これはモータードライブの部分を拡大した画像です。

 見たところこのコグトベルトもモーター、ドリルチャックも一般的な市販品ではないかと考えられます。

 もし補修用として手に入るものならばと、万が一のときを考えてまた暇なときに調べてみようと思います。

 いずれにしましてもこれで、今後は電動ハンドドリルによる不安定な穴開け作業は不要になります。

 正直に言いますと、このWeytoll小型卓上ボール盤に行き当たる以前には、電動ハンドドリル用の垂直型ドリルスタンドも物色していました。

 結局は精度の問題があって止めました。


 そしてこのWeytoll 小型卓上ボール盤の欠点とも云える、作業台の改良を思いつきまして、早速その作業に取り掛かりました。

 それらの詳細な作業内容は、コチラのページで公開しています。


 さらにコチラのページも追加しました。


 ご覧下さい!





 兎に角この小型卓上ボール盤は、全体的にはとてもよく考えられた構造だと思いました。

 これまでにも卓上ボール盤を購入しようといろいろ物色してきましたが、既製メーカーの卓上ボール盤は、その大きさも含めて大袈裟な造りやデザインのものが多く、本気で購入を考えたことはありませんでした。

 もっともこれまでは、もっぱら手持ち電動ドリルで事足りていまして、垂直精度が問われるような工作シーンには出会わなかったとも云えます。

 しかし今回初めてこのWeytoll(ブランド名?)の小型卓上ボール盤をAmazonで見掛けたとき、これまで見てきた既製の卓上ボール盤とは明らかに違うシンパシーを覚えたのは間違いありません。

 私が日頃から道具(ツール)一般に求めている、機能性とシンプルな構造、そして利便性やコストパフォーマンスなどかなり高い次元で兼ね備えていると判断しましたので、今回このWeytoll小型卓上ボール盤を購入することに決めたわけです。
 これがボール盤の心臓部にあたる駆動モーターと、モーターの回転をドリルに伝えるためのコグドベルトと歯付きプーリーです。

 この部分がモーターの回転をドリルに伝えるための、最終減速比を決定している部分です。

 モーターに関しては、広告コピーによると高温になりにくく長寿命の純銅製コアモーター使用とあります。

 また、厚く硬い鋳鉄製ベースによって、ノイズや振動が軽減されているそうです。

 つまりドリルの芯ブレが少ないということでしょうか。

 いずれにしましても、とても単純で質実剛健な造りだと思いました。
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⑨Weytoll卓上ボール盤
 小型卓上ボール盤の本体とその作業台座、そして付属のドリル回転速度7段階可変スイッチ付き.AC-DC電源アダプターと電源コード、ヘキサゴンレンチ一式とチャックハンドルという内容です。
 本体の後ろ側を見ますと、操作パネルには電源入力用のジャックとON/OFFスイッチしか付いていません。

 これもとてもシンプルで良いと思います。
2021年12月14日

 2週間前にAmazonで注文しておきました、この商品が本日届きました。

 この後に計画していますある木工工作には、是非とも必要だと感じましたので、意を決して購入を決めました。
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⑩Weytoll卓上ボール盤用補助作業台
 そして私が最も気に入っていますのは、この何一つ飾り気の無いモーター剥き出しのメカニカルなデザインです。♪

 口の悪い方ならたぶん高校生の工作程度などと言われてしまいそうですが。笑

 普段の保管時は埃よけにビニール袋でも被せておけば良いですし、こうしてモーター剥き出しなら放熱性も高いだろうと推測できます。

 また万が一コグドベルトの劣化や破損等が発生した場合には、いち早く発見出来て対処が遅れることはまずありませんし、このようなシンプルな構造であるからこそ、保守管理上の余計な心配もなく長く使用出来ると考えています。
 ただしドリルチャックの昇降レバーは、もう少し見栄えや利便性も考えてせめてハンドル部分くらいは、樹脂製のグリップとかを付けて欲しかったです。笑

 まぁそうは云っても、これでも機能的には充分ですけどね。

 また、ドリルチャックはφ1.5㎜φ10㎜まで対応した標準的なものですが、かなり精度の高い品質でしっかりしたものが付いています。

 後は"動画編集に挑戦"のページでも述べていますように、この作業台のスペースでは何と言っても狭すぎると感じました。
 ボール盤本体を細かく観察しました。

 すると本当に必要最小限のパーツで構成されていることが判りました。

 また最大掘削深度は40㎜です。

 つまり上下のドリル可動範囲が4㎝ということ。
 これが中身の全てです。

 もっとも取説が必要になるほど複雑な製品でもありませんし、無くても一見しただけでその内容の殆どが把握出来ます。
 早速梱包を開けると、中にはもう二回り小さいこの段ボール箱が入っておりました。

 見ると何とも見窄らしいというか、とても新品の商品が入っているとは信じがたいものでした。笑

 そしてよく箱に貼られた文字を見ますと、案の定MADE IN CHINAの文字が…

 因みに今は別に中国製品に対して何の偏見も持っていません。

 それどころか、現代では中国製を拒否などしようものなら、私たち日本人の生活そのものが成り立たないとさえ思っています。

 それほど身近なものですし、一昔前のメイドインチャイナとは比べものにならないほどその完成度も高い製品がほとんどです。
 これは本体上部を真上から撮った画像です。

 モーターとドリルの位置関係がとても良く判ります。


 何故か作業台の取り付け角度が曲がっています。笑
 ところが箱を開けたら2度ビックリでした。

 なんと卓上ボール盤本体は、細長いエアーキャップシート(2㍍はあります)の包装でぐるぐる巻きにされて箱に詰めてあります。

 その他には、ドリル回転速度制御を兼ねたAC-DC電源アダプターと電源コード、そして数本のアーレンキとドリルチャックハンドルがビニール袋に入れてありました。

 そして通常はあって当然の取扱説明書はどこにも見当たりませんでした。笑