2016年3月26日
2016年3月27日に、栃木県佐野市の
スバル研究実験センターで開催予定の、
スバルファンミーティング in SKC に
#スバコミボランティアスタッフとして参加することが決まりました。
そこで前日に旧友の古川 健一郎さんの自宅を訪れて、ご本人にお会いすることにしました。
古川 健一郎さん(以後健ちゃん)は、私が1980年に東京の大学を卒業して千葉県松戸市の県立松戸つくし養護学校に就任したときの1年先輩で同僚です。
順天堂大学出身で、陸上競技のやり投げの選手だった健ちゃんは、当時ヘラクレスのように堂々とした体格で、杉良太郎ばりの甘いマスクの好青年でした。
私とはクルマという共通の趣味を通して、同僚の中でも一番仲の良いお友達でした。
2年という短い期間でしたが、私が社会人としての一歩を踏み出した職場でもありましたので、その
2年間は三十数年経った今でも最も懐かしく、印象深い時間として私の心に刻まれています。
特に健ちゃんとの数々の思い出は、今でも色褪せること無く鮮明に蘇ってきます。
一番の思い出は、やはり彼に誘われて一緒に筑波サーキットの走行ライセンスを取得したことでしょう。
当時は初代愛車の
NISSAN SUNNY GX Coupe を廃車して手放したばかりで、自分の愛車が無く仕方がないので当時神奈川県川崎市に歯科医を開業していた従兄に頼んで、
3速
ATの
ISUZU Gemini LSだか
LTを借りて模擬レースに参加し、ライセンスを取得したことを覚えています。
健ちゃんは白い
MAZDA RX3(サバンナ)だったと思いますが、筑波サーキットに到着すると健ちゃんの実の弟さんがいらしていて、模擬レースは最初の
1周は先導車がレコードラインを走るので、参加車両は1列でその後にくっついて走行するだけですが、車列の後になればなるほどライン取りがいい加減になってくるので…と、レコードラインを丁寧にレクチャーしてくださったことを良く覚えています。
というのもこのときの健ちゃんのお話では、弟さんは筑波大学の大学院生で、自動車部の部長をされていただけでなく、なんと筑波サーキットの当時レーシングガレージとして有名だったメッカの常連で、サニーのプロダクション仕様のコースレコードを保持されていたそうです。
まったくビックリするような、実に優秀な弟さんですよねー♪
そのレクチャーのお陰なのか模擬レースは、
AT仕様
OHCエンジン搭載の
Gemini ながら、ゴールするまでに前にいた車両を
5台もパスすることが出来ました。
もちろんサーキット走行ライセンスを取得するための模擬レースでしたので、順位などは全く関係ありませんが、とても爽快で本当に楽しかったことを今でも鮮明に思い出します。
そんなこんなで実に楽しい2年間を千葉で過ごしたわけですが、その後私は郷里に帰り、健ちゃんはその後も養護学校に
10年ほど務められて
35歳で退職、独立されてから少量製作工房
ノーチラススポーツカーズを設立され現在に至っています。
私は郷里に帰ってからそのまま現在に至るわけですが、あれから健ちゃんとは一度だけお電話をいただいたことがあったくらいで、ほとんど音信はありませんでした。
ところが近年になってネットや
Facebookの普及のお陰で、久し振りに健ちゃんともつながりました♪
そして
34年ぶりに旧交を温めようと、ここ千葉県佐倉市を訪れました。
朝の
5:15に自宅を出発して、途中給油のため海老名
SAに立ち寄り、上の3枚の画像にある京葉道路幕張
PAに
9:55ごろ到着しました。
結構ハイペース。(汗)
ここから携帯で健ちゃんに連絡を取りました。
ちょうど奥様を送って千葉市に向かう途中でした。
何故なら、本日奥様が長らくお勤めだった職場を定年退職されるということで、それを祝う会が千葉市で催され、それに出席するためにご主人の健ちゃんがステアリングを握って奥様のクルマでお送りするということでしたので、携帯には助手席の奥様が出られました。
折角なのに奥様にはお会い出来ないのが残念ですとお伝えして簡単にご挨拶を交わしまして、ご主人に代わっていただきました。
大体予定通りの午前
10:30ごろにはご自宅に戻れるとのことでした。
そして約束の
10:30をメドに健ちゃんのお宅を目指しました。
少し道に迷いましたが、健ちゃんの誘導で無事に到着しお会いすることが出来ました。
残念なことに自宅は散らかっていて見せられないということで、早速自宅の近くの
NAUTILUS SPORTS CARS に案内して下さいました。
工房の建物は古く使わなくなった
JAの
カントリーエレベーターを借用しているということでしたが、工房の全景はうっかり写真を撮り損ねてしまいましたので、画像は
Google MAPのストリートビューから借りてきました。
とても雰囲気のある建物ですね♪
早速中を案内して下さいました。
私のガレージなど比べものにならないくらい広いスペースですが、所狭しとモノが置いてありいかにもという感じです。
左のモザイクの掛かった画像は、依頼人のご希望です。
車両は
FIAT X1/9のレプリカです。
その前の入り口に近い所には、
NAUTILUS のウェブサイトでもお馴染みの、製作中の
NISSAN R380 が置いてありました。
そしてコの字型に折れ曲がった一番奥のスペースには、製作中のあの
トヨタ 7が鎮座していました。
心臓部は
V8です♪
正直言ってあまり詳しいことは判りません。(笑)
兎に角ゼロからのクルマづくりとは、スゴイ!の一言です。
次に訪れるときは、もっとお勉強して行きたいと思います。
マニアック!!の一言です。
また、後日こんなスゴイ動画を
YouTubeで発見しました。
2013 Coca-Cola OLD/NOW Car Festival
ディノ レーシングスペシャル Yatabe RS(谷田部RS)Pt.1
健ちゃんは、なんと私も子供の頃よく読んだかの有名な「サーキットの狼」、主人公風吹裕矢のライバル沖田亡き後、風吹が譲り受けたYATABA RSことディーノレーシングスペシャルを製作しているのだ!
動画では、あの「サーキットの狼」の作者、池沢早人師(さとし)氏の姿も見られるぞ!
これ以外にも、
NAUTILUS SPORTS CARS製作車両の
YouTube投稿動画は多数あります。