます。
アンカーの穴に支柱台座のボルト穴を合わせて、支柱を設置します。
続いてリフト支柱をアンカー位置まで移動します。
昨年ガレージを新築して以降、初めてのオイル交換作業となります。
まず
ラインに合わせて車両を所定の位置に駐めました。