今回は思いのほか小技の応酬となりましたが、これでフィッシャーマンズペンダント照明器具に晴れてスマートな昇降機能が加わりました。

 とにかくこれは常に思い描くことで、それはいずれはカタチとなって結ばれるという典型的な事象でありましょう。

 確かに今回などはとても些細な事例となりましたが、夢や思いをひとつひとつ叶えていくには、単に漠然と思い続けるだけではなく、自分で可能な限り現実的に考え抜き、実現に向け試行錯誤を繰り返すことと、機を見て敏に、そして具体的に行動することが大切だと思います。

 また、その過程においては、時に思わぬことからとんでもないアイデアが閃いたり、さらに新しいイメージが湧いてくることもあります。

 そうして己の考えやアイデアがどんどん実現してくると、それだけでも十分な満足感、達成感が味わえますが、そこで終わりを意味するものでは決してありません。

 つまり次へのステップというか、そこで立ち止まらぬ限り、さらにその先のもっと大きな展望とかビジョンといったものも見えてくるのではないでしょうか。

 そうやって積み重ねていくことには、歳なんてまったく関係ありません。

 たぶん幾つになろうと無限に続いて行くのでしょうね。

 『想像は創造

 私はそう思います。
 このアイ(ループ)加工も上記の末端処理とまったく同じ方法で行っています。

 解れ止めも兼ねていますが、たぶんロープの寿命よりも、この針金の方が寿命もずーっと長いのではないかと思います。

 針金の両端は巻きの中に隠れていますので、引っ掛かりなどは全くありませんし、巻いた針金を切断しないかぎりは絶対に解けたりしません。

 見た目もスッキリしていて、尚且つ強力で耐久性抜群とくれば実行しない理由はありませんね。♪

 ただしこの作業には、やや手間が掛かるのは仕方がないと思います。
 後は下にロープを垂らします。

 ここで大切なポイントは、左上にあるポスターのパネルと、右下に見えるカーモザイクの記念プラークのほぼ間にロープが通っていることです。

 つまり観賞用のポスターやプラークパネルの上に、ロープが掛かってしまうことは出来る限り避けたかったということです。笑

 そのためには下に見える…

 お待たせしました!

 ここでやっと登場です!笑

 CAP(帽子)を壁にディスプレスする目的で購入した、この10㎝ウォールナットのウォールフックです。

 この2個のウォールフックが、ロープのもう一方を結び留めるための、ヒッチ代わりにもなるのです。

 1個より2個の方が結び留めやすいので、2個横に並べて設置しています。


 そして、もうお判りですね。♪

 そう、このウォールフックと二つ目のシングルプーリーを結んだ直線が、丁度ポスターとプラークの間を通るように、シングルプーリーの位置決めをしたということです。

 ただいまのロープの状態は、普段のテンションが掛かっていない状態です。
 これが最高位置まで引き上げられた照明直上のロープの状態です。

 ロープにしっかりとテンションが掛かっている様子が画面からも判ると思います。

 照明器具は垂直では無く、やや斜め左上に引き上げられている様子が見えますね。

 そしてシングルプーリーを介して斜め45°左後方に向かってロープが引き張られているのが確認出来ます。

 つまりこれを見る限り、シングルプーリーを引っかけている洋灯吊りは、トータルにやや下左手前に引っ張られていることが想像できると思います。

 最初に述べたとおり、上の火打ち梁に下向きに洋灯吊りをねじ込むよりも、洋灯吊りに掛かる荷重はこの方が理想的だと思われますがいかがでしょう。笑
 と言うのも、それを実施する理由がありました。

 それは、ある日愛車をバックでガレージに入れ、 Maxjax2柱ポータブルリフトで持ち上げたときでした。

 最大リフト量まで上げる途中で、愛車のリアウィングがペンダント照明のシェードに当たってしまうことが判りました。

 このときは、照明器具本体をヒモで結わえて、壁側に寄せることで切り抜けました。

 ヒモで結わえたり、壁側のどこかにヒモを掛けて照明を引き寄せたり外したりする作業を、逐次私が作業台の上に上って行いました。

 いちいちそのような面倒な作業はしたくありませんし、もっと簡単に照明器具本体が、リアウイングに接触しない位置まで移動させられる方法を、それ以来ずーっと模索していました。

 そしてこの度やっと最良の解決方法を見つけました。

 それが今回のこの作業です。

 まずペンダント照明本体のヒートンに、ダイヤロープの一方の末端を通してアイ(ループ)を作りました。

 ダイヤロープとは、

 ①PP原料を主に使用し、偏平状の糸で作ったもの。
      
(性質はPPに酷似しています。)
 ②PPテープの中で、最も強度があります。
 ③漁場にてよく使用されています。
 ④ダンライン(日東紡)の類似品です


 アイの作成には既製のパーツを使わずに、購入してきたカラー針金でスリーブを作りました。

 この方法は釣りに熱中していた中学生のとき、リール竿を自分で改造したりしてましたので、そのときに覚えた技を応用しています。笑

 既製品のロープキャッチャーやカシメ金具などよりも安全で、強力です。
36. Fisherman's - pendant照明昇降装置
 これは上の画像よりもやや下から角度を変えて、照明器具全体もフレームに入れて撮っています。

