これで3カラーのステッカーが各2枚づつ、合計6枚出来ました。
さて、ここまでで既にお気づきの方もいらしゃると思いますが、私がこれまで製作してきましたステッカーのコピーは、全て純正ステッカーと比べると、サイズが二回りほど大きいです。
もちろんコピーステッカーを製作した当初、最初は正確なサイズも判りませんでした。
しかし、本物のステッカーをヤフーオークションで手に入れてからは、正確なサイズも判明して同サイズのコピーを製作することは、いとも容易いことでした。
それでもあえて最初と同じ大きいサイズにしました。
何故かというと、これまで執念を燃やして完璧なコピーステッカーを製作することを目指してやってきましたが、もはや私にとってそれはどうでも良いことになっていました。
本物の純正ステッカーを手に入れたということもありますが、その時点でコピーを製作するという意味が無くなったのも事実です。
正確なコピーカッティングデータも既に作成済みですし、このように大きいサイズのコピーステッカーを、台紙も含めて本物そっくりに製作しましたのは、愛車に貼ることが目的などではないということがお察しいただけると思います。
もとより販売目的などでは断じてありません。
つまり、このステッカーの製作という行為自体が私にとっては既に純粋な記念碑であり、最終の目的になっていたということです。
それが証拠にという訳でもありませんが後日、私の愛車に
RECARO Sportster Limited Edition
Yellow + Black + Black
RECARO Cross Sportster Limited Edition
Yellow + Black + Black
を装着して下さった、GRAND SLAM FORM社長の駒田氏に白、黒、シルバーを1枚づつ、3枚をワンセットにして再度進呈する予定です。
そして残りのもう1セットは、文字通り私の記念として大切に保管するつもりです。
それ以上でも以下でもありません。♪
そのカッティングデータを元に製作しましたのが、この2017年時点のコピーステッカーです。
しかし、この時点では概ね満足出来る完成度でしたが、やはりベースとなったの画像は確かに本物には違いありませんが画像サイズも小さく、また写真撮影による画像であるため、厳密に言えば撮影時のカメラレンズの種類にもよりますが、例え真正面から捉えた画像であろうと、歪みがあると考えるのが常識でしょう。
ましてや、その画像の撮影状態を良く観察すれば、ステッカー自体も完全な平面では無いようです。
つまり、完全な状態でのコピーと云うにはほど遠い条件での制作だったわけです。
次にアプリケーションシートを被せますが、反りを矯正し浮き上がりを防止するために、セロハンテープで卓上に固定(仮留め)しました。
ステッカー内部のカス取りほど気を遣う必要はありませんが、油断しているとステッカーごと捲れてしまうことがありますので、要所要所は画像のように爪楊枝でステッカーを押さえて、ステッカーが捲れてしまうのを防ぎます。
2020年11月21日
本日は、先日製作しましたこのステッカーの内、3カラーそれぞれ1枚づつをワンセットにして、GRAND SLAM FORMを訪れ社長の駒田氏に進呈させていただきました。
さらにこの6日後には、残りのもうワンセットについても、ガレージのディスプレイ用にある趣向を凝らしました。
黒のステッカーが付いたアプリケーションシートを透明剥離紙に貼り付けました。
続いて透明剥離紙を敷いて…
最後の1枚にもアプリケーションシートを貼り付けました。
アプリケーションシートを被せる作業も、これまでとまったく同じです。
但し、このステッカーは黒ということで、比較的ディテールが掴みやすいところから、アウトラインを細部にわたってチェックしました。
結果、とてもよい仕上がりだと確認出来ました。
間髪入れずに次は黒のステッカーのカス取りに取り掛かりました。
もう1枚の白のステッカーも同上…
白のステッカー付きアプリケーションシートを元々の台紙から剥がし、透明剥離紙に貼り付けました。
続いて透明剥離紙を敷いて…
もう1枚にもアプリケーションシートを貼り付けました。
カス取りが終了しましたので、先ほどと同様に卓上にセロハンテープで固定しました。
作業時間も、先ほどのシルバーのステッカーのときよりも、半分以下の時間で済みました。
こちらは通常の薄いカッティングシートですので、カス取りの作業もサクサクと捗りました。
次に白のステッカーのカス取りに取り掛かりました。
これで完成です。♪
スローシャッターの撮影でしたので、動きが全然判りませんが、台紙から剥がしたステッカー付きのアプリケーションシートを、透明剥離紙に貼り付けているところです。笑
2020年11月18日
これより少し前、あるものをネットで探して、注文し取り寄せていました。
アプリケーションシートを被せます。
ようやく2枚のシルバーカラーステッカーのカス取りが終わりました。
ステッカーの外側のカスを取り除きました。
外側のカス取りをスムーズに実行出来るよう、シートを半分に切り分けました。
尚、最初に切り分けておいても別に問題ありません。
画像のようにステッカー内部の細かいカス取りから先に済ませることが、確実にカス取りするコツです。
ステッカーの外側は最後です。
慌てずに落ち着いて、じっくりと取り組めば問題はありませんでした。
しっかりカットは出来てましたが、やや刃の入りが浅かったようで、カス取りには随分時間を要しました。
どういうことかと申しますと、私はカス取りするときいつもヘンケルの毛抜きを使用していますが、カス部分を最初に捲るとき、慎重にカットの際に毛抜きの片方の刃を入れないと、強く台紙に固着したカスが捲れずに、つまみ上げようとするとカス部分のシートが裂けてしまうことがあります。
裂けてもカスですから特に問題はありませんが、どうしても時間が掛かってしまいます。
