2024年7月17日ウェブ アニメーター

 約7年前にマイガレージ談話コーナーのVHSビデオテープ視聴のため、上記にありますようにAmazonLepy デジタルアンプ LP-2024A+Tripath TA2024 + 12V 5Aアダプター付属 を購入設置しました。

 そしてこの度ヤフオクにてこのような出物がありましたので、久々にオークションにチャレンジしたところ、なかなか厳しい競争相手のあった中で、幸運にもかなりの安値で落札できました。

 それは本ページでも紹介しています、名機の誉れ高いLepai LP 2020A デジタルパワーアンプです。

 何分中古なのでそのパフォーマンスは若干懸念がありますが、動作はチェック済みということでしたので、大丈夫かと思います。

 では何故このオークションに参加したかと云うと、久々に入札競争に参加して運試しがしたかったのと、どうしても元祖中華製デジタルパワーアンプの勇Lepai LP 2020Aを手に入れたいという衝動に駆られてしまいました。

 それと同時に現有していますLepy デジタルアンプ LP-2024A+ の予備として持っておくのも悪くないと考えたからです。

 当初はディスプレイケースにでも収めて飾っておけば良いかとも思っていました。
 中華製人気アンプの後継機だそうです。

 LepaiLepy

 後日これらの情報を私なりにいろいろ調査してみました。

 Lepaiはメーカーではなく、中国のBukang Technology社のブランド名ですがリーパイと発音します。

 名機と謳われたLP-2020aの販売元です。 (実際に当時のオーディオマニアの間では奇跡と呼ばれ、有名な本格アンプを凌ぐほどの高い評価を得ています)

 ところが「Lepai」のブランド名は、中国国内での商標の問題で、2013年から「Lepy(レピーと読む)に切り替えが行われました。

 現にLepyの公式サイトの商標公告の冒頭には…

 "In 2014, the music school amplifier trademark "lepy " has been successfully registered in China, US, EU, Canada, South Korea, Japan and other countries during 2014, music camp amplifier original trademark "lepai " will change to "lepy "! "

 「2014年、ミュージックスクールアンプの商標「lepy」は、2014年に中国、米国、EU、カナダ、韓国、日本、およびその他の国で登録され、ミュージックキャンプアンプのオリジナル商標「lepai」は「lepy」に変わります。」(google直訳)

 と明記されています。

 Lepai LP-2020a+は心臓部となるデジタルアンプICに、Tripath(トライパス)(米)の「TA2020-020」を搭載しています。

 このICチップ自体の評価は非常に高いのですが…(因みにこのTripath社は既に倒産しています)

 私が購入したLP-2024a+は、TA2020-020の後にリリースされたTA-2024というチップを搭載した後継機です。

 このTA-2024というデジタルアンプICチップの評判は、残念ながらTA2020-020には及びませんが、とりわけ悪いということでもないようです。笑

 音源としてのVHSの音質の良さはともかくとしましても、使用するスピーカーの性能を考えれば、オーディオアンプとしてそこまで音質に拘る必要もありませんので、これで上等だと思っています。笑

 ただしAC-DCアダプター電源はやや不満です。(節電には有利ですが、アダプター本体が邪魔です)

 とは言うものの、2chステレオ 20w20w の出力・性能は必要にして充分です。

 加えてアナログコンポジット入力は不可欠ですし、裸接続のスピーカー端子は往年のオーディオファンにとっては嬉しい装備です♪

 総じて満足出来るステレオプリメインアンプです。

 あとちょっと心配なのは耐久性でしょうか。
㉞談話コーナーVHS視聴モニター音響装備
 折角こうして2台ものLepai LP-2020A+ を手に入れたのですから、私は是非このオーディオシステムを実現させたいと思いました。
 そして後で気付いたことですが、LP-2024A+Lepyロゴには登録商標を表す がありますが、このLepai には見当たりません。

 つまりブランドとしての位置づけがしっかりなされていなかったと云うことでしょか。
 傷や汚れのようなものはまったく見当たりません。
2024年7月23日

 出品者の方は石川県ということで、到着まで時間は掛かりませんでした。

 とても丁寧でしっかりした梱包だと思います。
 さてこれが歴史的にもとても価値のあるTA2020-020 IC KORYA TRIPATH です。
 さらにビニール袋に密封されていました。
 さてとりあえず付属の電源アダプターを接続し、電源スイッチをONにしてみました。

 まだ動作までは判りませんがちゃんと電源は入るようです。
 兎に角私は若い頃はホームオーディオにもずいぶん拘っていましたので、まるで当時のアナログパワーアンプを彷彿とさせるようなアナログなコンポジット端子が大好きです。
 もちろん単なる予備として大切に保管しておくという選択肢も当然あります。
 お楽しみは最後まで取っておこうと思います。
 裏面はこのような純銅の放熱板になっています。

