ちょっと見た目には、下のプロが施工したものと遜色無い出来映えだと思いませんか?
なんて、自画自賛はこの辺りで止めましょうか。
さあ!これで!カスタマイズ第二弾も完成しました。
最短でしっかりと定着しました。
やはり何事も経験ですね♪
この2回目は、大体想定した通りに事が運びました。
かくしてプリント用ステッカーが完成しました。
これが2枚目の成果です。
カスが見事にほとんど無傷で取れました。
こんなこと、粘着性のある普通のカッティングシートでは絶体に不可能です。
2枚目はコツが解りまして、1枚目とは段違いに要領よくスムーズに作業出来ました。
1枚目とは手つきが全く違います。(笑)
このアイロンプリントシートが通常のステッカーで使うカッティングシートと大きく異なるのは、透明フィルムがアプリケーションフィルムと台紙の両方を兼ねていて、プリントシートと一体になっていることです。
つまりカットするときには、この透明フィルムが台紙の役割も務めると同時に、アイロンプレスするときには透明フィルムを表にすればそのまま転写が可能になり、そこに直接アイロンを当ててプリントすることが出来るという具合です。
ただしプリントシートは裏返しにカットする必要があります(カットするときと転写するときで表裏が代わる)ので、必然的にカッティングデータを反転させておくわけです。
アイロンプリント作業には欠かせないシリコンペーパーです。
2016年6月22日
こちらも上記のシートと同時に注文しました。
ただしこちらは取り扱いの関係で、ユーロポートの楽天市場店に注文しましたので、到着も1日遅くなりました。
いつもガレージで作業するときは、普段着でやってましたから、これからは必ず着用しようと思います。
たぶんこれ以上はないと自分でも思えるほど、完成度は高いと思います。
渋谷さんのロゴの上で、これはかなりずうずうしく主張していますね。
ただし、ロゴというよりはむしろ名札のような感じで、それほどうるさくは無いと思います。
だから敢えて左胸なんですけどね。
でももう少し…
ここにこのロゴを持って来たのは大正解でしょう。
背中の大きなCar Care Office とほぼ同じような筆記体のロゴですが、この場所に持って来たことで、ケンカすることもありませんし、大きさも絶妙だと思います。
さらに云えば、襟を立てなければほとんど見えることがありませんので、逆にそこが憎い演出で、私は渋いと思っているのですがどうでしょう?
アイロンの設定温度を混紡ギリギリの温度まで高めて、プレスの圧力と時間も目一杯掛けて実施しました。
見えているシリコンペーパーは仕上げのではなく、スグ下にある渋谷さんのネームのデザインロゴマークに、アイロン面が間違って当たらないようにマスキングしているだけです。
2枚目はココです。
1枚目の反省を含めて、出来るだけ思い切って出来ればせいぜい2、3回のトライで成功させたいと考えました。
次はいよいよアイロンプリントです。
場所はここに決めていました。
これも1枚目はかなり手こずりました。
なぜなら、最初一応目安のアイロン設定温度とか、プレスの時間(キッチンタイマーも用意して)とか頭では分かっていましたが、思い通りにはなかなかいかなくて、最初は何度繰り返しても剥がれてしまいました。
そのうち、アイロン温度をやや高めにセットしたり、アイロン台をワッペンのときに行ったコンパネ端切れとハンカチの台に取り替えたり、プレスの時間を増やしたり、圧力を強くしたりして最後はなんとか剥がれずに定着させることが出来ました。
つまり透明フィルムを剥がすことが出来ました。
しかし、裏から当てたコンパネの台の跡が、かなりくっきり残ってしまってます。
いかにも悪戦苦闘したのがよく分かります。(笑)
ただツナギの生地が綿とアクリルの混紡なので、注意していないとアクリルが溶け出す恐れもありました。
実際これは本当にギリギリでしょうね。(汗)
アイロンが比較的高性能なスチームアイロンだったのが良かったのかも…??
カス取りは最初勝手が分からず、慎重にやりすぎてかえって手間取りました。
例えば、台紙の透明フィルムとシートの厚みの比が判らず、またどの程度粘着性があるのかも判りませんでしたので、シートの縁を捲るときや剥がすときに、カッティングシートのときの要領で行ったら、シートが薄い分力が入りすぎて、シートを破りそうになってしまいました。
2016年7月4日
本日、ツナギにアイロンプリントを実施しました。
カッティングデータは、このようにCutStudioのミラー機能を使ってデータを反転させておきます。
使用したカッティングデータは、以前作成した私のウェブサイトのURLをデザインしたものと、新規に少しバーションの異なるフォントで作成したオリジナルRA-R SUZUKAロゴの2種類です。
ツナギのどこに貼るかを想定した上で、サイズを決定しています。
実際に使用するステッカーは各1枚ですが、予備にもうワンセットカッティングすることにしました。
艶消しラバーシート ウルトラ シルク
ホワイト 200o × 500o
一番小さいロットで購入しましたが、結構お高いですね。
2016年6月21日
本日注文しましたユーロポートからコレが届きました。
これで楽しみがまたひとつ増えました♪
これ以上の場所と云えば、後は胸ポケットのフラップがあります。
しかし、実際ここは裏にベルクロテープが貼り付けてありますので、プレスの圧を掛けられないと判断しまして、断念せざるを得ませんでした。
こちらは私も今回初めて使用したフォントですので、とても新鮮です。
続いてその後、シリコンペーパーを上から当てて、仕上げのプレスを行って無事に作業が終わりました。
それでも何とか失敗することなく、最後までカス取りが出来ました。
今回シートの厚み(60ミクロン)が、いつものカッティングシートの厚み(80ミクロンから100ミクロン)より薄いので、カッターの刃先量を調整しようかと迷いましたが、面倒くさいのでいつものままカットを実行しました。
結果は特に問題ありませんでした。
カットが終了したら、各ステッカーごとに切り分けました。