明日の予選/決勝レースは、どうか無事にエンジンが掛かりますように!!!
フリー走行が終わって、本人に調子尋ねたところコースのラップタイムもそこそこ出ていましたし、まだまだペースも上げられそうなので、まずは一安心といったところでした。
その後テントに戻ると、カート専門誌にプロフィールと写真を掲載するための、個人写真の撮影がありました。
健人君が雑誌に載るのね!!(流石は全国大会!)
これは是非とも買わなくては…!
この後、選手登録の手続きと、車検のためになると改さんと健人君は別行動しました。
私は車検のお手伝いのために、なると改さんに同行しました。(この時、レインタイヤも一式持っていきました)
駐車場の真ん中の西の端で車検が実施されているのですが、そこから東の端まで車検を受けるカートで行列が出来ていました。
そろそろ自分たちの順番が近づいてきたときに、レース用タイヤの引き替え券が必要なことに気がつきました。
健人君の選手登録が済まないと、タイヤの引き替え券が貰えないので、行列の脇に避けてひたすら健人君を待つことに…
程なくして、健人君がタイヤ引き替え券を持って駆けつけました。
そして、列に戻ってレース用新品タイヤを受け取り、カートの車検を受けて無事に全ての手続きが終了しました。
その後カートをテントに戻して、私は昼食を摂りに行きました。
当初、サーキットを出て、前の通り沿いにあるコンビニまで行くつもりでしたが(徒歩だとかなり遠い)、途中、パドックに面した道の反対側にココ壱番屋の屋台が出ていましたので、そこでウインナートッピングのカレーライスを注文して、屋台の前に出ているテーブルで昼食を済ませることが出来ました。
緊張をほぐすため、「ハイ!ポーズ!」
午前中のフリー走行のスタートが近づいてきました。
健人君のおニューのレーシングスーツは、結構オーバーサイズでした。
また本日は、SUBARU WEB COMMUNITYのお友達のkenさんや青スポさんご夫婦も応援にいらっしゃいました。
青スポさんご夫婦は、かわいいお子ちゃま連れでした♪
まず、オイルを必要分だけ混合燃料用ポリタンクに注入します。
エンジンをスタートして、フリー走行の開始です。
この時は、なんとか無事にエンジンが掛かりました。
ちょっと緊張気味!?
タイヤの空気圧をチェックします。
このとき、タイヤは自前で新品を用意されていました。
何故ならば、今日の午後からのタイムトライアルでは、主催者側が準備した新品タイヤで走らなければなりません。
そこで、新品タイヤが一皮剥けてタイムアタックが何週目から可能になるのかなど、この新品タイヤを履いて午前中フリー走行を行うことで、タイムトライアルでのタイヤや路面など大凡のコンディションが把握出来るからです。
なるほど!いろいろなノウハウがあるのですねー。
充分混ぜた混合燃料を、カートの燃料タンクに注入しました。
この時既にカートの組立は終わっており、後はエンジンなどの調整をするだけになっていました。
いざスタートしてみると、エンジンが上手く掛かりません。
何度かクランキングを試した後、どうやらプラグがかぶったようなので、一度プラグを抜き取ってチェックしました。
その後プラグを戻して、再びエンジンをスタートすると何とか掛かりました。
この時、スターターから若干異音が聞こえていました。
エンジンスタートもどちらかといえば、スムーズではありませんでした。
後から思えば、この時既に兆候があったのです。
2014年11月15日
実は12日に
なると改さんから、
みんカラの
メッセージで
14日(金)の晩に我が家に宿泊出来ないか、打診がありました。
しかし、私は実母が10月16日に他界し、49日の法要もまだということで、お泊め出来る部屋もないので、残念ながらお断りさせていただきました。
代わりに義姉の職場の「
ホテルキャッスルイン玉垣」の予約状況を確認したところ、幸いにもキャンセルがありましたので
予約させていただきました。
実は
なると改さんには、このホテルは以前にも一度、お世話をしてご予約させていただいたことがありました。
そして、前日
14日の
午後9時半ごろに、我が家に立ち寄られた後、早めにホテルまでお送りしました。
明けて
15日の早朝、
午前5:30にホテルにお迎えに行き、そこから
鈴鹿サーキット南コースまでご一緒しました。
前日
築山さんから、午前6:00ごろより前にエントラントと一緒に入場すれば、入場料はたぶんいらないとお聞きしていましたので、この時間に
なると改さん父子とご一緒することにしました。
到着すると、既に奥の駐車場は全て場所取りされていて、事実上満車状態でした。
(実際、場所取りには腹を立てている方も見えたようですが)
そこで駐車場のさらに奥の坂を登った臨時駐車場に愛車を駐車しました。
まだ日が昇る前でした。
タイムトライアルを終えてテントに戻ると、早速エンジンのミッションケースのカバーを外して、どうやら故障っぽいスターター本体を取り外しました。
他は調べても特に異常はありませんでした。
取り外したスターター本体をカートコゾウの築山さんに診て貰うと、どうやらモーター内部の故障らしいことがわかり、その場で修理のために預かっていただくことになりました。
エンジン本体は既に車検を受けていますので、交換することは出来ませんが、スターターモーターの交換だけなら問題ありませんので、持参してきたスペアのエンジンからスターターモーターを取り外して移植することにしました。
お隣さんにお借りしたバッテリーは、引き続きお借りしました。
また不調だったエンジンは、キャブレターの燃料供給のバルブを絞って微調整しました。
一時はどうなることかと本当にヒヤヒヤものでしたが、これで明日のチャレンジも何とかなりそうです♪
暗くなるまでエンジンにスターターモーターを取り付ける作業を実施して、なると改さん父子とお別れしました。
この日は、エントラントのみなさんは前夜祭があるそうで、なると改さん父子はこの後、前夜祭の会場に向かわれました。
私は、明日は無事にエンジンが掛かることを祈りつつ帰宅の途に就きました。
ところが走り出すと、午前中のフリーー走行とは打って変わって、あまりエンジンの調子が良くありませんでした。
コーナーからの立ち上がりでもたつき、ストレートスピードもイマイチでタイムが全然伸びません!!