シルバーのカッティングシートは、白、黒のカッティングシートよりも若干厚さがありますので、しっかりカット出来ているかやや心配でした。
ということで、まずシルバーのカッティングシートのカス取りから始めることにしました。
本来ならこのサイズのステッカーであれば、2枚づつではなく3枚づつカット出来ますが、ある都合上2枚づつカットしました。
続いてシルバーのカッティングシートをカットしました。
カットの設定は前回と同じですので、特に今のところ問題は無いようです。
最後の1枚も同様に台紙を貼り替えて…
やはり作業も早いに越したことはありませんね。笑
これも白と同様に、しかも慣れも手伝ってかさらにスムーズに出来ました。
ということで、早速実行しました。
まずは透明剥離シートを、剥離面を上にしてテーブルに敷きます。(因みに下の台紙はこの透明剥離紙の梱包に使用されていた厚紙です)
カス取りが終わって、アプリケーションシートを被せているところです。
2020年10月25日
この日ヤフオクにて落札し、手に入れました正真正銘本物のステッカーがコレです。
そして「これまで製作したステッカー3」で申しました通り、いよいよこのホンモノのステッカーをスキャンしまして、やり残しておりましたコピーステッカーのカッティングデータを作成したいと思います。
アプリケーションシートを貼り付けました。
これも上と同様の作業です。
2枚のステッカーの台紙を取り替えたところで、適当なサイズにトリミングしました。
最初に白のカッティングシートをカットしました。
2020年11月18日
この日注文してあったカッティングシート、アプリケーションシートが届きましたので、ステッカー製作に取り掛かりました。
そこでふたたびスキャン画像をCutStudioにインポートし、作成してあるカッティングデータに重ね合わせて、さらに修正作業を実施しました。
次回にご期待下さい。笑
アプリケーションシートを被せて完成です。
詳しく観察を行いました。
すると案の定、本物と微妙に異なる部分が明らかになりました。
それというのも、例えホンモノのステッカーのスキャン画像を元に、カッティングデータを修正したとしても、実際にカットしてみるとイメージ通りになっていないことがままあるからです。
ブラックのカッティングシートがまだ余っていましたので、あくまでも試験的にカットしています。
2020年11月15日
本日、先日作成しましたカッティングデータでステッカーを製作することにしました。
そしてかくも見事にステッカーの本物ヴァージョン完全コピーカッティングデータが完成しました。♪
もちろん後日抜き文字ステッカーを製作する予定です。
全ての修正作業が終わりました。
以前からも最も拘りを持って造り込んだ部分です。
しかし、このエリアも相当量の修正が必要でした。
因みにこの画像では、の修正があらかた済みまして、の修正に取り掛かるところです。
2020年11月11日
早速上記の画像をCutStudioにインポートして、2017年作成のカッティングデータに重ねてみました。
ブルーのラインがカッティングデータです。
当然のことながら随所にズレが窺えますね。
そしてこの度晴れて完全な形でのコピーが可能になり、上記にあるようにホンモノのを、このほどやっとスキャニング出来たという訳です。
これがスキャナーでコピーしました画像です。
そして可能な限り細かい修正を繰り返しまして、ほぼ満足のいくカッティングデータを作成することが出来ました。
さてここで、前回製作しましたコピーステッカーを少し振り返ってみようと思います。
左の画像は、ネット検索して見つけた当時の本物のステッカーの画像ですが、よくご覧頂くと判ると思いますが、当時シルバー、ブラック、ホワイトと3種類のカラーバリエーションがあったことが判ります。
この画像の内、真ん中の黒のステッカーが、比較的真正面から対象を捉えていると考えられ、この画像をベースに2017年5月14日に当時最終版となったコピーステッカーのカッティングデータを作成しました。
これまで製作したステッカー4
GRAND SLAM FORM訪れたのは家内のR2のアルミホイールを購入し、装着して下さった昨年の9月9日以来ですから、もう1年以上経っていました。
ステッカーを受け取って下さった駒田社長は、力作にとても喜んで下さいました。♪
しばらく世間話などをして、帰り際には「半年に1回くらいは顔を見せてくれんと、生きてるかどうか判らんからな」と温かいお言葉を頂きました。笑
P.S.
深田恭子のブリザック大判ポスターや、ゴールドに輝くGRAND SLAM FORM新作ステッカーなどたくさんのお土産をありがとうございました!
黒の
ステッカーの完成です。♪
残ったもう1枚のカス取りも済ませました。
これで、白のステッカーも完成しました。♪
アプリケーションシートを貼り付けます。
勘の良い方でしたら、もうお判りですね。
もう1枚のステッカーにもアプリケーションシートを被せます。
さて、いつもでしたらこれでステッカー製作は完了です。
ところが今回はもう一手間加えまして、ちょっとした趣向を凝らすことにしました。笑
まあ最後まで気を抜かずに、全集中の呼吸でお願いします。笑
続いて黒のカッティングシートをカットしました。
カッティングシートは、3M製最上級のものを、白、黒、シルバーと3色揃えました。
カッティングデータは、昨日修正したものにさらに若干の修正を追加しました。
お約束のカス取り作業です。
そしてここからは、ズレた輪郭線を画像に合わせて丁寧に修正します。
ただひたすら根気勝負です。笑
因みに画像は修正作業を容易にするため、テーブルを8倍に拡大しています。
そうです。
折角アプリケーションシートが透明なのですから、ステッカーの台紙も純正ステッカーと同様の透明シートにしてみます。