2024年7月23日
上記のRaspberry Pi 2 model B をヤフオクで落札したその日にeBay USA にて左のSainSmart HIFI DAC Audio Sound Card Module I2S interface for Raspberry Pi 2 B+ を「[LepaiのLP-2020A+デジタルアンプとRasPiのI²S接続] は本当に神オーディオだった」ブログページの内容に従って購入しました。
つまりRasPi 2 にこのDAC(デジタルアナログコンバーター)をI2S接続することによって、上質なデジタル音声信号を劣化させることなくアナログ信号に変換し高音質オーディオ出力が可能となるネットストリーム音源が完成すると云うことなのです。
アールエーアール鈴鹿としてはこの点がネットオーディオシステムの構築する上で最も重要視した理由です。
もう一つ理由があります。
それは昨今のインターネットテクノロジーと環境の進歩による、ネットストリーム音楽配信の高音質化です。
最近の音楽ストリーム配信のWebradioやYouTube Music などのWeb Music Servicesでは128Kbps(bits per second)や160Kbpsクラスの通信量がほぼ標準となっていてかなり高音質です。
そこでVolumioのようなRasPiで音楽ファイルやストリーミングサービスを再生できるOSを利用することによって、それらの音源を損なうこと無く音楽再生出来れば、より高音質のネットストリーム音楽が手軽に聴けるようになります。
これがとりあえずこの度の最終的な目標です。
参考までにこのSainSmart HIFI DAC Audio Sound Card Module I2S interface for Raspberry Pi 2 B+ の概要をスクショにある説明を使用して以下に説明しておきます。
これは、TI の DAC チップ (PCM5122) を使用し、I2S インターフェイスを使用して、Raspberry pi B+ 用に設計された特別な HIFI DAC 拡張ボードです。
ユーザーは、この拡張ボードをオーディオ再生システム (例: volumio、xbmc システムなど) と組み合わせて使用し、独自のネットワーク HIFI プレーヤーを構築できます。
拡張ボードには、外部アンプやその他の機器を容易に接続できるように 2 種類の出力インターフェイスが用意されています。
動作状態を示す LED が付いています。
DAC 電源インジケータ用の赤色 LED (電源正常点灯)
DAC 動作状態用の緑色 LED (デコード動作時は点灯/停止時は消灯)
DAC の動作をよりよく理解できるように赤外線受信インターフェース (GPIO26 を占有) を提供しています。
特徴:
1. サンプリング周波数: 384KHz
2. 解像度 (ビット): 16-32
3. デジタル オーディオ インターフェース: I2S
4. SNR: 120dB
5. THD: -93dB
6. ダイナミック レンジ: 112dB
7. Raspberry Pi B+、Raspberry Pi 2 Model B をサポート
2024年7月23日
本日ヤフオクにて左の出品を落札しました。
Raspberry Pi 2 model B の基本動作確認済みの中古品
(電源ケーブル付き)になります。
㉞談話コーナーVHS視聴モニター音響装備のページで紹介しています2台の
Lepai LP-2020A+ をヤフオクで購入した後、
「[LepaiのLP-2020A+デジタルアンプとRasPiのI²S接続] は本当に神オーディオだった」というブログ「モニオの部屋」のページの記述通り、まずこの
Raspberry Pi 2 model B を手に入れることにしました。
幸いにもかなりお安く手に入れることが出来ました。
この
Raspberry Pi というのは何かと申しますと、イギリス発の
ARMプロセッサを搭載したシングルボードコンピュータ ということは以前にも述べていますが、ここではもう少し詳しく述べておきます。
Raspberry Pi は英国「
Raspberry Pi Foundation」(ラズベリー・パイ財団)が提供する、当初教育向けとして開発された手のひらに収まるほどの小さなコンピュータです。
多くの
USBや
HDMIなどの端子が搭載されていますので、専用の周辺機器を用意する必要も無く、
PCで利用出来るディスプレイやキーボードが使用可能です。
もちろんネットワークに接続してインターネットにもアクセス出来ます。
また
Raspberry Pi用に用意されている
OS(
Linux)はデスクトップ環境が利用出来、
Windowsや
macOS同様の使い方も出来ます。
そして何よりも
Raspberry Pi は、「
ARM」というスマホや携帯電話、携帯ゲーム機や音楽プレイヤーなどのモバイル機器、コピー機など様々な機器で利用されている省電力で稼働できる
CPUを採用しています。
つまり
Raspberry Pi は一般的な
PCに比べて
1/3~1/15程度の電力で作動しますので汎用
PCとしてはかなりの省電力だと思います。
2024年7月26日
この日に到着しました。
そしてこれがこの度のミッションにおいてもっとも良く活用し、私にとってはこれが最後に仇となったもっとも重要なファクターです。
詳細な内容については動画の中にて…
そして続編にて…
2024年7月26日
そしてこれも…
尚、これら以外にも特に機器用の接続ケーブルなど足りなかったパーツ類はその都度購入していましたが、ここではその掲載を割愛しました。
2024年7月22日
このミノルキューブも…
2024年7月28日
上記に先立ちまして7月23日にRaspberry Pi 2 model B + SainSmart HIFI DAC Audio Sound Card Module I2S interfaceを注文した後、相次いで必要な周辺機器を購入しました。
これも動画に登場するそのひとつです。
そしてこれがその内容物です。
いつものことですが、取説や内容証明などの書類は一切ありません。笑
組み立て用の各種ブラックカラーアクリルパネルと、その固定用の真鍮製M3スペーサー スタンドオフ ネジ類が一式です。
これが梱包の袋から出した状態です。
斯くして無事に注文が完了しました。