タイムトライアルが終了してから、健人君にお父ちゃんがエンジンの調子を聞くと、どうやら燃料が濃すぎてカブリぎみだったことが判りました。
結果は出走20台の内、16番のタイムでした。
後から、健人君よりも上位の一人が、ペナルティで最後尾からのスタートとなりまして、翌日の予選レースは15番グリッドからのスタートとなりました。
その後、カート(選手共)の計量を済ませて、装着しているタイヤホイールを外して主催者のパドックに保管しました。(ちゃんと私が工具とホイールフォルダーを持って来ていました)
カートの本体は、テントまで持って帰りました。
コースに着くと、既にこのクラスのタイムトライアルは始まっていました。
慌ててピットレーン脇で外掛けスターターでエンジンを掛け、外してあったサイドカウルを取り付けて(カウルが邪魔して外掛けスターターがセット出来ない)、なんとかスタート出来ました。
一時はどうなることかとヒヤヒヤしましたが、素晴らしいお隣さんのサポートによって、無事出走出来たのは本当にラッキーでした。
お隣さんに心から感謝します!!
それにしても常連の方はいろいろ準備されているんですねー!つくづく感心しました。
それからテントに戻って、午後のタイムトライアルは3時からですので、しばらくまったりとしておりました。
その後、そろそろタイムトライアルのスタートが近づいてきましたので、試しにエンジンを掛けてみると、あろうことか全然掛かりません。
午前中行ったように、一旦プラグを外してカブリをチェックしても、一向にエンジンが掛かりません。
バッテリーの容量が原因かもしれないということで、お隣のテントの方に充電済みのバッテリーをお借りして、付け替えてもダメ!
刻々とスタート時刻が迫ってきます。
仕方が無いと、見かねてお隣の方が外掛けのスターターでエンジンをスタートさせると掛かりましたので、そのまま一旦エンジンを切って、出走時に同じ方法でスタートするしかないということで、あわててコースに向かいました。
走りを見た限りでは、エンジンの調子も健人君も状態はとても良い感じでした。
この日のために、これまでで一番調子が良くてパワーの出ていたエンジンを搭載したそうです。
確かに、この時までは順調でした。
なにしろ一週間前にここで練習したときは、ほぼ1日中雨でしたので、ドライの南コースを走るのはこれが初めてです。
このようにお天気にも恵まれました。
これが、いつも愛車のスナップを撮影するために訪れていた駐車場だとは思えません。
これほどのテントとクルマに溢れたこの駐車場を見るのは、これが初めてでした。
とりあえずエンジンも掛かって、後はスタートを待つだけになりました。
その後、ガソリンをポリタンクに必要量入れてからポリタンクの中で撹拌し、混合燃料を作ります。
パドック内のShell でガソリン(ハイオク)を購入し、車検時に提出する書類に添付する証明シールをいただいて、テントに戻りました。
早速、カート用の混合燃料を作りました。(エンジンはYAMAHAの2サイクル単気筒)
一番目指して頑張るぞー!とポーズ。
この後7:00から、私は国際レーシングコースのパドックまで行きまして、安全タンクにレース用ガソリンを20L購入してきました。
クランプリコース入り口で係りの方から、クルマの走行には充分注意するよう云われました。
何故かというと、この日、国際レーシングコースでは自転車競技の大会が催されていたので、早朝から競技参加者を来る途中の道路の至る所で見かけました。
グランプリコースのパドックの通路でも、多くの自転車を見かけたのですが、どうやらこの構内で自転車とクルマが接触事故を起こしたらしいのです。
駐車場の一番南側の一角に「Kartkozo Racing」のテント村がありました。
その中のひとつが、なると改さん父子専用になっていました。
早速、カートにエンジンを搭載したり、カウルを取付たりと組み立て作業が始まりました。