次はこの灰皿です。
店頭で購入したときは「桜石」(とても貴重な結晶で天然記念物に指定される物もある)という触れ込みでしたが、一箇所桜石らしき文様は確かに確認することは出来ますが、他は赤系大理石の一種だと思います。
石の持つ魅力を最大限生かしたかったので、あえて何の変哲も無い何処にでもあるような形のものにしました。
当時は職場が私の教師人生で唯一市外の任地になり、慣れない環境と、仕事内容に忙殺される毎日が続いておりました。
この熱帯魚を始めた理由も、慌ただしい日常を離れてこの水槽を前に座り、何も考えること無くただ泳ぐ魚を観ていることで、仕事の煩わしさを一時でも忘れて、気持ちの安らぎが得られると思ったからです。
そうは申しましても、実際熱帯魚の飼育を始めてまだ間もない初心者だった頃は、結構水槽と魚の管理が大変で、しょっちゅう水や濾過装置と格闘していました。笑
とはいえ専用のリクライニングチェアまで置いたりして、ゆったりと魚を鑑賞しながら一服したものでした。
現在は流石に専用チェアは邪魔になり撤去してしまいましたが、今でもときどきはイスを持ってきて眺めています。
このように手に何かを持った人物が、ほぼ同じ姿勢で灰皿を取り囲むようにして、全部で5体彫られています。
こちらの子が手に持っているのは、どうも手斧のようなものですね。
べつに初めからその手の民芸品に興味があったわけでも、詳しいわけでもありませんでしたが、この灰皿を見つけたときは本当に気に入りました。
ご覧のように子供のような人物のユーモラスなレリーフが、灰皿のぐるりに彫られていまして、手に取ると手作りの温もりと優しさが伝わってきました。
因みにこの子が手に持つのはトンファーのような棍棒です。笑
2020年5月22日
これはついこの間、Bibendum ashtray をヤフオクで手に入れた直後に、Amazonに注文してしまいました。
ただし底も鉄の鋳物ですから、大切なテーブルの天板上に傷をつけてしまっては困りますので、このように小さな布のコースターを灰皿の下に敷いて使っています。
使わないときは常にここが待機場所です。笑
このロケーションも、たぶんこれからも変わることは無いと思います。
この灰皿が何処に置いてあるかと云いますと…
ここはこの多目的ワンルームの入り口の脇に置いてある水槽の一角です。
ひところのような熱は冷めましたが、ご覧のように熱帯魚は今でもしっかりと続けています。
つまり、ここに灰皿が欲しかったのです。
いつどこで手に入れたかと申しますと、もう20年ほど前ですが、そのころ私は熱帯魚(淡水)の飼育とアクアリウムにどっぷりハマっておりました。
そのような背景から当時水槽に入れる石ころなどにもけっこう関心がありました。笑
それとは全然話は違いますが、話があちこちして申し訳ありません。
丁度そのころ妻と夏休みを利用して広島の原爆ドームを観に旅行しました。
このときは自家用車ではなく、新幹線での旅でした。
そして広島の平和公園を散策した後、山口県の秋吉台秋芳洞まで足を伸ばしまして、その際に秋芳洞の入り口にあった土産物屋でこれを見つけて購入しました。
このドイツ製のガラス灰皿は、いつ頃だったか忘れてしまいましたが、確か家内とふたりで琵琶湖一周ドライブをした際に滋賀県長浜市にある黒壁スクエアに立ち寄った時に、買い求めた物です。
実はこのとき本当はこれではなく、バカラグラスの灰皿が欲しかったのですが、桁違いのお値段でしたので泣く泣く諦めたことを思い出しました。笑
こちらも相当に古いものです。
30年ほど前に家内と二人で伊豆の下田へ一泊旅行した帰りに、黄金崎クリスタルパークに立ち寄って、体験工房でサンドブラストに挑戦しました。
そのとき私はこのガラス製の無地の灰皿の裏側に、愛車をモチーフにした文字と絵を描いてサンドブラスト加工をしてみたのですが、出来上がったものをよく見たらなんとENNEPETALがENNAPETALになっていました。笑
近藤社長ゴメンナサイ!
そんな部屋ですから、勢いこの灰皿もめったに使うことはありません。
このダイニング兼来客用の大テーブルが、このガラス灰皿のメインの活動エリアです。
次に紹介しますのは、このガラス製の灰皿です。
ほぼ30年間ここにこうして鎮座してきました。
これからもこの風景が変わることは無いと思います。
ここに置くことにしました。
イエローと言うよりは鉄さび色でしょ?
