いかにもヒール&トゥがし易そうなアクセルペダルです。
 アクセルリンクケージにワイヤーを接続し、アクセルケーブルをワイヤーホルダーにロックナットで固定して、エンジンルーム側の作業も終了しました。
 次にアクセルインナーワイヤーをロッドに固定します。

 これでコックピット内の作業は終了です。
 アクセルペダルユニットのブラケットをバルクヘッドにボルトで2箇所締め込んで固定します。
 ペダル付近の全景です。
 この後早速試運転してきました。


 ペダル位置が絶妙です。

 純正位置よりやや高くなったアクセルペダルは、ブレーキペダルを踏み込んだ位置から足を移動させるとき、より自然な動きでスライド出来ます。

 さらにペダル下端の形状と位置から、ブレーキペダルに近づいた分、ヒール&トゥが以前より格段にし易くなりました。

 またペダルに剛性感とリジット感があり、微妙なアクセルコントロールがし易く、スロットルリンケージとよりダイレクトにリンクしているためかリニア感も確実にUPしています。

 これで運転がさらに楽しみになりました。

 

 

 
 
 後は、アンセルペダルユニットを取り外した逆の手順で組み付けていきます。


 まずアウターアクセルケーブルの固定クリップを裏側からブラケットに嵌め込んで固定しました。
 組み付け精度が高く、がたつきは全くありません。
 これで純正アクセルロッドにアクセルペダルNEOが固定出来ました。
 スプリングピンの両端が約1oほど出たところでストップしました。
 ロッドと勘合している方のスプリングピンの圧入が少し足らなかったので、このピンだけ後からハンマーで適正な位置まで叩き込みました。
 このように2本のスプリングピンを同時に圧入していきます。

 また、スプリングピンが真っ直ぐ圧入されているか常に確認しながら作業を進めました。


 最終的に裏にコンパネをあてていましたので、貫通した後もかなり奥まで万力で圧入出来ました。
 最初はこのようにセットしましたが、ロッドやアクセルなどが万力に接触しないよう注意して、位置を調整しながら慎重に圧入していきました。
 次にアクセルペダルNEOに付属の2本のスプリングピンを予め23oほど打ち込んでから、アクセルロッドと組み合わせた状態で万力にこのようにセットしました。

 コンパネの端切れを反対側にあてがって、アクセルペダルNEO本体に万力が直接触れないようにしました。

 キズ防止です。
 アクセルロッドから取り外した純正アクセルペダルとスプリング、純正スプリングピンです。


 なるほどスプリングを装着する分だけ余分にスプリングピンが長いのが解りました。

 因みにこのスプリングも使用しません。
 ピンポンチを使用してスプリングピンを抜き取り、純正アクセルペダルをロッドから取り外します。
 φ4oのピンポンチを準備しました。
 取り外した純正アクセルペダルのユニットです。
 アクセルペダル本体ブラケットから、アクセルケーブルのアウターを固定しているクリップを、ウォーターポンププライヤーで左右両側から軽く挟んで裏側に押し込んで取り外します。
 ボルトはブラケットの中間部分と、一番下側の2箇所です。
 アクセルペダル本体を固定している12oのボルトを取り外します。
 続いて白い樹脂製のクリップを、裏から指で探りながら押し出すとこのように外れます。
 次にコックピットのアクセルロッドの最上部に取り付けてあるインナーワイヤーのリンクを取り外します。


 まず黒い樹脂製のストッパーを引っ張って…
 次にスロットルリンケージを最大まで開けて、インナーワイヤーを通すためのリンクのスリットを指で探りながら、ワイヤーの先端のタイコ型ストッパーをリンケージから取り外します。


 これでエンジンルーム側は作業終了です。
 ダブルナットには既に古いマーキングがしてありますので、ケーブル側のナットを極力動かさないように注意しながら、スロットルリンク側のロックナットを緩めます。
 ロックナットを緩めたら、最大スロットルリンク側まで回して寄せます。

 これでアクセルワイヤーホルダーからアウターアクセルケーブルが取り外せます。
 まずはエンジンルームから。

 アクセルワイヤーを取り外します。
2013年7月2日

 本日の午後3時過ぎ、届いたアクセルペダルNEOの装着作業に取り掛かりました。


 先日購入したアクセルペダル用スバル純正スプリングピン(上2本)と、付属のスプリングピン(下2本)です。

 ご覧の通り、純正と比べると長さが約2/3しかありません。

 これについては後ほどその理由が解ります

 そしてご覧の通り同じ波形スリットで両端が面取りしてあるタイプです。