リンク長の調整が終わったピロボールスタビリンクを、ボルトとピロカラーの方向に注意して左リアサスペンションに組み付けます。
 
 ROCTITE 243の塗布を忘れないようにして、ロアアーム側のフランジナットをスパナで固定し、ボルトを締め込んで固定しました。
 そして右側と同様にプライヤーでボルトのフランジを掴んで回り止めをしながら、ブラケットの中のロックナットを取り外しました。
 右リア側です。
 スタビライザー側のフランジナットもしっかりと固定しました。


 もちろんロックタイトの塗布も忘れていません。
 続いて、右リアのピロボールスタビリンクの装着に取り掛かりました。
 こちらが純正指定のロアアーム側のフランジナット(品番:902370042)です。

 こちらもセルフロックナットではありません。
 こちらがフランジナットを取り付ける前のロアアーム側のブラケット部の下方からのクローズアップです。
 これはナットを取り付ける前のスタビライザー側のクローズアップです。
 リンク長が決まって、ピロボール部のボルトをロックナットで固定する前に、ROCTITE 243で緩み止めをボルトに塗布します。
 取り外したリア純正スタビリンクのリンク長を測っています。


 結構長いリンク長です。
 続いてロアアーム側のロックナットも緩めます。
 続いて右側の純正スタビリンクの取り外しに掛かりました。


 左側と同様にまずスタビライザー側のロックナットを緩めました。
 スタビライザー側の固定ナットも取り外しました。

 案の定こちらもセルフロックナットでした。
 ロックナットを緩めると、そのまま隙間にプライヤーを押し込んでボルトのフランジを掴んで固定し、ブラケットの内側のナットをスパナで緩めていきました。

 この作業はラチェットスパナがあれば捗るのですが、無いので予想以上に手間取りました。

 しかもナットを取り外してみてハッキリしましたが、なんとフロントと同様のセルフロックナットを使用していました。

 ナットが回らない筈です。

 しかし、明らかに仕様書の指定とは違います。

 理由は解ります。
 続いてロアアーム側のロックナットを緩めました。

 ブラケットの中にあるので、狭くて作業がやりにくいです。
 フロント同様、左側から取り掛かりました。


 まずスタビライザー側の固定ナットを緩めました。
2013年1月23日

 フロントピロボールスタビリンクの装着に引き続いて、リアピロボールスタビリンクの装着に取り掛かりました。


 左リアの純正スタビリンクです。
 リア下回りを後方から撮りました。

 ピロボールスタビリンクがよく見えます。

 この後、試運転も兼ねて市内を軽くドライブしてきました。

 ステアリング特性のリニアリティが確実に増して、より自然でスタビリティの高い良質なハンドリングになりました。

 走行後再びリフトに載せて、ピロボールスタビリンクの各部の緩みが無いかチェックしたところ、問題ありませんでした。







 
 リアサスペンション部を真下から撮影しました。
 装着が完了した左リア側のピロボールスタビリンクです。
 4輪ともホイールナットで仮止めしたら、タイヤが軽く床に着く程度までリフトを下げて、プリセット型の専用ホイールレンチで本締めをしました。


 4輪全て装着してから、再び最大リフト量まで上げました。
 
 タイヤホイールを装着するためです。


 少し車体を持ち上げた状態でタイヤホイールをホイールナットで軽く仮止めします。
 フロント側に続いて、リア側のピロボールスタビリンクの装着も終わって一旦リフトを下げました。
 ジョイント部のマークライン側のロックナットは左ネジなので、締め込む方向が逆になるので、方向に注意して増し締めしました。
 こちらもジョイント部のロックナットを増し締めしています。
 ピロボールスタビリンクを固定してから、念のため再度ジョイント部のロックナットを増し締めしました。


 これで、左リアのピロボールスタビリンクの装着が完了しました。
 左リアのロアアーム側のフランジナットを締め込んでいます。

 取り外した時とは違い、こちらのピロボールスタビリンクの場合は両側からボルトナットを締め込めますので作業は至って簡単でした。

 こちらもROCTITE 243をフランジナットの掛かるボルト部に塗布しました。
 ボルトナットを締め込んで、スタビライザー側を固定しました。

 これは迷わずにフランジナットの掛かるボルト部にROCTITE 243を塗布しました。
 これが純正指定のスタビライザー側のフランジナット(品番:902370029)です。

 ご覧の通りセルフロックナットではありません。
 全てのロックナットをしっかりと締め付けて、ジョイントとピロボール部を固定しました。
 ロックナットを締め込んでしっかりとジョイントとピロボール部を固定します。


 こちらのジョイント部のマークライン側は、左ネジになっているので、回転方向に注意してロックナットを締め込みます。
 純正スタビリンクのリンク長に合わせて、ピロボールスタビリンクのリンク長を調整しています。

 C ターンバックルLONG
 品番:32010TK0000 
 スタビリンクを取り外した右リアのサスペンションです。
 スタビリンクを取り外した左リアのサスペンションです。
 取り外した右リアの純正スタビリンクです。


 やはりセルフロックナットでした。
 スタビライザー側のロックナットも同様に取り外します。
 これが取り外した左リアの純正スタビリンクです。


 セルフロックナットなのが良く判ります。
 こちらが右リアの純正スタビリンクです。