取り外したエアフローセンサーの配線カプラーを元に戻します。
エンジンルーム壁側のレゾネーターの出口をロアーケースのエアーインテーク穴に差し込み、同時に壁のグロメットの穴にケース側の突起も差し込んで、ロアーケースの位置決めをした後、ボルトで2箇所、床部にケースの脚をしっかりと固定します。
外したときと逆の手順で、まず新品のロアーケースの脚部にクッションを取り付けます。
2014年6月4日
ブローバイガスホースの新品交換を実施したこの日、シリンダーヘッド右バンクのホースを外すために、エアクリーナーケースのアッパーケースを取り外した時、このようにアッパーケースの爪を引っ掛けるためのロアーケースのポケット部分が欠けていることに気がつきました。
いつからこうなっていたのかは不明です。
この後エンジンを始動して不具合がないか確かめてから、実際に慣らし走行してさらに入念にチェックしました。
特に問題はありませんでした。
最後に緩めていたインテークパイプのクランプをしっかりと締め込んで作業が終了しました。
アッパーケースをしっかり取り付けます。
このとき先の反省から、アッパーケースの奥の2箇所の爪が、ロアーケースのポケットに確実に収まるよう充分に注意して作業しました。
兎に角今回は、このような取付作業のときには、あまり乱暴に取り扱わない方がいいということが良く判りました。
続いてエアーエレメントをしっかり嵌め込んで…
これでロアーケースの取付が完了しました。
この時再度、エアーインテーク部のブーツと、レゾネーターの出口側のパイプがしっかり密着していることを確認しました。
スペーサーを押し込んで…
もう一方の脚部にも同様にクッションを取り付けました。
続いてスペーサーをクッションを上から面一のところまで押し込みます。
当然これらのパーツは再利用しますので、簡単に汚れ等を拭いておきます。
因みにクッションには上下があります。
画像の左側のものが正立で右が倒立です。
クッション…
こちら側のスペーサーも取り外します。
続いてクッション(品番:46022)も取り外します。
かなり柔軟なゴム製なので簡単に取り外せました。
取り外したロアーケースの脚から、スペーサー(品番:46083)を抜き取りました。
ボルト留めは2箇所です。
このように、長めのエクステンションバーがあった方が作業は楽です。
続いてエアーエレメントを取り外し、ロアーケースの脚を床に固定しているM12フランジボルトを緩めて抜き取ります。
早速交換作業に取り掛かりました。
まずウォータータンクの配管をケース上部のクリップから取り外し、インテークパイプのクランプを緩めて、エアーフローセンサーの配線カプラーのソケットを外し、エアークリーナーのアッパーケースを外します。
このポケット部分が破損しました。
見るからに頑丈そうな造りですが、アッパーケースを装着するときに、爪がポケットの奥までしっかり咬み合うように、アッパーケースの上から叩いたりして、かなり乱暴な取り付け方をすることが多かったのですが、たぶんそれが破損の原因になったのだと思います。
エンジンルーム床部への2箇所のボルト留め用ステーが見えます。
この方が本体固定用の突起がよく判ります。
右側から…
エンジンルーム右側、隔壁から突きだしているレゾネーターの出口が収まるエアーインテークの穴と、隔壁のグロメットに差し込んでケース本体を固定するための突起が見えます。
エアーインテーク穴の周囲には、柔軟なラバー製のブーツがセットされています。
因みにケース本体は逆さまです。
純正エアクリーナーロアーケースです。
後側…
2014年6月7日
本日は午後から、注文しておいた純正パーツを、三重スバル四日市店に取りに行ってきました。
AIR CLNR COMPL LW
部品番号:46051AE000
スバルカード会員割引5%引きの消費税込みで、\7,921と結構なお値段でした。
取りあえずかなり強力に接着出来たと思いましたが、カバーを嵌めようとしたら呆気なく剥がれてしまいました。
仕方が無いので諦めて、もう一方の爪だけが掛かった状態でカバーを取り付けました。
しかしこのままでは吸気がリークする可能性がありますし、エアフローセンサー手前なので2次吸気にはなりませんが、やはり放置してはおけませんので、翌日三重スバル四日市店に電話でパーツの注文をしたところ、ありがたいことにスグに在庫が確認出来ました。
土曜日には用意出来るというご返事をいただきました。
たまたまこうして欠けた部分が見つかりましたので、プラスチック用の速乾性ボンドで接着を試みました。