この手際の良さが流石は職人です。
3人のチームワークもよく、互いに口数は少ないですが、次々と仕事をこなしていきました。
物置部屋の床は、ほぼコンクリートが入りました。
さらにもう一回…
この辺りが職人の拘りでしょうか!
コンクリート面が実に美しく輝いてきました。
ほどなくして、コンクリートの打ち込みが始まりました。
すかさず基礎工事業者の方々も、作業を開始しました。
生コンは既に4杯目です。
コンクリートアジテーター車が、ピストンで入れ替わり立ち替わりやって来ました。
この辺りの段取りもプロです。
よく見ていると、親方の動きには全くムダがありません。
2012年9月1日
本日は午後1時からコンクリート打設の予定でしたので、12時にいつもより早い昼食を摂りました。
予定より早く基礎工事の施工業者の方が見えたようなので外に出てみますと、業者のお兄ちゃん(実は私の教え子です)に呼ばれまして、何かと尋ねると「セラミックインサートアンカーにキャップをしたいので…」ということで、私が事前に取り寄せてあったキャップをお渡ししました。
早速戻ってアンカーにキャップを装着していました。
横でもう一人の業者の方が、用済みになった差筋アンカーをカットしていました。
1時15分前にコンクリートポンプ車が早々とやって来ました。
早速、圧送管を伸ばしたりと、コンクリートを打ち込む準備をしました。
1時きっかりにコンクリートアジテーター車(と言うんだそうで、いわゆるミキサー車です)が到着しました。
到着するとスグに打設用コンクリートを、コンクリートポンプ車に流し込みました。
そうこうしいてるうちに、2台目のコンクリートアジテーター車がやって来て、スグ側に待機しました。
なにしろコンクリート打設は、時間勝負の作業ですから…
生コンが打ち込まれると、コテと土間ならし(モルタルタンパーとも言います)で手際よく均していきます。
彼が左手に持っているのは、コンクリートバイブレーターと言って、コンクリートを締め固めるのにとても効果的な道具です。
生コンはアジテーター車(ミキサー車)2杯目になりました。
土間均しでコンクリート面を平らにしていきます。
これで生コンは3杯目です。
この土間均し(モルタルタンパー)という一見簡単な道具は実によく出来ていて、扱う職人さんによっては作業の効率が断然違います。
コテのさばき方は、見ていて実に気持ちがいい…
また飽きさせません!
だんだん私もやってみたくなりました。
生コンが5杯目になりました。
コレで最後です。
最後まできっちりと均します。
打設作業が終わって、ポンプ車が帰って行きました。
お疲れ様でした!
2種類のコテを使いこなして、コテ押さえの作業です。
靴の下に見えるのは、下駄と呼ばれる丁度かんじきのような履き物です。
向こう側はトンボです。
コンクリートの水分量を感覚で測りながら作業を進めていきます。
流れるような見事なコテ裁きです。
1回目のコテ押さえが終了しました。
これで終わりかと思ったら、この後さらに2回のコテ押さえを行いました。
この時点では、まだコンクリート面にはコテ波がはっきりとついています。
それが無くなるまで繰り返すそうです。
これこそ職人ですね。
これで2回目の押さえが終わりました。
いよいよ作業の終盤、仕上げです。
一番後で生コンを打った箇所は、まだ水分が多かったのでさらにもう一度押さえました。
徹底してますね!
妥協のない仕事には、本当に感心しました。
この基礎工事を請け負って頂いた方々は、みなさん歴とした左官屋さんです。
故に、今回は本物のプロの土間仕上げをしていただきました。
いい仕事をありがとうございました!
こうして本日の作業が終了しました。
明日はお休みで、月曜日に立ち上がりの型枠を組んで、もう一度コンクリートの打設が実施されます。
しかしこれで、ちょっとは基礎らしくなってきました。
このつづきは
コチラ
尚、本日のセラミックインサートアンカー埋め込みのパートについては、どうぞ
コチラをご覧下さい!
これで、本日分のコンクリートは全部入りました。
仕事をするクルマの中でも、このクルマは見ていて特に楽しかったです。
広範囲に大量のコンクリートを打ち込むときには、本当に便利で欠かせない車両です。
コンクリート打設が後半になり、いよいよこれからが左官の職人技の見せ所です。
心配いりません!
ちゃんとポンプ車が、残りの生コンを絞り出しました。
順調に作業が終わろうとしていますが、生コン足りるのかな???
さあ!
いよいよコンクリート打設も終盤です。