 これが最高引き上げ点であることは、画像を見れば一目瞭然ですね。

 ちょっと苦しそうな姿勢に見えますが、良く見ていただくとお判りになると思いますが、何処にも過大なテンションは掛かっていません。
2019年6月25日

 前日の24日に近所のホームセンターに出掛けて、ダイヤロープ 10m、シングルプーリー(滑車)×2個、カラー針金などを買ってきました。

 そして、明けて本日早速作業に取り掛かりました。

 タイトルにもある通り、ガレージ中央奥にあるFisherman's - pendant照明器具本体の高さを、簡便に引き上げて固定出来る装置をつくりました。
 最後に少し振り返って、このロープの末端処理を再度紹介します。

 前述で釣り竿の改造と云いましたが、どういうことかと申しますと、当時の市販の釣り竿のグリップには、細めのナイロンロープなどがよく巻いてあり、私は色が気に入らないと違う色のナイロンロープを探してきて巻き直していました。

 またリール竿のラインガイドを高性能なものに付け替える際に、ガイドを固定している巻き糸を解いて古いガイドを取り外し、新しい高性能ガイドを取り付けるために、新たに糸を巻いてガイドの足を固定していました。

 その糸巻きやロープ巻きの方法をそっくりそのまま応用したのが、このカラー針金の巻き留め処理です。

 ヘタな市販の金具や熱収縮チューブなどよりはるかに耐久性がありスマートな処理の仕方だと思います。
 次に一つ目のシングルプーリー(滑車)の位置決めと、取り付けです。

 迷うこと無くこの位置に決定しました。

 シングルプーリーは洋灯吊りに引っかけています。

 洋灯吊りは前回作業の余りです。

 洋灯吊りは大梁の上部にねじ込んで固定しました。

 直上にある火打ち梁の下側にねじ込んでも良かったのですが、引っ張られるロープの一方が真横になるため、直感的にこの方が無難な感じがしました。
 あくまでも後付け加工ですから、取って付けたような見苦しい造作になることは避けたいですからね。

 図らずもダイヤロープの導線が、火打ち梁にほぼ平行して張られていますので、見た目にもスッキリしましたし、結果としてとても見栄えが良くなりました。
 これは一つ目のシングルプーリーのズームアップ画像です。

 最大にテンションが掛かった状態ですが、フックの洋灯吊りにも無理な力が掛かっている様子はありません。

 まったく問題ないと思います。
 ではロープを引っ張ってみましょう。

 少し力を入れて引っ張れば、簡単にペンダント照明を引き上げられます。
 これが二つ目のシングルプーリーです。

 コンパネの壁の最上部に洋灯吊りをねじ込んで、それに引っかけています。

 左右の違いはありますが一つ目とほぼ同じ状態です。
 ここが今回最大の見せ場です。笑

 つまりロープの引っ張る方向を約180°変換させている訳ですね。♪

 そしてさらに見た目の美しさにも拘っているのがお判り頂けたでしょうか。笑
 ってな具合に、今回はかっこよくページを締めくくりたかったのですが、残念ながらこれがこのページ最後の画像となりました。笑


 折角のウォールフックですので、いつもこれといって特に置き場に困るワーキンググローブをこのように引っ掛けることで、本来の機能も果たしてもらいました。

 使い倒してかなりボロボロですが、汚いなんて云わないで下さいね。笑
 テンションが掛かった状態でも、辛うじてポスターの右下隅にほんの少しロープがかぶっている程度ですから、視覚的にはほとんど邪魔にはならないと思います。

 だったらどうしたってなものですね。笑

 いずれにしましてもまぁこのお話はオマケのようなものなのですが、折角DIYする訳ですから、細部まで徹底的に拘わりを持つのは当然と言えば当然でしょう。
 こちらはテンションの掛かった状態の二つ目のシングルプーリーです。

 こちらも洋灯吊りには、特にこれと言って異常はありません。

 最初、洋灯吊りのサイズが少し小さいかな、とも思いましたが、これを見る限り全く問題ないようです。笑

 シングルプーリーも一つ目のと同様、ムリのない自然な角度で洋灯吊りに掛かっていることが判りますね。
 これで地震でも無い限り、まず緩むようなことは無いと思います。

 そして、この10㎝ウォールナット×2個のウォールフックも、最大限に活用が出来ました。
 こうしてウォールフックに巻き付けたロープが、この状態から不用意にズルズルと滑って緩んでしまうことはまずありません。

 これでテンションの掛かった状態でも、しっかりと固定出来ることがお判り頂けたと思います。
 ペンダント照明を最高位置まで引き上げましたら、こうしてウォールフックに8の字に結び留めます。
 ロープはテンションが掛かっているときも、基本的にはこのように8の字にウォールフックに巻き付けます。

 今はちょっと頼りなく感じますが、テンションの掛かった状態のときは、フックに掛かるロープの長さはこの倍くらいになり、摩擦量も増えますので全然心配ありません。
 これがその一つ目のシングルプーリーのズームアップ画像です。

 メーカーすらも判らない安価なパーツでしたが、この程度の荷重であれば充分に耐えられるだろうと考えました。

 ダイヤロープも単価51円の安価なモノです。笑