2018年4月21日

 本日は予てから注文していた、R2のリアハッチのダンパーを新品交換するために、三重スバル鈴鹿店を訪れました。

 ダンパーのヘタリが急に酷くなり、その機能が完全に無くなってしまった当初は、ダンパー単体を購入してDIYで取付を考えましたが、後々のケアを考えて今回はDラーで作業していただくことにしました。
 早速ハッチを固定するために、スタンドを準備しました。


 つまり、ダンパーが全く機能していませんので、こうしてハッチを開けた状態で固定しないと作業出来ません。






 
 ダンパーのハッチ側はピボット部分のボルト(2コ)を取り外すだけですので、簡単でした。

 さて、ボディ側のピボットをどうやって取り外すか?

 メカニックさんはしばし困惑。
 入荷した新品ダンパーを見ると、何故かボディ側のピボットが付いていません。
 メカニックさんが思案に暮れていましたので、ダンパーのピボットに接続するピロボール風のハウジング構造から、簡単にピボットから抜き取れるのではないかと、私が非常に無責任な提案をしてしまいました。
 ところがバール等をあてがったりして何とか抜き取ろうと抉ったりしましたが、一向にビクともしませんでした。

 そこで取りあえずピボットごとダンパーを取り外すことにしました。

 ウェザーストリップを部分的に剥がして、隙間からスパナを差し込んで、ボディ側のピボットもどうにか取り外すことが出来ました。
 その後、工場内に持ち込んでダンパーをピボットから抜き取ろうと万力にピボットを固定して、悪戦苦闘しますがどうやっても抜ける気配はありません。

 そうこうしていると先輩メカの方がやって見えて、そんなやり方は見たことが無いと仰って、倉庫の方に何やら探しに行かれました。

 しばらくするとコレを持って戻られました。
 それがスローシャッターで画像がブレてしまってますが、紛れもない例のピボット部分です。

 なるほど、ちゃんとセットで納品されていたのですね。(笑)
 そうと判れば、話は簡単です。

 早速ボディ側のピボットを単体で所定ヶ所に締め付け固定しました。

 そして、ダンパーのピロボール風ハウジングをピボットに嵌め込むのは、特に力を入れなくても簡単に嵌め込めました。

 よくよく考えてみれば、これは当たり前ですよね。

 そんな簡単に抜き取れるような構造なら、実際に危なくってハッチの開閉動作など出来ません。笑

 つまりこういうことだったのです。
 ハッチ側のピボットの固定は、取り外した時と逆に2コのボルトで固定するだけですから何の問題もありません。
 コチラのボディ側のピボットも同様に取り付けました。
 ハッチ側の固定も同様です。
 それにしても今回の作業は、新人のメカさんであったことに加えて、私が素人考えで余計なアドバイスをしたために、肝心の新品パーツに付属パーツ(ボディ側ピボット)があることを見落としてしまったのが、作業に手間取った大きな原因でした。

 また、新人メカさんがこの作業を過去に経験していなかったこともありました。

 何事も経験ですね。

 これで次回からは、この新人メカの方も迷うこと無く作業出来ることと思います。

 そして、私は次回はDIY出来ます♪
 無事に作業が終了しました。

 因みにこのダンパーがないと、ハッチはかなりの重量物ですので、男の私でも支えるのが大変でとても使い勝手が悪く、まして家内のような女手では扱いにはさぞ苦労したことでしょう。

 浅野店長にこのダンパーの寿命について伺いましたが、使用条件や頻度によってまちまちではないかというご返答でした。

 つまり家内のように仕事でも頻繁にリアゲートを使用するような環境では、ダンパーの消耗(ガス抜け)も早いのだと納得しました。

 まあ、次回からは約5,000円ほど工賃の節約は出来るでしょうが♪
 そして今回は汚れがあまりにも酷かったので、この場で洗車をお願いしていました。
 さて!綺麗になりました♪