 基盤にセットするときにはこの背面にフィン付きのアルミ放熱板などを抱かせて設置しているようです。

 私のような電子回路オンチにはさっぱりですが、折角ですので若松通商の公式サイトからダウンロードしましたTripath TA2020-020 TECHNICAL INFORMATION(.pdf) を掲載しておきますので、ご興味のある方は参考にして下さい。
 電源アダプターはオリジナル付属のものだと判断しましたので、アンプ本体を紹介します。

 外観からは間違いなくLepai LP 2020Aであることが確認出来ました。
 早速VHSプレーヤーに接続しました。
2017年8月14日

 本日はこれが届きました。
 またそれらの内容についてのレポートは、このページの続きとして近々掲載する予定ですので楽しみにお待ち下さい。
 2台目のLepai LP 2020Aです。
 ただこうして外観だけを見る限り、先のLepy デジタルアンプ LP-2024A+ と、ボディプリントされている文字以外まったく違いはありません。
 しかしそこは私アールエーアール鈴鹿ですので、このまますんなりと済む訳はございません。
 どのような使われ方をしたのかは想像するしかありませんが、オリジナルの電源アダプターを見る限りでは、それほど酷使されたような形跡は見当たりませんでした。
 よく見ると出品者の仰るように、前面パネルのツマミやON/OFFスイッチにやや傷や汚れが見られます。
 発送元の業者の方はどうやら個人経営の古物商あるいはリサイクル業のようです。

 私はむしろそういう経緯を辿った出物の方が素性が良いのではと思っています。

 なぜならばそういう商いの方が入手し出品されているということは、鑑定の結果ある程度目算があってのことだと考えているからです。

 この古物商の方の他の出品を確認しますと、オーディオ本体ではなく付属のリモコンを多く出品されていましたので、その手の物件にはかなり詳しい方だと推察しました。
 音量つまみのブルーLEDイルミネーションが良い雰囲気です♪
ウェブ アニメーター
 ところで付属の電源アダプターを接続して電源スイッチをONにしたところ、当たり前ですがアンプの機能は確認出来ませんが、問題無くスイッチは入りました。

 興味深いのは一台目のLP-2020A+LP-2024+のボリュームツマミのイルミネーション樹脂製レンズの材質が明らかに異なっています。


 そして上記の「[LepaiLP-2020A+デジタルアンプとRasPiI²S接続] は本当に神オーディオだった
の記事の中で俄然興味を掻き立てられたのが、RasPiつまりRaspberry Pi という私にとって初めて耳にするイギリス発のARMプロセッサを搭載したシングルボードコンピュータの存在でした。
 但し優先順位の高い喫緊の作業をこの他に2つも抱えていますので、それらの作業との兼ね合いから記事の掲載はちょっと遅れる可能性も否定出来ません。

 どうか気長にお待ち頂ければ有り難いです。

 併せて本ページのキャパは一杯一杯ですので、記事掲載の際にはここからストレートに当該ページへのリンクを貼る予定です。
 そしてこの間にこの超小型ネットオーディオシステム構築に必要なその他ケーブルやらパーツやらを揃えようとドタバタしておりました。
 そうと決まれば思い立ったが吉日です。

 早速ヤフオクとeBay USAにてRaspberry Pi 2とサインスマート HIFI DACサウンドカードモジュール I
2Sインタフェースを探しました。
 であるならこの際是非とも取り組んでみたくなりませんか?
 ではこのデジタルアンプとRaspberry Piがどんな関わりがあるのかと云うと、モニオの部屋のページタイトルにもあるように、Raspberry Pi 2とサインスマート HIFI DACサウンドカードモジュール I2Sインタフェースを合体させたPCに、このLepai LP 2020Aをアナログ接続しLANケーブルを繋ぐと何と高音質超小型ネットオーディオシステムが完成するらしいのです。
 さてLepai LP 2020Aが2台ともなると、もはや単なる予備とか飾りの類いではなさそうだと察しが付くでしょう。

 と云いますのは本ページの過去の古い外部リンクを見直そうとLepai LP 2020A関連のWEB SITEを検索しておりましたところ、このページの冒頭でも新にリンクを貼りましたが、『モニオの部屋』と云うオーディオファンにとりましても大変興味深いブログを見つけまして、その中でも特に「[LepaiLP-2020A+デジタルアンプとRasPiI²S接続] は本当に神オーディオだった」という記事の中に出てくる内容に今後のアールエーアール鈴鹿の新たな展開を左右させるほど興味深い記述が多くありました。
 たぶんそれもAmazonのベストセラーを続けられた理由のひとつなのかも知れません。
 プリメインアンプとして必要最小限の装備をこの小さなボディに詰め込んだだけなので、それこそデザインと云えるほどのものでもないのですが、何故かとても機能的な美しさがあると感じています。
 それにしても私はこのシンプルでレトロなこの前面パネルのデザインが大好きです。
 本当は1台目と同様に外観よりも中身に興味があるのですが、とりあえず今はまだこの状態のまま然るべき対応をするつもりです。
 ご覧の通り上記の1台目のLepai LP 2020Aと比べると外観上の状態は良好です。
 オリジナルパッケージこそ無いのがちょっと残念でしたが、とても丁寧でしっかりした包装に好感が持てました。
2024年7月21日

