9月27日←
 ひたすら集中しながらの面取りも、これだけ長いと実にしんどい作業だと思います。


 もう一息です!
 はつりの作業が無事終了しました。
⇒9月30日
 急造とはいえこんなに立派な壁ですから、たぶん大丈夫でしょう!
 そしてこれが完成した台風対策の急造壁です。
 突貫作業で製作した壁を全員で入り口に立て掛けました。

 ところが、コンパネを角材に固定した木ねじの長さが充分でなかったために、全体の重量で固定したはずのネジが抜けてしまいそうになりました。

 そこでさらに長い木ねじを準備して、表側から垂木を補強材としてブルーシートの上からネジ止めしました。
 これは日中に左官屋さんが置いていった道具一式です。 
 まず最初にブルーシートを内側からホチキスで入り口の鴨井と柱に広げて固定しました。

 もちろん防水のためです。
 ご本人もこれほど大変だとは当初思っていなかったそうで、本当にお疲れ様でした。


 ありがとうございました!!
 面取りの面が墨付けのラインに沿って、まっすぐに伸びています。

 磨かれた面が、ちょっと大理石のように見えます。
 後もう少しです。


 頑張れ!!!!
 やっとここまで作業が進みました。
 反対側も入り口端のカットを行います。
 カットの深さは入り口の掃きだしの型枠跡の高さに合わせて、大体3p以上ということです。
 やっと長い直線がカット出来ました。
 カットする深さもできる限り均一にしなければなりません。

 また、カットラインが歪んだりしないよう集中します。
 集塵機のダクトの出口がどうなっているかというと…



 こうなっていました。
 カッターから出たコンクリートの粉塵が、勢いよく集塵されていくのがよく判ります。
 まず、はつりを実施する部分の墨付けが行われました。







 
2012年9月29日

 本日はお昼過ぎに左官屋さんの依頼ではつりの業者の方がお見えになりました。

 何故ハツリ作業が必要になったかというと、基礎施工当初ガレージ入り口の床面は、シャッターケースを外付けにすることを前提にしていましたが、その後シャッターケースは内付けに変更しました。

 そのためにシャッター扉の閉じ位置が、当初より大幅に内側になるため、ガレージ入り口床面をそれに合わせて造作する必要が出てきた訳です。


 また、左官屋さんが、明日実施する屋内引き戸アルミサッシの下の床コンクリート打ち込みのための道具一式を置きに来られました。
 いよいよ作業終了です。


 気がつくと辺りは夕闇に包まれていました。
 面取り作業が終了して、再びはつり機で入り口掃きだしの型枠跡を全て削り取っていきました。

 犬走りを施工するときに、コンクリートの繋がりをよくするためだと思います。
 次々としたたり落ちる汗が、本当に作業の大変さを物語っています。
 基礎コンクリートを打ち込んでから、既に2ヶ月近く経っているので、コンクリートも最高強度に達しています。

 かなり堅くて大変そうです。
 基礎の立ち上がりに沿ってカットしています。
 早速コンクリートをカットする作業に取り掛かりました。
 あとは、明日以降台風が通り過ぎるまで無事を祈るだけです。





 つづきはコチラ
 外側はこうなっています。
 大工さんはやや心配そうでしたが、相当頑丈に製作しましたので、大丈夫だと思います。


 お二人とも、いろいろお世話になり本当にありがとうございました。 
 それから充分な長さの木ねじで、鴨井と柱に簡易壁の縁をしっかり固定していきました。

 さらに内側からも垂木で補強しました。
 高さは少し足りないので、コンパネを付け足します。


 なんとありがいことに、お仕事が終わったはつり屋さんも協力してくださいました。
 コンパネ5枚を横に並べて繋ぐと、横幅としては充分な寸法です。
 とにかくコンパネを繋いで1枚の大きな壁を作ります。
 そしてコンパネと角材を組み合わせて、木ねじを使って一枚の壁にしていきます。
 対策の概要はこうです。

 コンパネを木ねじで、繋ぎの角材に固定して入り口よりやや大きな面積の一枚の簡易の壁を作り、それを入り口の柱と鴨井に木ねじで固定するというものです。
 午後5時半を過ぎた頃に、二人の大工さんがやって来ました。


 実に頼りになるお二人です。


 何故こんな時刻に見えたかというと、台風の接近に備えるためです。


 昨日の段階で天気予報では、台風17号が東海地方に接近してくるのは間違いなさそうでしたので、こうして対策を用意して来てくれたわけです。
 いよいよ長かった作業も終わりに近づいてきました。
 カッター面に角度をつけて、削っていくわけですが、これもなかなか微妙な作業で、時間も神経も使います。
 ところがまだ作業は残っていました。


 カットしてはつった掃きだしの縁を、カッターで面取りする作業です。


 何故最初に墨付けのラインが2本なのか、ここで解りました。
 正直はつり作業がこれほど大変なものだとは、これを見るまで思っていませんでした。

 変更したのは私ですので、申し訳ないという気持ちになりました。

 それをいやな顔ひとつしないで、二つ返事で引き受けていただいて、本当にありがたいと思いました。
 はつり機で出来るだけコンクリート面を平らに整形します。
 カッターを使ってはつったコンクリート面を少し均しました。
 時々このようにカッターでカットの深さを微修正します。
 とにかくこの作業は、ひたすら忍耐と体力勝負です。

 しかし、ミスは許されません。


 大変です!!
 まずこちら側の隅をはつりました。
 続いてはつり機の出番です。
 とりあえずこれではつりを行う輪郭が出来ました。
 こちらも立ち上がりに沿ってカットラインを入れました。
 入り口のラインもカットしました。


 これで、こちら側のカットは終了です。
 カットがはみ出さないように、細心の注意を払います。
 はつりの両端部分のカットです。
 やっとここまで来ました。
 黙々と作業が続きます。
 なにしろ少しづつしかカット出来ませんので、ひたすらジッと我慢しながら集中して作業するしかありません。

 なかなか根気のいる作業です。
 時々カッターの方向を180度変えて、カットラインを確認しながら作業を進めていました。
 墨付けたラインに沿って、少しづつ慎重にカッターを進めていきます。
 そしてスグに目を引いたのは、この巨大なジャバラのダクトホースが付いた集塵機です。

 特にコンクリートカッターで切れ目を入れるときには、非常に細かいコンクリートの粉塵が出ますので、それを掃除機のように吸い込みます。