2014年9月14日

 この日、新型WRXに試乗するため、三重スバル鈴鹿店を訪れました。

 ここは自宅から歩いても10分と掛からない近場ですので、手っ取り早く試乗するのにはうってつけなのです。
 走り出してすぐに気がついたのは、やはり以前試乗したLEVORGとよく似ているということでした。

 またこのS4 GT EyeSight は、スポーティな硬めの足回りですが、少しゴツゴツとした印象でした。

 GT-SBILSTEINの足なら、もう少ししなやかなフィーリングになるのかな…

 実際にスラローム走行などは試していませんので、どの程度のコーナリング性能なのかは不明でしたが、LEVORGよりもさらに軽快に仕上がっていそうです。

 以前BR LEGACYLEVORGを試乗をしてきましたので、FA20 DITの動力性能は大体分かっていましたが、CVTはこのS4の方がよりスポーティな仕上がりになっていました。

 特にS#マニュアルモードにすると、かなりダイレクトMTに近い走りも可能です。

 しかしそこは賢いCVTですので、不用意にエンジン回転数を上げると勝手にシフトアップしてしまいます。

 おおよそ4,000回転がシフトアップポイントになっているようで、これは任意に変更出来ません。

 言い換えれば、それ以上は回さないで…ということでしょうね。

 トルクのフラットな領域においては、自由に変速が可能ですし、これはこれで効率重視の理想的なセッティングだと云えなくもありません。

 しかし、MTに乗り慣れた私には全然面白くありません…

 もっともこういうおクルマに乗られる方にとっては、これは最良のセッティングなのでしょう。

 つまりA-Lineの後継モデルだということです。


 ステアリング・フィールは剛性感があり好みのフィーリングです。

 兎に角、先代のGVBと比較して、どっしりとした安定感もあり、旋回時には軽快かつリニアなハンドリングは、このシリーズの一番の美点だと思います。

 シャーシ性能は、走り出すとスグに車体剛性の高さが肌で感じられるほど、タイトで上質な仕上がりになっています。



 本当に短い試乗でしたが、その実力の一旦は垣間見ることが出来ました。


 いずれ近いうちに、今度は四日市店津店にてSTIに試乗したいと考えています。
 試乗車はWRX S4 GT EyeSight です。
 そこで、このS4に試乗しました。
 本当はSTIに試乗したかったのですが、残念ながら鈴鹿店にはS4の試乗車しかありませんでした。