事ほどさように、このZIPPOの価値にも当時はあまり関心が無く、今を思えば折角息子を喜ばせようと素敵なお土産を買ってきてくれた母の気持ちに対して、随分薄情なことをしてしまったと今になって本当に後悔しています。
そしてこの旅行の後ほどなくして、会いに行った一番下のくにか叔母は、進行性の癌で亡くなってしまいました。
戦後残った姉妹の中で一番若かった國香叔母が、真っ先に逝ってしまいました。
あの旅行はきっと死んだくにか叔母が呼んだのでしょう。
そしてその母ももうこの世には居ません。
また母の2人の兄とそして弟、4女(3女)の妹も既に故人となって久しいです。
三女(次女)のいつこ叔母だけが齢90ですが現在も東京中野区にて存命です。
ときどきは電話で近況を確認しています。
さて、このZIPPOですがネットで調べてみました。
すると結構貴重なZIPPOだということが判りました。
所謂復刻版というやつで、これは1937レプリカです。
創業当時のZIPPOをイメージした、フラットトップという蓋の上部が平らになったモデルで、最初のZIPPO装飾と云われるダイアゴナルラインと呼ばれる上下2本の斜線が刻まれています。
そして1937年レプリカモデルを示す刻印が誇らしげにケース表面に施されています。
まぁ私としてはちゃんと用途に見合った目的を果たしてくれさえすれば良いということです。
尚、繰り返しになりますが私はとても気に入っています。
実は使用画像はpng形式のモノトーン画像でしたので、あえて判別し易いホワイトカラー(黒はNG)で注文したのですが、実際に加工されるとこうなることはあまり想像していませんでした。
まぁちゃんと彫刻されているので特に問題はありません。
当初はケース全体がシルバー塗装でピカピカでしたが、ご覧のように使い込まれて、メッキはほどんど剥げて真鍮(ブラス)の地肌が剥き出しています。
このオイルライターの正式な名称は「BRASS No.5」と申しまして、原型はオーストリアORLIK社製のBRASS No.5という製品だそうです。
そして私が所有するこのBRASS No.5は、その日本製復刻版です。
私がコレを見つけて購入しましたのは、大学生のときで新宿のメンズショップ伊勢屋だったと記憶しています。
当時はどのような来歴のものなのか、あまり関心もありませんでしたが、私の周辺ではみんな「ブラス」と呼んでおりました。
私にとっては、とてもスリムな形状で携帯にもってこいのサイズでしたので、結構長期にわたって使用していました。
試しにいろいろな角度から眺めては楽しんでいます。笑
たぶんこれだけはハッキリしています。
明らかにMade in USAとMade in Indiaでは善し悪しは別にしてもモノが違うということです。
つまりインドでライセンス生産されているということなのでしょう。
裏面は上記のとおり精緻なRA-Rのオブジェの彫刻を施しましたが、正直これほど見事に再現されるとは思っていませんでした。
本当に感激しています。
これからも私が所蔵するライターを大切に使用、保管するためにウエスとしてコレを購入しました。笑
Pouchにライターを差し込むときの、入り口もとてもスムーズな挿入感です。
見た目のライターとのコンビネーションは、とても良い感じです。
それでは早速ライターを収納してみましょう。
さて、それではお待ちかねアールエーアール鈴鹿オリジナルZippoライターの登場です。
ではMade in USAと比べてMade in Indiaの仕上がりの方はと申しますと、実際にMade in USAのポーチを持ち合わせていませんのでまったく判りません。笑
市場の評価はどうなのでしょうか、時間があれば調べてみたいと思います。
たまたま注文した相手があまり一般的なところではなかったというだけです。
例えば革の表面の質感や、Zippoの押し型の処理など、明らかに違いますね。
ホックのボタンはZippo純正に間違いないようです。
画像をご覧頂けばお判りなように、Zippo純正の本革製ライターポーチです。
それから、海外からの荷物を受け取るときいつも思うのですが、商品の包装や梱包が本当に簡素というか雑というか、実におおらかですね。笑
まさかこんなに時間が掛かるとは思わなかったのですが、途中で配送状況を確認しましたら、英国発送だと判りましたので納得しました。笑
2021年4月13日
こんなAIR MAILが本日届きました。
差出人は英国ロンドンのPremier Life StoreというShopらしいです。
兎に角職人のハンドフィニッシュによる無垢の真鍮の鏡面加工ですから、今後どのように表面が変化していくのかとても興味深くて楽しみです。
本体(インナー)はスチール製ですが、ケースのブラスカラーに合わせてコーティングされているようです。
こうして見る角度や光線の具合によって、表情もまったく違って見えてきます。
これがまたレーザー彫刻の魅力でもあります。
これは精密レーザー彫刻ならではの仕上がりだと思います。