実際に鋳鉄製ですからズッシリと重いです。
とても雰囲気があり、使い勝手もよさそうです。
イエロー、レッド、グリーン、ブラックの4色がラインナップされていましたが、私は迷わずこのイエローにしました。
これもキーストーンのオリジナル商品ですが、ヴィンテージアメリカンの良い味が出ています。
例のあのMERCURYです。笑
存在感もあります。
自ら愛煙家を名乗るからには、灰皿くらいは拘っておきたいものですか?笑
ということで、まずは私のガレージに以前から置いてある灰皿から紹介しましょう。
最初はこれです。
最後に紹介する灰皿は、先に紹介した3つの灰皿とは異なりまして、私の書斎というか自室に置いています。
この部屋はまだ現役だったころは、仕事柄よく籠もって教材作りに勤しんだものですが、年金暮らしになってからは、ごくたまにレコードが聞きたくなったときぐらいしか使わなくなっています。
ここには写っていませんが、10畳の部屋の真ん中には、KAWAIのGX-7グランドピアノが鎮座しています。
ちょっと勿体ないのですが、今は居間のある多目的ルームのほうが断然居心地が良いものですから、ついついほったらかしにしてしまっています。
まだ我が家の古い建物が残っていたとき、いつだったかはまったく覚えておりませんが、我が家の使わなくなった古い物をたくさん納めてあった、倉庫として使っていた部屋でたまたま見つけました。
しめしめ、これは良い物を見つけたと自分用に勝手に失敬しました。笑
以来、このデザインはとても気に入っていますので、ずーっとここに置いて使っています。
1991年5月のことでした。
そしてあるお店の店頭に並べてあった数々の商品の中で、とりわけ目を引いたのがこの灰皿でした。
ちょっと良いお値段でしたが、新築したばかりだった我が家に新しく灰皿が欲しかったので、迷うこと無く買い求めました。
ケニヤだかエチオピアだかの民芸品だったと思います。
飽きの来ないオーソドックスな形と、白地にとても上品なNEXTのロゴマークが気に入ってまして、ずいぶん長い間愛用してきました。
スグお隣が馴染みのプロパンガス店(親戚です)で、ちょっと前まではタバコ販売も営んでいました。(2019年までにタバコ屋は廃業)
あまりよく覚えていませんが、確かそこで戴いた物です。
灰皿にはグラスリッツェンという技法で、底の裏側から樹木の下に佇む鹿が精巧に彫られています。
この子が手に持った物は、ブーメランでしょうか?笑
ちょっとユニークな形とプリントの樹脂製の灰皿です。
これは私が昔所属していた合唱団でときどき親睦旅行をおこなっていたのですが、神戸へ旅行したときに輸入雑貨店で買ったものです。
このデザインがとても気に入っています。♪
最後のこの子が手に持っているのは、籐の籠か何かのようです。
それぞれ本当は何を持って何をしているところか良く判りませんが、かくもユニークで木の温もりとアフリカンな手作り民芸品の良さが存分に味わえる一品だと思います。
鑿(のみ)によるとても荒っぽい仕上がりの彫り物ですが、とにかく一体一体が表情豊かで、思わず頬が緩んでしまうような微笑ましさがあります。
それと、手彫りの彫刻も秀逸ですが、兎に角灰皿全体のデザインがとても素晴らしい出来だと思います。
この子が手に持っている棒のようなものの先には、何か鼓状のものが見えますね。
何故そんなものが私の家にあったのかと申しますと。
たぶん死んだ父の物だと思います。
このサイトでもアールエーアール鈴鹿のガレージライフのプロローグのページで述べておりますが、私の父親も元音楽家で実はここの卒業生です。
この時代には、ずいぶん長い間父は国立音楽大学の卒業生でつくる「同調会」(国音OBの会)三重県支部会長をしておりましたので、寄付とかそのような関係で大学からいただいたものなのでしょう。(たぶん/笑)
今となってはまったくわかりません。
蓋の裏側です。
1967年と書いてあります。
国立音楽大学はもちろん私の卒業した母校ですが、こんな昔にはまだ学生でもありません。
因みに1967年、私はまだ小学5年生です。笑
何かの記念に贈られたものだとは思いますが…
所謂ノベルティグッズですね。
これも実は長年使用しているため、灰皿の底の部分がやや磨りガラス調に曇ってしまい、底の鹿のレリーフが綺麗に映らないので、少し水を入れています。