それは専門的な電子回路がどうとか特性がどうとか云うことでは無く、よく出来た電子回路は外観が美しいと云うことです。
専門知識が無くとも何となくですが、直感的に感じるものがあるのです。
何を素人が偉そうにと仰る方もいると思いますが、私は本気でそう思っています。
まぁいずれにせよこれらの先達によって私のような素人でもこうして最善の選択が出来ることは本当にありがたいことです。
素人の私にもとてもシンプルですっきりした回路に見えます。
こちらは向かって左側のLANケーブルポート、そして圧巻の4連USB2.0ポートです。
そのカードスロットを正面から見た画像です。
これがRaspberry Pi 2 model B です。
これ1台だけで基本的なPCの機能を発揮するんだと思うと、なんだか拍子抜けしてしまいますが、これがなかなかどうして後に判ることですが、なんとも優れものでした。
なにしろ小さなモノですから、こうして封書にて送付されてきました。
そしてこのSainSmart HIFI DAC Audio Sound Card Module I2S interface for Raspberry Pi 2 B+ を真っ先に手に入れたことは、後々の展開のためには本当に良い選択となりました。
2024年7月23日
上記のSainSmart HIFI DAC Audio Sound Card Module I2S interface for Raspberry Pi 2 B+ をeBay USA にて購入した際に、左のスクショにある通りこのAcrylic Case for Raspberry Pi 2 B / B+ Audio Card+ I2S Interface HIFI DAC も同時に購入しました。
これも言うには及びませんが、ブログモニオの部屋の「[LepaiのLP-2020A+デジタルアンプとRasPiのI²S接続] は本当に神オーディオだった」 の内容に従ったまでです。
但しブログのご当人は、これをAliExpress で購入されたと記述しておられましたが、私はeBay USA でも購入可能だろうと物色しましたところ案の定こうして御座いました。
私としましてはAliExpress よりあくまでも買い物し慣れたeBay USA の方が安心ですので…
このRaspberry Pi 用のI2S DAC モジュールは、私がざっとネットで調べただけでも、本当に多種再々の製品がありました。
とてもでは無いですが私のごとき素人にはどれを選んで良いかなど、前述してきたように先達らの優れた考察と経験が無ければ、絶対に不可能だったと思います。
改めてモニオの部屋を始めそれら全ての先達に感謝したいと思います。
中身を取り出しました。
PiFi DAC+v2.0 の印字が見えます。
こんな感じです。
開梱すると簡単なビニール袋に詰められたSainSmart HIFI DAC Audio Sound Card Module I2S interface for Raspberry Pi 2 B+ 本体が確認出来ました。
しっかりとした梱包です。
これがこのRaspberry Pi 2 model B の裏面です。
向かって画面右端に見えているのが、OSをインストールするためのmicro SD card のスロットです。
但し
CPU / ARM Cortex-A7(900MHz)
SoC / Broadcom BCM2837
グラフィック / Bordcom VideoCore IV(250MHz)
メモリー / 1Gバイト
と云うスペックを考えるとネットのアクセスなど動作速度はそれなりかなという感じです。
2024年7月24日
これも…
つまりそれは単なる理屈では無い感性の問題だと思います。笑
2024年8月1日
この日に到着しました。
発送元は中国の深圳です。
しかし小さなシングルボードに整然と並べられた各種インターフェイスを見ると、パソコン知識ほとんどゼロの私でもただ者では無い雰囲気がプンプンしています。
これは動画の中でも登場しているVolumio と云うオーディオのための高品質なネットワーク・ストリーマー・トランスポートを提供するイタリアのブランドの日本語サイトのスクショです。
2024年8月14日
そしてやや時間が掛かりましたが、この日に無事荷物が到着しました。
発送元は上記のSainSmart HIFI DAC Audio Sound Card Module I2S interface for Raspberry Pi 2 B+ と同じ中国の深圳でした。
これは
Lepai LP-2020A+ を入手した際にも繰り返し述べてきましたが、なにしろ電子回路や
ICの知識などほとんど皆無に等しい私ですから、優れた先達の知識と経験を参考にさせていただく他はありません。
しかし様々なネットの情報を読み漁っていますと、私のごとき素人にも自ずと見えてくることがあるのも確かです。
私にとって最も馴染み深いRCAオーディオ端子です。
そしてφ3.5ステレオミニジャックも装備されています。
そしてこれもブログモニオの部屋の記述にあるとおり、バーブラウンの
DACチップ、
PCM5122が搭載されています。
何故この
DACチップが好まれるのか、電子回路にはまったく素人のアールエーアール鈴鹿には説明が難しいので、関心のある方は是非こちらの
PHILE WEB で確認してください。
ラズパイ・オーディオにバーブラウンの
DACチップ「
PCM51xx」シリーズが適している理由
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「PCM51xx」シリーズのアドバンテージとは
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ラズパイに「PCM5122」が向いている理由
こちらは左から電源供給用のmicro USB ポート、中央がモニター出力用のHDMI 出力端子、そして右がφ3.5オーディオ・コンポジット出力端子です。
そしてさらにこれからアールエーアール鈴鹿が取り組もうとしているネットストリームオーディオプレーヤーとして最も大切な端子が、後方にそびえ立つ40本のピンをひとまとめにしているGPIO(General Purpose Input/Output : 汎用入出力)インターフェースです。
何しろRasPiで生成されるデリケートなデジタル音声を直でI2S DACモジュールに伝達する要ですから。