2021年3月28日
以下にその「フラミンゴ」SITEのオリジナルZIPPOのオーダーページのフォームのスクショを掲載しました。
確かライターには拘っていないと、「愛煙家アールエーアール鈴鹿の煙草」のページの最後に述べていましたが、私がかつて愛用していたオイルライターが出て参りましたので、ここにご紹介します。
これがどんなものかご存じの方は、なかなかの好事家だとご推察します。笑
4月4日にAmazonより注文していたものです。
因みに私はMade in USA信奉者ではありません。笑
(昔はそういうところもあったかも知れません)
故にこのベルトループにMade in USA の刻印が無いのも納得です。
言い方を変えれば、Made in U.S.A.ではないところがむしろオモシロイと思っています。
この差違をどう説明したら良いのか、今のところ謀りかねております。
ただし、幸いなことに私はこのチョコレートブラウンの色や、型押ししただけのZippoロゴはとても気に入っていますので、そのことについてはまったく問題はありません。
ただ私の性格上気になっているだけです。笑
私が想像しますに、パッケージは米国製ですが、そこにはPouch Made in India.と明記してありますので、同じモデルでも販売ルートや製造元によっていくつかバージョンが存在するのかもしれません。
上の画像のPC版をクリックすると、このページが表れます。
同時に「注意事項」に同意を求めるメッセージボックスがポップアップされますので、「はい。理解して利用します」をクリックして作業を続けます。
まず最初にベースにするモデルを選択します。
私は定番のNo254ブラスモデルを選んで次に進みました。
ご覧の通りSMOKE STONE社(日本)の製品で、'70、'80代に結構出回っていたものです。
どうして使用しなくなったかと申しますと、もともとオイル貯蔵量が少ないので、オイル補給の頻度が高かったことが最大の理由でした。
補給用のオイルにはZIPPOを使っていました。
そしてこれ以降迷うこと無くZIPPOを使用することにしました。
特にこの裏面のRA-Rサイドビューは本当に微細ですが、実に精密に再現されています。
このページで既に記しております、亡き母を偲ぶという意味におきましても大切な品物ですので、敢えてアールエーアール鈴鹿の宝物達を収めています、このショーケースに展示保管しています。
2022年10月22日
昨年6月にこのページにおいて紹介しましてから、速やかに展示用スタンドを手に入れまして、このガレージ談話コーナーのショーケースに大切に保管していました。
その後2022年9月21日にに新規購入いたしました各種Miniature Carの整理・陳列に伴いまして、この場に以前からありましたこの小型ガラス水槽の中にスタンド共に収納することにしました。
私はZIPPOのコレクターでもマニアでもありませんが、それなりにネットでZIPPOに関係する様々な情報には一通り触れましたので、ある程度のことは判るようになりました。
それらの様々な情報に触れれば触れるほど、ZIPPOに対する関心が高まりZIPPOの魅力が増したことも事実です。
このZIPPOを使用することは今後も無いと思いますが、これからはもっと大切に保管したいと思います。
少し拭き取りが不十分で、刻印の隅に研磨剤が白く残ってしまっていますが、遠目には全然判りません。
そしてこのZIPPOに纏わるお話にはまだ続きがあります。
母からお土産として頂いたとき、私はもう既にZIPPOライターは使っていませんでしたし、インサイドユニットのカムを押さえている板バネが折れて無くなっていましたので、カバーの蓋が固定出来なくなっていました。
ということで、残念ながらそのまま使用せずにお蔵入りとなってしまいました。
また、これがこのZIPPOの出生証明書とも云える、ボトム表記です。
調べましたら1986年製造であることが、ZIPPOの文字の右側にあるⅡというローマ数字の表記で判ります。
そして1986年7月からは、ZIPPOの左側のアルファベット表記で製造月も判るのですが、これにはそれがありません。
つまり、そのアルファベット表記が始まった7月より前の半年間、1986年前半に造られたという事になるわけです。
妻が探し出してきてくれましたときには結構汚れていましたし、真鍮のくすみも相当ありましたので、コレを使って汚れとくすみを落としました。
金属磨きの定番商品です。笑
そして無事にこうして当時の輝きを取り戻しました。
1927年生まれの母は男4人女5人という9人兄弟の次女で、戦前に亡くなられた長女と次男を除いても、戦後7人兄弟の長女(次女)で、下に弟が1人と妹が3人居りました。
つまり私の叔父叔母たちですね。
あるとき母と次女(3女)の鳦子叔母(存命)とで、南フランス在住だった一番末っ子の國香叔母に招かれて、フランス旅行をしたのです。
二人とも元気なうちに妹に会っておこうということでした。