 そしてまたまた私アールエーアール鈴鹿の悪い癖が始まったようですが、この日にスクショにありますようにLepai LP 2020Aをもう一台購入してしまいました。

 理由はシルバーカラーのボディだったのと、比較的状態が良さそうだったので購入を決めました。
 32ピンの足が良く判ると思います。
 このように厳重に包装されています。
 同封されていた日納品書です。
2024年7月19日

 この日に届きました。
 私のようななーんちゃってオーディオファンにとっては猫に小判のようなしろものですが、何はともあれこの際購入することにしました。
 何故これを購入したかと申しますと、Tripath TA2020 というチップは、驚くことに、権威あるIEEEスペクトラムという電子情報学会誌200951日)の特別レポート”世界を揺るがした25個のマイクロチップ”の中の1つに取り上げられたほどのAudioAmplifier ICチップです。

 オリジナルのmade in USA ではなく made in KOREA ではありますが、この先2度と現れることの無い希有なICチップですから、是非一つくらい欲しいと思うじゃ無いですか。
2024年7月17日

 そして丁度上記のLepai LP 2020Aをヤフオクにて落札したその日に、左のスクショにあります秋葉若松通商WEB SITE において TA2020-020 IC KORYA TRIPATH を1個購入しました。

 KORYA KOREA です。
 さぁこれでまずはLepai LP 2020Aが手に入りました。

 今後の展開にご期待下さい!
 このブルーのLEDイルミネーションもLepy デジタルアンプ LP-2024A+ と一緒です。
 この本体後面パネルのコンポジット(RCA型)端子やバネ固定式スピーカー端子にしても、Lepy デジタルアンプ LP-2024A+ とまったく同じです。
 いずれにしましてもかつての中華製デジタルアンプの名機がこうして目の前にあると云うだけでも心が踊ります。
 まぁ何か楽しいことが始まる切っ掛けなんて大体そんなものではないでしょうか。
 とりあえず今のところはこうして飾って眺めるだけで満足です。
 少し無造作なパッケージングだと思わなくも無いですが、特に問題は無いと思います。
 当時のオリジナルパッケージが無いのは残念ですが、それは致し方の無いことだと思います。

 そしてエアーキャップシートを剥ぎ取ると、透明ビニール袋に入れられたLepai LP 2020Aと専用電源アダプターが現れました。
 梱包はダンボール箱に両更紙の緩衝材と、ご覧のエアーキャップシートに包んだ裸の商品というごく一般的な包装です。
2024年7月21日

 いずれにしてもぎりぎりで競り勝つというのは気持ちが良いものですね。

 その後手続きと決済を済ませ、この日に荷物が到着しました。

 発送元が沖縄ということで通常よりもやや送料が掛かっています。
 なかなか厳しい入札だったと述べましたが、入札履歴をご覧下さい。

 私以外の6人の入札者のみなさんは、すべてヤフオクのベテランの方々ばかりのようです。

 それは其れ其れの評価を見れば明らかです。

 つまり評価が高い人ほど多くの落札をされた方だと云うことが窺えるわけです。
 因みに2024716日現在は上記公式サイトは閉鎖されていて閲覧出来ません。
 たぶん今はどこかよそで生産されているのでしょう。
 そこで替わりに
LP-2024 + に関して記述している興味深いブログがありましたのでリンクを貼っておきます。
 
いろいろブログ
 PlusBLOG

㉟談話コーナー スピーカー設置位置変更
Lepy デジタルアンプ LP-2024A+Tripath TA2024 + 12V 5Aアダプター付属 
 こちらはLepai公式アンプを販売している日本の事業所だそうです。
 参考までにアップしておきます。
 もうひとつはこちらに置きました。

 VTR再生用の音声としては、音質音量ともに充分満足できるものになったと思います♪

 スピーカーコードも当時のものをそのまま使っています。



 今後設置場所は、追々再考するつもりです。
 スピーカーのひとつは取りあえずここに置きました。


 これは、学生時代に名機ALTEC 415Eにそっくり(もちろん大きさも性能も全然違います)のエンクロージャーが気に入って購入しました。

 フロントローデットホーンにバスレフをプラスしたその独特の形状と雰囲気が気に入っています。

 以来ずーっと大切にしてきました。

 そこにFostexの10㎝フルレンジスピーカーを取り付けています。
 つい先日談話コーナーにVHS視聴モニターを設置しましたが、モニター内蔵のスピーカーが貧弱なため、音声に不満がありました。

 当初パワーアンプとスピーカーは昔使っていたものがありましたので、それを使えばOKだと考えていました。

 ところがいざ設置して動作してみると、パワーアンプが完全にお亡くなりでした。

 そこでネットで手頃なパワーアンプを探したところ、これを見つけました。

 Amazonのベストセラー1位の商品であるのと、手ごろな価格でしたので購入を決めました。











 
 ホントはケースから基板を取り出してチェックしたいところですが、今のところそれはガマンしておこうと思います。