こうすると、磨りガラス状になった部分も上手く隠せて、鹿のレリーフが綺麗に見えます。笑
いつ、どこで手に入れたかと申しますと、ちょっと話は長くなります。
今の自宅を新築してから、私は初めての転任をしたのですが、転任先の中学校ではいきなり第3学年に配属されました。
3年生ですから間もなく修学旅行に随行したわけですが、その修学旅行の見学先のひとつに、当時はまだ珍しかった「富士サファリパーク」がありました。
そのサファリパークに立ち寄ったとき、集合時刻まで買い物する時間的余裕がありましたので、パークの入り口にあったいくつかの土産物屋をちょっと物色しました。
まあサファリパークというぐらいですから、土産物屋のほとんどがアフリカ系民族の民芸品がずらりと並んだお店ばかりだったことを覚えています。
私がほぼ毎日過ごしている居間兼応接室兼ダイニングとなっている22畳の多目的ワンルームの窓際に、自宅新築当時から使用している大理石の一枚天板のテーブルが置いてあります。
この灰皿は常にそのテーブルに置いて、これまでに最も愛用してきた灰皿です。
ご安心下さい。
このMERCURY のTRIANGLE ASHTRAY は、あのSTAND ASHTRAY と違ってとても安価な製品です。笑
とにかく与えられた時間制限の中で、あまり自分で書いたことも無いドイツ語のうろ覚えのスペルなど、とっさに思い出せるはずもなく、しかも反転文字でマスキングしなければならなかったこともあり、結果こうなってしまいました。
スペルの間違い以外はとてもよく出来たと思っています。笑
やや小ぶりで浅いため、タバコの灰が簡単に外に溢れることもあり実用性はイマイチです。
記念品ですね。
これもこのガレージを新築したずっと以前から我が家にあったもので、私が長い間愛煙していたフィリップモリス社の銘柄NEXTの陶器製ノベルティ品です。
因みにNEXTは既に廃止されています。
これは義兄が長い間営んでいたGSが、2009年に閉店しました際に、お店に残っていたものを頂戴しました。
出入り業者のWAKO'Sのノベルティグッズで、フタの部分はまだ予備の新品がたくさんあります。
この灰皿はなにしろ実用性がバツグンですので、これまででも最も重宝しています。
こちらは拘りの灰皿というよりも、容量もたっぷりありますし使い勝手もよく、実用的で持ち運びにも便利なので、オフ会などのイベント会場には必ず持って行きます。
車内の運転席の背後の床に置いても倒れたりしないように、常にこうして小さいダンボール箱に入れたまま持ち運んでそのまま使用しています。笑
ここからは私が自宅で愛用している灰皿です
灰皿とはいうものの、なんだか意味不明のデザインの図柄が蓋にレリーフしてありますね。
もしもコレが何か即お判りになる方は、それこそ私と同業の方か、あるいはそのお仲間です。笑
非常に硬く重い木材を一刀彫りのように削り出してあります。
材木の種類は良く判りませんが、たぶんローズウッドや紫檀のような木材だと思います。
たばこの焦げ跡が付いていますが、燃えたりすることは絶対にありません。笑
本当は使い込んで、もっと黒々としていましたが、ここへアップする撮影のためにちょっとしっかり水洗いをして、天日で乾燥させたら随分白っぽくなってしまいました。笑
また使い込む内に、徐々に色は濃くなっていくと思います。
しかしこのガラス製灰皿もドイツのマイスターがひとつひとつ丁寧に彫刻している芸術品です。
確かにバカラはガラス工芸品の頂点に立つ製品ですが、私はこのガラス製灰皿を今ではとても気に入っています。
何故かというとそれは、繊細な彫刻とは対照的に、やや無骨で実用的な形もさることながら、ことさら気を遣うことも無く普通に灰皿として日常的に使用出来るからです。
この項の冒頭で述べましたが、私は鉱物に詳しいわけでもありませんので、桜石どうとかよりもただ単純にとても綺麗な石だなと思っただけです。笑
とても魅力的な石の灰皿でしょ?
これが我が母校のシンボルマークです。
フタはこうして取り外すことが出来ます。
南部鉄器のような鉄の鋳物です。(たぶん南部鉄器だと思います)
このマークですが、何に似ていますか?笑
そうです、音符がモチーフですね。♪
これから重宝しそうです。♪