2015年11月11日

 本日コレが到着しました。
 とどのつまり、今すぐ必要なわけではありません。


 いずれは使うつもりですが…
 右がそのオリジナルプラグ交換ツールです。


 左はそれとセットで販売されている、Snap-onFXI 3/8スクエアドライブエクステンションです。


 プラグ交換ツールのヘッドは、HEX12o/H10o弱と狭いエンジンルーム内でとても扱いやすく設計されています。

 因みに多くのディーラーメカニックや、ショップでも使用されているそうです。
 このようにしっかりと梱包されていました。
 注文先は和歌山のGarageNOBです。


 この11月8日にGarageNOBのオフィシャルサイトより、メールの注文フォームにて注文しました。

 当初、直接注文しようとGarageNOBの坂下さんにお電話しましたら、発送時の手違い等を防止するために、メールで注文して欲しいということでした。


 その後返信メールの振込先に、翌日入金を済ませました
EGarageNOBオリジナル プラグ交換ツール
 事実、工具というのは作業中に急遽必要になってその都度購入するか、使用を予感したときに余裕があれば購入しておくかのどちらかでしょう。

 私は昔からそうやってきました。


 しかし、これだけは是非持っておきたいという工具や機具があることは確かです。

 今回購入したツールはその一つです。


 ところが実際には、本当に欲しくて購入したのに、ほとんど使わずにお蔵入りしたままの工具もあれば、ただ間に合わせのように購入した工具が案外重宝したりするものです。

 例えば、ずーっと愛用している万力がそうです。

 確か最初は、万力くらいあった方がいいだろうと、どこかのホームセンターで一番小さいヤツを購入して、古いガレージ(今はありません)の時から使ってきましたが、現在も立派にガレージの備品として実に重宝しています。

 もっと大きな万力の方がいいかもと買い換えを考えた時期もありましたが、今では逆にその小ささがありがたいと思うことの方が多いです。


 一方プーラーなどは、相次いで3種類も購入(何故かプロっぽいそのフォルムが気に入ったのだと思います)しておきながら、その中のひとつですらちょっと使用した程度でした。(笑)

 確かステアリングホイールを交換するときに、ステアリングシャフトのスブラインにしっかりと嵌め込まれたボスや純正ステアリングを、抜き取るために数回使用した程度だったと思います。

 それ以外にはさしたる使い道も無く、結局お蔵入りしてしまいました。
 まあ、単に揃えておきたかっただけです。(笑)
 たとえ交換しなくても、プラグを点検するだけでもいいんです。



 実際にやるかどうかは別にしても、これで単なる想像ではなく、いつでも現実に実施出来るという選択肢があるのがイイですね。
 それにしても、こうして眺めているだけでも、頬が緩みっぱなしです♪


 こうなったら早くスパークプラグの交換をしたいものですねー♪
 まだ実際に使用していない私は、なんともコメントできませんので、坂下さんのブログより製作談を以下に掲載します。

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 自分自身が欲しくて製作したツール

 こだわってスナップオンのFXIとセットで販売させていただきました。

 スバル・フラットエンジンのプラグ交換を少しでも楽(笑)にと、いくつか試作して、実際にプラグ交換して寸法だしをしました。(結構大変だったなぁ〜)

 青いプランジャボールもFXIより小さくしたので狭い空間での脱着も楽になりました。
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 とのことです。

 このように坂下さんの工具に対する拘りも、並々ならぬものを感じますね。

 流石!!
 到着の順序が逆になってしまいましたが、この昨日届いたneProsのプラグレンチは、GarageNOBオリジナルプラグ交換ツールを注文した後に、コンビネーションを考えて注文したものです。

 なかなか豪華なコンビでしょう♪


 これでも昔から工具についても、結構拘りがありました。

 それが証拠に、過去に購入した工具の中にも拘りを感じさせるものは少なくありません。

 例えば、いつも使っているSnap-onのラチェットハンドルなどは35年前に住吉のウエストレーシングで購入したものですし…

 それこそまだSnap-onが日本に上陸して間も無いころですよ。
 ご承知のように、EJ20エンジンは水平対向のために、シリンダーヘッド・ロッカーカバー上(横?)のクリアランスが非常に少ないため、通常のプラグレンチなどは使用出来ません。


 そこで水平対向エンジンのスパークプラグを着脱するために、作業スペースを考えて試行錯誤の末にGarageNOB坂下さんが考案・製作されたツールがこれです。
 注文していたものは、GarageNOBオリジナルの、スパークプラグを脱着するために使用する専用ツールです。
 これが今でも愛用している
Snap-onのラチェットハンドルです。
 未だに錆一つありません。
 ディープソケットと長い方のエクステンションバーは、かなり後になって追加しました。
 そうしてちりも積もれば山とでも申しましょうか、いつかは立派なコレクションになっていくことでしょうね。(笑)


 ご期待下さいませ!



 そういえば明日から愛車RA-Rの4度目の車検です。

 もちろん、三重スバル四日市で実施します。
 そりゃー予算に余裕さえあれば、立派なキャビネットにブランドもののツールセットやSSTを一式揃えたいものですが、私には絶対にムリです。

 ただ昔から、ツールセットや工具専用キャビネットが絶対に必要な物だとは思いませんでした。

 何故なら、本格的な整備を全てDIYで行う訳でもありませんので、たとえ一通り工具が揃っていたとしても、たぶんほとんど使わずただのお飾りになるからです。

 ですから基本的には、最低限必要な工具があればいい訳ですし、その都度必要に応じて気長にボチボチと買いそろえていくのがベストだと今でもそう考えています。

 実際にこれまでそうやってきて、不都合を感じたことは一度もありませんでした。

 ただしこれまで自分が使う工具には、間に合わせのいい加減な代物ではなく、しっかりと用途に耐え、パーツを破損する事の無い安全で信頼性が高くて扱いやすい、そして長期の使用に耐える工具を選択してきたつもりです。

 つまり、拘りの無い妥協した工具はなるべく使いたくないということです。

 さらに付け加えると、クルマのパーツに拘りを持つなら、それらパーツの着脱や整備に使用する工具にも、それなりの拘りが絶対に必要だと思うからです。