そして1週間ほどの旅に出掛けたのですが、そのとき私へのお土産として、パリのノミの市だかで買ってきてくれたのです。
2021年6月22日
このページの冒頭で紹介しました、BRASS No.5 以外にもこんなZIPPOが出て参りました。
実はこれは若い頃私が使っていたZIPPOではありません。
当時使っていましたZIPPOは、現在は所在不明です。
では、これはどうしたのかと申しますと、どこかに仕舞い込んで私自身もすっかり忘れてしまっていたところ、妻が見つけ出してくれました。
そもそも入手しました経緯はと申しますと、もう20年以上前のまだ母が存命で元気だった頃のお話です。
因みに母は旧姓佐久間で、名は近江と申します。(あの近江盆地の近江です)
Pouchの一番奥までライターを押し込みます。
特に引っ掛かりも無く滑らかに収納出来ました。
ご覧のように完全に収納されたアールエーアール鈴鹿オリジナルZippoライターケースの蓋に施してあるWEB SITE URLのレーザー彫刻が、結果としてこのように絶妙なレイアウトになったことにはとても満足しています。
その前にZippo Lighter Pouchの内側を確認しておく必要がありました。
何故かと申しますと、ライターケースが直接触れるポーチ内側の表面がどうなっているか、つまり特にポーチの蓋を本体に留めるホックの金具内側がどう処理されているかが大切なポイントになってくるのです。
するとご覧の通り金具のあたりに円形の薄い革のパッチが貼り付けられていて、金具がライターケースに直接接触しないようしっかり配慮されているのがお判りになると思います。
つまり安心して使用出来ると云うことです。♪
では何故こんなものを購入したのかと云いますと。
ご存じの通り、過日アールエーアール鈴鹿オリジナルZIPPOライターを手に入れたわけですが、私が外出したりするときに常に携行しているウエストバックに、ブラスポリッシュのライターケースを裸のままで放り込んでおけば、当然のことながらケースが擦れたり傷だらけになることは目に見えてます。
そこでそういう場合のケース保護を目的として、今回コレを購入することにした次第です。笑
兎に角ライターを持ち歩くとき、ライターケースに不要な傷が付いたりしないように保護するためのツールです。
しっかり愛用したいと思います。
ライターを抜き取るときはそれなりの力は要りますが、Pouchの皮革が馴染んでくれば、もっと楽に軽く引き出せるようになる筈です。
ただし何故なのかはよく判りませんが、Amazonの注文ページの商品画像とよく見比べると、本革の質感がかなり異なっていることが確認出来ます。
いずれにしましても、私自身が納得していますので、まったく問題無いでしょう。
そしてまた再び実際にZIPPOを使用していく上でも、これまでとはひと味違った喫煙ライフが送れそうで、それもひとつの楽しみになりました。♪
メンテナンスを含めて大切にしたいと思っています。
早速化粧箱の蓋を開けました。
現れたのは目にも神々しい真鍮色に輝くアールエーアール鈴鹿ORIGINAL ZIPPOの姿でした。
このページはZIPPOカバー裏面のデザイン用フォームです。
折角なので裏面も少しだけデザインすることにしました。
全体のバランスを考えてくどくならないように、ここには愛車のサイドビューのオブジェをさりげなくひとつだけ配置しました。
実際にはこれ以外にもZIPPOケースのサイド面や、ZIPPO本体の名入れ加工なども可能でしたが、私はそこまで必要無しと判断しまして、この後は注文ページに進んで発注いたしました。
意外にもカード決済がありませんでしたので、代金引換で注文しました。
そのまま引き続いて、この私のWEB SITEのURLをデザインしたステッカー用の画像を、2つ目の画像としてレイアウトしました。
画像の位置やサイズは、フォーム下のボタンでコントロールし、微妙な調整が出来ます。
私はZIPPOケース表面デザインは、この2つの画像だけに済ませて次のフォームに進みました。
2021年3月31日
そして届いた商品がこれです。
ただし吊しのZIPPOではあまりにも芸がなさ過ぎますので、もっとプレミアムなZIPPOがないか調べました。
すると画像のチラシにもあります、「FLAMINGO」というZIPPO専門ショップがオリジナルZIPPOを注文出来るということでしたので、この私、アールエーアール鈴鹿のORIGINAL ZIPPOを作ることにしました。
確かに以前、「愛煙家アールエーアール鈴鹿の煙草」ページの最後に、現在はライターにはまったく拘りがありませんし、100円ライターで充分などとと述べていましたが、このほどまたZIPPOライターを使おうと決めました。
というのも最近は、コンビニでタバコをワンカートン購入しても100円ライター1個付いてくるかどうかという世知辛い世の中ですし、使い捨てライターは環境問題にも影響があるだろうと考えた次第です。
2021年3月31日
本日はこれが届きました。
結構なお値段です。笑